桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

雷鳴がとどろく

2013年08月23日 | 日記・エッセイ・コラム
8月23日(金)

天気予報より早く雨が降り出した。
それに稲光と激しい雷鳴。

姉の側へ行くと「何で私の側に来たの?」と聞かれた。
「いや、雷が鳴るから、落ちたら側に寄っていようと思って…」と答える。
姉が笑い出した。(弱虫ね!)って。

その後は、仁川時代の話になった。我が家の二階から空を見ると、すごい稲光がしたと思い出話になる。
そう言えば、仁川気象台は山の頂上にあった。その気象台が我が家の二階から見えたのだから、町全体の家が二階建てくらいの家屋だった様だ。

毎日、気象台から上がるラジオゾンデ(気球)が良く見えた。それは、学校の朝礼の最中にも見える景色で、校長の話よりも気になったものだった。

姉は1年間、朝鮮総督府気象台の天文課で暦の計算をしていたそうだ。計算機を回して潮の満ち引きなどの計算を姉が一人で作成したと言う話である。
「それでは立派な気象庁職員と言う訳じゃない?」と私は言う。

でも、彼女は気象台を辞めて、次の仕事に就いた。そこでは、文字がすごく奇麗だったと上司達に言われたそうだ。

私も、若い頃はきちんとした読み易い文字だと役所で誉められたと、上司に言われた事があった。
今は見る影も無い曲がりくねった文字で、まともに書けた試しが無い。

その他、過去の思い出話は尽きない。思い出話の方が記憶が確かだ。それはお互い様のこと。

この雨で、少しでも東京 都の水瓶が潤えば良いけれど。













 
Img_0977_2