Apple Pieと月の船

さくやの日常や思ったことを気ままに綴っていきます

7月の読書データ

2015年08月01日 | Books
再々度、細々と始めました(笑)
こんな感じなのに快く受け入れて“ナイス!”して貰える読書メーター万歳(爆)

読んだ全ての本を入力してるわけではありません。
感想書きたいな~と思ったものだけをゆるゆると。
そして、小説を読む時間が無いので漫画がほとんど(笑)
漫画ならそんなに時間掛からないので
子供の昼寝の時間や、寝かしつけた後に読んでます。
追いかけてる作家さんの新刊はガシガシ買ってますしね。。
でも贅沢を言うなら、長編の小説をカフェか何処かでゆっくり読む時間が欲しいなあぁ~!!

ひとつ変わったのは、図書館で借りた本や電子書籍、
レンタルコミックなどが加わったこと。
利用してみたら、こんなに便利だとは!と驚愕しました(笑)

2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2374ページ
ナイス数:158ナイス

新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 (KCデラックス BE LOVE)新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 (KCデラックス BE LOVE)感想
著者の実父が19歳の頃に体験したシベリア抑留を元に描かれた漫画。
作品にするための多少の肉付けはされているということですが、
当時のことを知る貴重な資料にもなり得ると思いました。
極寒の地での過酷な重労働もさる事ながら、
この苦しみがいつ終わるかも分からないという“絶望”の恐ろしさ。
戦後70年が経ち、あの時代を生き抜いた方々が少なくなっている中、
壮絶な経験を記憶の蓋を開けて語ってくれたお父さんと、
それを描ききってくれたおざわさんに感謝。
読み続けられていくべき一作だと思います。
読了日:7月31日 著者:おざわゆき

あむあむ―おうくんといっしょ〈3〉 (おうくんといっしょ 3)あむあむ―おうくんといっしょ〈3〉 (おうくんといっしょ 3)感想
図書館で借りて10ヶ月の息子へ読み聞かせ。
“あむあむ”という擬音と拍手が気に入ったようで、既に3回借りてます(笑)
おうくんのシリーズはこちらが1番読みやすく、
子供にも分かりやすいみたいです。
読了日:7月29日 著者:中川ひろたか

トットひとりトットひとり感想
図書館で借りて読了。表紙の写真が本当に綺麗。
TV放送の黎明期から共に歩んだ方々との交友と、見送ったエピソードが語られています。
全てが手探り状態だった故に、仲間と言うか『同志』という形で
様々な方と強く結ばれていったのだなあと感じる部分が多数ありました。
森繁久彌さんのカンペのお話は「そんなのあり?!」ですね^^;
今では絶対に出来ないことだなあ、と。。
私はベストテンがギリギリ記憶にある世代ですが、
何となく今とは違う“プロ意識”を番組に関わる全員が持ってた時代なのかな、とも思います。
読了日:7月29日 著者:黒柳徹子

乳幼児から高校生まで! 管理栄養士パパの 親子の食育BOOK (専門医ママの本・番外編)乳幼児から高校生まで! 管理栄養士パパの 親子の食育BOOK (専門医ママの本・番外編)感想
〈専門医ママの本〉シリーズにはお世話になっているのですが、今回はその番外編とのこと。
ネット上にはデマやトンデモ情報が恰も真実のように載っていますが、
それを科学的根拠と共に丁寧に解説されています。
『牛乳、砂糖は本当に体に悪いのか』『トランス脂肪酸って?』など
疑問に思っていたことが払拭されて安心出来ました。
特定のものを持ち上げることなく、また避けることもなく、
具体的なメニューまで書かれていたりしてとても参考になります。
バランスの良い食事を心がけていこうと思います。
読了日:7月28日 著者:成田崇信

ブルー・サムシング (マーガレットコミックス)ブルー・サムシング (マーガレットコミックス)感想
谷川さんの漫画はいつも暖かくて優しくて、日向に干したお布団のようだなあと思います。安心して読める。
今回は『途中の棲家』が特に良い。
こんな不動産屋さんに巡り会いたいものです。
新聞紙を使うやり方は参考にさせてもらおう!
そして毎回のお楽しみである巻末の告白物語。。
私もコンタクトの付け外しが最初恐くて恐くて仕方なかったので、「分かるー!!」と頷きっぱなしでした(笑)
いつか告白物語を一冊にまとめて欲しい…まとめて読みたい。
読了日:7月28日 著者:谷川史子

桜の花の紅茶王子 4 (花とゆめコミックス)桜の花の紅茶王子 4 (花とゆめコミックス)感想
本編も良いのですが、奈緒とジョルジの番外編が!とってもとっても良かったです!!
しかし、サクラと吉乃はどう完結に持って行くんだろう。。と気になって仕方ありません。
まだまだサクラの中では八重への気持ちが大き過ぎるみたいだし(これから吉乃の大どんでん返しが来るのか?!)、
今の段階では奈子とアッサムみたいにはならないよなあ…と。
そこに健太がどう絡んでくるんだろう。
対してチラリと出てきたルフナと絵里、こちらは主人と王子の関係でとても安定しているような。。
読み切りでも良いのでまたこの2人のことも読みたいなー。
読了日:7月21日 著者:山田南平

