ずいぶんと久しぶりに金型の設計に取り掛かることとなりました。
部品の形状はそれほど複雑なものではないので、それほど苦労をせずに完成させることができそうです。
しかし、今までとはちょっと違う感覚です。以前なら「こういう形状ならこの手法で」と、ほぼ金型の工程や形状は決まっていたのですが、考えすぎ………なんでしょうか、今まで採用していたことだけが正解なのだろうかと考えてしまい、金型のスケッチを複数考えてしまいました。
最終的にはひとつの方法に落ち着くのですが、「はたしてこれが最良の方法なのだろうか」と考えると、「もしかしたら別の方法のが優れているかもしれない」と悩んでしまいます。
当然、今までの二次元で平面図と断面図(高さ)だけで頭の中で想像する部分が多いのとは違い、三次元でモデリングすると、視覚的には金型を実際に製作したのと同じ感覚で検証できるので、ついつい描いてしまうのです。もちろん、それなりに速く描けるようになっていることも大きいのですが。
社内でいろいろ検討し、金型の方向性は決まったので問題はなく、結局最初に最良だと思われた手法により製作することになりそうです。
三次元のもっとも良いと思われるところは、現状では視覚的に事前にチェックできるところではないでしょうか。実際に加工している部分がかなり正確にシミュレートできますし、干渉や構造的に無理があるところなど、「実際にやってみて気が付く不具合」が先に回避しやすいというのは、設計自体に時間はかかりますが、トータルで見て速く、また正確に作れると考えます。
もちろん足らないところもたくさんありますので、その時々で上手に使いながらではあります。
道具は使いよう。
です。
本ブログ作成者の勤務先です。
金型、金属加工について何でもお問い合わせ下さい。
有限会社木村製作所
http://www7b.biglobe.ne.jp/~meister-kimura/
部品の形状はそれほど複雑なものではないので、それほど苦労をせずに完成させることができそうです。
しかし、今までとはちょっと違う感覚です。以前なら「こういう形状ならこの手法で」と、ほぼ金型の工程や形状は決まっていたのですが、考えすぎ………なんでしょうか、今まで採用していたことだけが正解なのだろうかと考えてしまい、金型のスケッチを複数考えてしまいました。
最終的にはひとつの方法に落ち着くのですが、「はたしてこれが最良の方法なのだろうか」と考えると、「もしかしたら別の方法のが優れているかもしれない」と悩んでしまいます。
当然、今までの二次元で平面図と断面図(高さ)だけで頭の中で想像する部分が多いのとは違い、三次元でモデリングすると、視覚的には金型を実際に製作したのと同じ感覚で検証できるので、ついつい描いてしまうのです。もちろん、それなりに速く描けるようになっていることも大きいのですが。
社内でいろいろ検討し、金型の方向性は決まったので問題はなく、結局最初に最良だと思われた手法により製作することになりそうです。
三次元のもっとも良いと思われるところは、現状では視覚的に事前にチェックできるところではないでしょうか。実際に加工している部分がかなり正確にシミュレートできますし、干渉や構造的に無理があるところなど、「実際にやってみて気が付く不具合」が先に回避しやすいというのは、設計自体に時間はかかりますが、トータルで見て速く、また正確に作れると考えます。
もちろん足らないところもたくさんありますので、その時々で上手に使いながらではあります。
道具は使いよう。
です。
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