

土曜日、友人の案内で三重県某所にショアジギングに行ってきました。
またその場所がすごいところで、磯場に出るまで山の中を30分くらい歩いて行くような場所とのこと。だが苦労して行くだけのことはあるというので、期待のなか出発しました。
高速道路と一般国道で三時間半、夜中の2時に現地到着。すぐ荷物を準備していざ山道へ。
ところがこの山道というのが整備された道ではなく、その釣り場へ入っていく人が踏み固めただけの、いわゆるけもの道。しかも夏の盛りで下草が元気いっぱい伸びきっており、足元が見えない始末。そこを荷物いっぱいで歩いていったのですが、クモの巣だらけなうえ、ヘッドライトに向かって飛び込み、カブトムシなのかカナブンなのか、かなり巨大な虫の羽音が頻繁に頭の上を通過し、頭の中では水曜スペシャルの川口浩探検隊のテーマが流れています。
ヤラセだったのかどうかは知りませんが、「彼は偉大だ!」なんて思ってしまいました。
そんなこんなで磯場に到着。暗いうちからアオリイカを狙いつつ夜明けを待ちました。
夜明けと共にジグを投げ出しましたが、この日はうねりがありしかも青物の寄りもなくまったくのノーバイト。仕方なくアオリイカに狙いを変え餌木をキャスト。これがうまくいき、この時期にしてはいいサイズを数杯キャッチ。
そのうちアタリも遠くなったので磯を引き上げ車に戻る。「また」同じ道を戻るのですが、今度は昼間なのでいろんなものが見えます。こちらでは見られない若木やシダ、広葉樹はいいのですが、巨大なムカデや天からぶら下がっている毛虫など、よくこんなところを歩いてきたと思わざるを得ませんでした。
仮眠と休憩をした後、釣具屋さんに情報を聞きにいきましたが、どうやらほとんど期待はできないとのことで、青物をあきらめ近くの漁港でイカ狙いつつナブラ待ちとなりました。
結局この日はイカだけという結果でしたが、次に期待したいと思います。
ちなみにこの日最大の結論は、「この道は夏は通れない」でした。