倭人語のすすめ

倭人の言葉が残されていた。古事記の神々の多くは、秘文とされた文書を基にしていた。一音一義の倭人語を解き明かしたいと思う。

弓前文書 第2章第1節

2021-12-17 10:16:42 | 弓前文書(神文)

2000天真津威醸移現育美積延アマツムカムロミチウツノ a ma tiumu ka mu ro mi tiu u tu nou
①大宇は意図す、大自然変化の流れ行く道筋、移り行く秩序立て。
②第2章 自然の移り変わり 美積延の巻
③第2章 大宇宙が意図する「神ながらの道」の移りゆき
④自然の移り変りの分析、裏に潜む力の流れ。
⑤天空の実態、自然の中のさまざまな力の流れ、これらの現象の説明。
⑥現に我々が見ている自然の姿、その中にはどのような力が働いているのか。
天真津威醸移現育(大宇は意図す、大自然変化の流れ行く道筋)
美積延(移り行く秩序立て) 美積(動き出す※移るの語源)美(生まれる)積(積み上げる)延(秩序立て)


2001天大日活芽醸雷゜育アオピルメムチチ a o pi ru mai mu ti tiu
①ああ威大なる熱と光の太陽の恵み、与え続ける力の流れ。
②ああ威大なる。物質への兆し、恵みを与える熱と光。反応を続けるエネルギーの塊。そのエネルギーの流れ。
③ああ威大なる太陽という光と熱の恵みを与え続ける力の流れ。
④ああ威大なる熱と光へと転換し増大するエネルギーよ。
⑤注)威大は威力が大きいという造語。又は、偉大の誤字。
◇古事記:天照大御神、オオヒルメムチ、オホヒルメノムチ、天照す・ひるめの命
天大(ああ威大なる) 天(ああ)大(大いなる)
日活芽(木、物を生み育てる熱エネルギーの恵み。太陽の熱と光。)
日活(太陽が動く※昼の語源) 日(光と熱)活(動く)
芽(自然の力が物に変わる、恵み)
醸雷゜(反応を続けるエネルギーの塊) 醸(反応が進む)育(エネルギーの流れ)


2002天大成積醸育゛アオナツムヂ a o na tu mu diu
①ああ威大なる総合秩序、さまざまの与え続ける力の流れ。
②ああ威大なる自然の重層した秩序を維持し続ける様々な力の流れ。
③ああ威大なる大地の幾重にも重なり合うエネルギーの流れよ。
④天地変化の力。
⑤ああ威大なる。われらが住んでいる大地。山も海も川も、夜昼、四季の移り変わり、自然という大地の中にある。そこには尽きることのないさまざまな力が流れ合っている。
◇古事記:大国主の神、オホナムチ、オホナムヂ
天大成積(大地の力。大地の自然現象をコントロールする力。大地の自然秩序)
天大(ああ威大なる) 天(感嘆詞)大(大きいという感嘆詞)
成積(大地) 成(秩序が出来上がった)積(積み上げる)
醸育゛(尽きることのないさまざまな力が流れ合っている。) 醸(物質がどんどん増大している)育゛(さまざまな力の流れ)


2100天真積虚躍充因奇基因゛重活アマツソラトヨクモヤエル a ma tu so ra tou you ku mo yau yai ru
①大空この虚空に踊るもの(それは次(2101~2108)に示す通り)、充ち充ちたる不思議なる大本は、因果は幾重にも重なり動いている。
②第2章第1節 宇宙の移りゆく仕組み
天真積虚躍(天空)
天真(我を含めてまわりすべて。大宇宙。自然) 天(感嘆詞)真(真の姿)
積(積み上げる)
虚躍(何もない空間が動いている) 虚(何もない)躍(動くという意味の感嘆詞)
充因奇基因゛重活(いろいろな因縁を持ってできたものが幾重にも重なっている)
充因(十分なる原因※豊の語源) 充(充分に)因(原因)
奇基(奇しき大本となって※雲の語源) 奇(不思議なる変化)基(大本の姿)
因゛重活(因果は幾重にも重なり動いている) 因゛(原因結果が繰り返される)重(次々と繰り返し繰り返し積み重なって行く)活(現在形。一般動作を表す)


2101天大与活成雷゜アオテルナチ a o tai ru na ti
①ああ威大なる照り輝く実体。
②ああ大いなる光を反射する実体。
③ああ偉大なる太陽の光を反射する秩序だった大きな物体。
④月のこと。
⑤与活テル。お月様が照るとは、太陽の光が当って跳ね返る力の変換反射の意味。月も惑星も自ら光を放つものではなく、太陽の光を受けて照り輝いていたことを倭人は知っていた。
天大(ああ大いなる)
与活成雷゜(光を反射する実体)
与活(力の媒介・変換を表す※照るの語源) 与(光を反射する※手の語源。力を自由自在に変換する媒体)活(~する)
成雷゜(実体。秩序だった大きな物体)成(秩序が出来上がった)雷゜(エネルギーの塊)


2102会威与活成雷゜アカテルナチ au ka tai ru na ti
①明るく照り輝く実体。
②明るく反射する実体。
③恐ろしい力を持つ照り輝く秩序だった物体。
④明けの明星、金星、火星、水星、土星、木星。いわゆる五つ星、惑星。
会威(明るくなった) 会(出会う)威(大自然の変わり行く力)
与活成雷゜(光を反射する実体、照り輝く実体)


2103日威活醸雷゜ピカルムチ pi ka ru mu ti
①光り輝き続ける星。
②太陽と同じ恒星といわれるもの。
③自ら光を放ち続けるエネルギー体。
日威活(威大な力に変わった※光るの語源)
日威(ピカッと光った。)日(認識出来るエネルギー)威(大自然の変わり行く力)
活(現在形。一般動作を表す)
醸雷゜(反応を続けるエネルギーの塊) 醸(反応が進む)育(エネルギーの流れ)


2104震゜垂威活雷゜プタカルチ pu ta ka ru ti
①巨大な力が流れ出ている星。
②振動しながら恐ろしいエネルギーが溢れ出ている。
③恒星の爆発、爆発寸前にある星、エネルギーをどんどん吸い込む星。
震゜(潜在エネルギーの発動)
垂(力が溢れ出る)
威活(恐ろしき大いなる変化) 威(大自然の変わり行く力)活(現在形。一般動作を表す)
雷゜(エネルギーの塊)


2105霊゜凝雷゜ピコチ pi kou ti
①目に見えぬ力を持つ星。
②認識出来ない星。
③太陽から遠すぎて見えない、また近くにいても小さいから見えない。
霊゜(自然の意志と力)※太陽は認識出来るが霊゜は認識出来ないけれども潜在力を持っている。
凝(固まる)
雷゜(エネルギーの塊)


2106火゜威雷゜ポカチ pou ka ti
①燃える恐ろしい星。
②燃えている星。
③恒星が爆発した。燃えながら欠けて行く彗星。地球に突入して来る流星。
火゜(燃えるもの)
威(大自然の変わり行く力)
雷゜(エネルギーの塊)


2107霊゜凝ピコ pi kou
①目に見えぬ力を持つもの。
②見えない力のあるもの、隕石とか星間物質、ガス体など。
③天空に広がる微塵(びじん)、ガス
霊゜(自然の意志と力)
凝(固まる)


2108火゜微ポチ pou tsiu
①映える粒子。
②高エネルギーの量子。暗黒星や星間物質のようなもの。オーロラのように高エネルギーを持つ粒子。
火゜(炎)
微(極めて小さい)
2107と2108をつなげて霊゜凝火゜微ピコポチ※彦星の語源。
 

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