桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

見つけた!

2015年05月02日 | 日記・エッセイ・コラム
5月2日(土)

完全に夏の暑さである。
何処へも出かける気がしない。
本当は、運動のために出かけるのは必要なのだが…

とにかく、足と脇腹が痛む。

夜中に『BS3』を開いたら、義太夫の人間国宝である人物の話が出てきた。
何も見るものがないので、良い機会とばかり半分程見ているうちに、あとは眠ってしまったらしい。
折角のチャンス、もっと、真面目に見ればよかったと思う。


竹本綱大夫(九世)鶴澤友路さんは、未だに百歳を超えながら、人間国宝と言われるだけあって、素晴らしい声である。

ご自分にも弟子にも厳しい方であるが、普段では見られない彼の一面を見ることが出来た。
楽屋へ戻ってから、足袋を脱いで、ご自分の足を見せたが、その様子は、私の足と殆ど同じような状態である。
この姿で舞台へ上がられるのは厳しいものだと驚いてしまった。

私は何時も足の痛さを我慢出来ずに訴えているが、鶴澤友路さんの苦しみに耐える姿はすごいと思った。
多分、私のように「痛い、痛い!」と、他に訴えるような事はなさらないのだろう。

私は、少しばかり、元気が出てきた。
しかし、この痛さは「痛い!」と、はっきり言っても、仕方がないと思いたくなる。
兎に角、何とかならないかと思うが、無理なのかなぁ!

ゆっくり寝ていても、楽ではない。かえって、痛さが酷くなる。

ところで、
その悩みをブログに書き続けても、読み手に心配をかけるだけの事と承知しているのだが…

矢張り、愚痴や悩みはこぼさないほうが良いのだろうか?




  

メーデー

2015年05月01日 | 日記・エッセイ・コラム
5月1日(金)

まさに五月晴れ!

今日はどこかでメーデーの祭典が行われているはずだ。
しかし、まだ、ニュースは流れていないようである。

私が若い頃のメーデーは、賑やかで労働者の意気が盛んな時だった。
一応、組合員の一人として、職場から代表で出かけた人が大勢いた。

🎵 聞け万国の労働者 轟きわたるメーデーの……♩
会場近くに来ると、勢いの良い音楽やマイクの声が聞こえて、怠け者の人間でさえ、その雰囲気に気力が盛り上がってくるようだった。

あの頃の運動では、穏やかな感じでデモ行進をして、その後は数寄屋橋解散、銀座7丁目あたりにあるビヤホールで乾杯をして、仲間たちと疲れを癒したものだった。
その、ビヤホールも、いや、銀座界隈の雰囲気もすっかり変わってしまった。
今は、海外から来る旅行者達のバスが、ちゃっかり、停車しているのだから…

そのうち、年を経るに従って、メーデーのスローガンは変化して行った。
中でも、しっかり覚えているのは、メーデーの帰りに乗った電車から皇居近くから日比谷公園辺りで煙が上がった光景である。
何だろうと不審に思いながら、家へ帰ると、メーデー帰りの激しい事件が報道されていた。


国会周辺へデモを行った事もある。
なんとも、不穏な時代だった。
自分たちの生活に関する要求以外に、政治に関する事も多くスローガンに掲げられる時代が続いた。
不思議なもので、人間は一人では穏やかであっても、雰囲気に乗ってしまうこともある。

しかし、若さに溢れた時代を過ごした人間も、だんだん、仕事の都合上、組合員から離れて否応無しに変わってしまった。


だからと言って、若い頃の情熱?や行動力は忘れた訳では無い。
ただ、今はもう、キツイだけの話だ。
あの頃は、足が丈夫だったのだな。

今年の狙いは『労働法制の見直し』だそうだ。今、代々木公園で行われているとニュースがあった。


* 毎年泳いでいます