センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

武将の魂

2010-10-08 | 日記
私の住んでいる地域には、「おもてなし武将隊」というのがありまして、
名古屋にゆかりのある武将6人(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・加藤清正・前田利家・前田慶次)と4陣笠隊が、名古屋城にて観光客のお出迎え・観光案内・記念撮影などの「おもてなし」をするというのもです。

その武将隊がダンスをすることとなったそうで、その振り付けをパパイヤ鈴木さんが受け持ったとTVで見ました。その時に何をテーマとしたかという話になり、パパイヤ鈴木さんがこう言いました。「武将たちは、きっと泣きながら斬っていただろう」と。
それを聞いた時私は大変驚きました。いままでそういった解釈を耳にしたことがないし、考えも及ばなかったことだからです。その時のTVではそれ以上パパイヤ鈴木さんからの話は聞けなかったのでいろいろ考えてみました。

私たちが日本で生活していると、時代劇や大河ドラマなどで戦国時代の戦闘シーンはよく目にします。そしてそれは勇猛果敢で勇ましい武将たちが次から次へと敵をなぎ倒すという描写や表現ばかりです。そのため知らず知らずのうちにそういったイメージが身についてしまっているのこともあります。

もし武将が泣きながら斬っていたとするならば、それはどんな状況なのだろう。戦国時代は戦家業。生きるために戦をしなければならない時代。もちろん善も悪もなく、正義と正義のぶつかり合いだったのでしょう。君主のため、国のため、家族のため、そして自分の名誉と誇りのために戦うことは、敵も味方も同じこと。そういう戦士を斬らなければならないということは、「同じ戦士」として「身を切られるような」ことだったのかもしれません。相手の痛みは自分の痛み、自分の痛みは全てかかわっている人の痛み。誇りが高ければ高いほど、武士としての魂が強くそして清いほど、その痛みは大きかったのかもしれません。

泣きながら斬っていたというのは、そういうことなのでしょうか。
「こう考える」ということがありましたら、いろいろ教えてください。

明日から少し外出しますので、次は月曜日の夜になりそうです。



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