センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

宝物

2010-08-24 | 日記
私は毎朝20分ほどかけて歩いて出勤しているのですが、夏休み期間中はプール登校なのか、小学生とよくすれ違います。今朝はそのうちの一人が、お茶を入れてカンカンに凍らせたペットボトルを持っていました。
そのペットボトルのお茶を持っていた小学生の顔はとても嬉しそうで、まるで自分だけの宝物を誇らしげにかざしているかのようでした。

思えば凍ったお茶を持っていくというのは嬉しかったもので、少しずつ融けた分だけを何時間もかけて飲むのはとても楽しいものでした。純粋な水に比べて融点が違うのか、はたまた内部と外部で凍る成分にムラがあるのか、融けていくうちにだんだんお茶が薄くなっていったのを覚えています。
私が子供の頃は(←こういう言い回しを書くと、なんとなく自分の歳を意識してしまいます)手ごろな大きさのペットボトルなどなく、水筒でしたが。

宝物というと高価であったり、いわゆるレア物といったアイテムをついついそう呼んでしまいますが、いきがらず、肩の力の抜けたすばらしい宝物が、こんなにも身近に、たくさんあることを気づかされました。


そういうモノをたくさん持てるようになりたいですね。