倭人語のすすめ

倭人の言葉が残されていた。古事記の神々の多くは、秘文とされた文書を基にしていた。一音一義の倭人語を解き明かしたいと思う。

弓前文書 第3章第2節

2021-12-17 10:09:58 | 弓前文書(神文)
3200霊゜実増放゜活保堅集゛ピミマペルトコヂュ piu miu mau pai ru to ko jiu
①現実その裏に潜む意志の力は、現実が積み上がって行くうちに、意志は薄れ、力を失い、現実は永久の風化物となる 。
②第3章第2節 エントロピー(罪穢れの蓄積)の法則。(ひふみの原語)。注)原書ではそれぞれ第二の法則、有限集゛の法則、風化物の法則、有限の法則と様々に法則の名前が書かれているが同じ意味。
③一つの系において物質が増加するならば、その持つ自由エネルギーは減少して行く。最後は無秩序な物質の集まりとなる。つまり、現象というものは必ず消滅する。
霊゜実(現象の持つ潜在力) 霊゜(自然の意志)実(物の本質)
増放゜活(物質が増せば意志の力が減る。現象の継続とともに潜在力は減って行く。エネルギー恒存の法則。) 増(増加する)放゜(力は消費されて行く)活(現在形の終動詞)
保堅集゛(垢が潜在力の中から生まれて来る。エントロピーの法則。) 
保堅(永久) 保(蓄えられている意志と力)堅(変わらない)
集゛(物質の無秩序な群がり。わが身の過去一切。すべて人間を始め如何なる自然条件にあっても、エネルギーが出入りすると必ず垢が溜ってくる。自分の作り出したものが集゛であり、他人の作り出した集゛を汚れという。)


3201結霊゜震゜実ユピプミ you piu pu miu
①あるきっかけで自然力は意志として活動して現実の種となった。
②例によって力は発動しことものとして
結(縁が出来た)
霊゜(自然の意志と力)
震゜(発動する)
実(物質)


3202因積醸成ヨツムナ you tu mu na
①定められた因縁に従って発芽増殖分化して雛形となった。
②定めの通り積み上がりどんどん変わりつつ一つの型が出来た。
因(定められた通り)
積(積み上げる)
醸(目にはよく分からないが、物質がどんどん増大している状況)
成(物事が完成した)


3203因゛凝充垂ヤコトタ yau kou tou ta
①その結果、定められた通り形成され充実し、有り余れる力を持つものとなった。
②それからさらに形成され、充実して余れる力を持った大人となった。
③それは更に形もはっきりして霊力は溢れ出る。
因゛(その結果は定められた通りである)
凝充(形成する) 凝(固まる)充(極めて物事が充実)
垂(力が溢れ出る)


3204重萌増育エモマチ yai mou mau tiu
①現実の積み重ねが増すにつれて、生まれる力は流れ去る。
②物質はどんどん殖え増し、同じことを次々繰り返していく。
③それは次々と形を変えながらも、どんどんと力は流される。
重(原因、結果が次々と繰り返し繰り返し積み重なって行く状態)
萌増育(次々現象をつくって行く。そのため力は流れ去って行く。これが物、生物ならば、子孫をつくって行かねばならない。そのため余分の力が流れ去って行く。)
萌(目に見えて物質が増加して行く)
増(物質増加の最大の姿)
育(力の流れ)


3205因集゛実放゜ヨヂュミペ you jiu miu pai
①定められた通り現実は風化し力は失せた。
②天の定めによって潜在力は無秩序な物質に変わり、その力、すなわち生命は失せた。
③定めによって、無秩序な物質の塊となって生命は失せた。
③その結果定めの通り跡形もなく力は失せた。
④この場合の定めによるとは、3200霊゜実増放゜活保堅集゛つまり、エネルギー恒存とエントロピーの法則という自然法則を指す。
因(定められた通り)
集゛実(過ぎ去った物事・時間・影※罪の語源) 集゛(物質の無秩序な群がり)実(物質)
放゜(自然の意志と力が失せ、意志と力は他のものに変換する)
 

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