PRESSな時間

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

PRESSな時間

2012-11-21 20:03:06 | 社会

11/21「現実感」
今日福島県他から自主避難をしている母親達が議員会館で集会を開き
「子ども被災者支援法」
に避難者の声を反映してほしいという要望をしていた。
〈IWJ〉
福島県は県外避難者についての住宅援助を来年で打ち切ると言う事だ。
今日の集会では福島県だけではなく他県からの避難者も加わっていた。
日本は今まで経験した事の無い原発事故で収束のめどが立っていないのにもかかわらず、
「避難の権利」
も確立していないと言う現状を認めたくないのであろう。
北海道から上京した中手聖一さんも
「私が死ぬまでこの事を訴え続ける」
と言っていらしたが
旧ソ連では原発事故後、何年かして
「避難の権利」
が確約された。

ある国会議員は
「今年は保養が出来なかったと」
言って集まった人達に謝っていた
今、現地では、保養という言葉すら言いにくくなっていると言う。

私たちの生活の中では放射性物質は無かったかの様な生活が営まれている。
しかし、
現実には植物の異常があちこちに見られ、
ネット上にもたくさんの健康被害報告がある。
私たち人間は放射性物質の現実感が薄れる時、
本当の意味での被害者になる。
既に拡散している放射性物質が蓄積し、
人体に影響を及ぼしてから「もしかしたら、、」という不安感に襲われる。
いや、放射能の現実感を体感するのである。
大阪では外国の小児科医がガレキ焼却と福島の現状についての記者会見をしたが、
記者は1名だった。
マスコミも放射能の現実感を体感しないと
目が覚めないのであろう。