ワカコ酒 5 (ゼノンコミックス)ワカコ酒 5 (ゼノンコミックス)感想
はああ~どれもこれも本当に美味しそう。ワカコちゃんは良いチョイスしてるなあ、といつも思います。
たまーに期待してて「あれ…?」なメニューもありそうなものだけど、
そんなのに遭遇しないのかなあ、羨ましいなあ(まあ漫画だからね…)。
居酒屋でゆっくりまったりお酒を楽しめるのはいつだ?!という実生活ですが、
これを読んでワカコちゃんに代わりに楽しんで貰ってる気持ちになってます。
読了日:7月21日 著者:新久千映

帰ってきたサチコさん (Flowersコミックス)帰ってきたサチコさん (Flowersコミックス)感想
電子書籍で読了。
タイムスリップもので“現代に帰ってきてから”を描くという着眼点とその結末に成る程!と思いました。
サチコさんのその後が気になる。。切ないけれど、どうか幸せにと願わずにはいられません。
表題作以外にも、『かりそめ』のラストシーンがとても素敵で。
初めて読んだ作家さんでしたが(名前は知ってました)他の本も読んでみたい!
読了日:7月12日 著者:朔ユキ蔵

ゆかりちゃん (ジャンプコミックス)ゆかりちゃん (ジャンプコミックス)感想
レンタルで読了。
ゆかりふりかけのレシピがこんなにあるとは思いませんでした。
ゆかりチーノがとっても美味しそう。
しかし、お父さんが良い人であることは分かるのだけど、娘ひとりに家事をさせ、
死んだ奥さんの面影を娘に重ねて泣いてばかりなのは「……」となりました。
タバコ屋のおばちゃんカッコいい。
読了日:7月10日 著者:結布

透明なゆりかご(1) (KC KISS)透明なゆりかご(1) (KC KISS)感想
レンタルで読了。
産婦人科の見習い看護師としてアルバイトを始めた筆者が見た、様々な家族のエピソード。
全部が全部 実話ではなく、フィクション部分も加えられているのだと思いますが、
性的虐待や中絶、死産、10代での出産、野良妊婦などが
あたかもドキュメンタリーのように描かれています。
ただどれもラストは少し救いがあり、バッドエンドなエピソードはありません。
描く視点にも優しさが溢れているため、重々しいテーマですが後味の悪さは感じませんでした。
次巻もぜひ読みたい。
読了日:7月7日 著者:沖田×華

東京タラレバ娘(2) (KC KISS)東京タラレバ娘(2) (KC KISS)感想
レンタルで読了。
3人ともずぶずぶと沼にハマって行っているような。。
一巻を読んで倫子だけの話かと思ってたら香、小雪も…なんですね。
『女子会というぬるま湯に浸かりすぎて戦い方を忘れてしまった』という一文は上手い!と思いました。
ただ、結婚したり、子供を産んだらセコンドに回るというのは違うよ、単に違うリングに上がるだけだよ…と思います。
生きてる限り、休みのない戦場では?
そこを言っちゃうと、結婚を『ゴール』としている話の設定に無理が出て来るのは分かってはいるんですが。
ともあれ、3人の恋(?)の行く末が気になります。
読了日:7月4日 著者:東村アキコ

コウノドリ(9) (モーニング KC)コウノドリ(9) (モーニング KC)感想
予定日を過ぎた妊婦さんに「何かやることは?」と聞かれて
「デートなんてどうです?」と答える鴻鳥先生。
この返し、本当に素敵!!
今後 第2子を産むとしたら鴻鳥先生に担当になってもらいたいくらいです。
また、立会いを希望している旦那さんに「男に出来ることは何も無いよ(中略)でも、立ち会ってあげなさい」と言う職場の上司。。
これを“青年誌”で連載しているというのが素晴らしい。
他にも死戦期帝王切開にAED、インフルや出産予定日など、今回も勉強になる題材ばかりでした。
読了日:7月1日 著者:鈴ノ木ユウ

きのう何食べた?(10) (モーニング KC)きのう何食べた?(10) (モーニング KC)感想
「あなたのお家の成城石井」(笑)
確かにあのパンケーキを作るには成城石井は必須ですね。
ハニーコームバターって名前だけでも高尚な…(笑)
ジルベールのジルベールたる所以も分かり、志乃さんは婚約、佳代子さん宅の孫育てなどなど、
巻を重ねるごとに少しずつ物語の中も時間が経過して行きますが、
そんな中でのシロさんとケンジの安定感がとても好きです。
シロさんとご両親も今が一番良い関係のようですし。
おうち焼肉のほのぼのさに安心。
ケンジの金髪は見慣れませんが(前の方が良かったよー!)、次巻も楽しみです。
読了日:7月1日 著者:よしながふみ

子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻感想
子育てをしていると経験者から様々な“善意の”アドバイスをいただきますが、
その中には単なる昔からの言い伝え程度のものが多かったりして「それ本当?」と言いたくなるものも。
この本は現役小児科医の方が、明確な根拠と共に
分かりやすく病気について解説してくれているので、とても有難いです。
具合が悪い子供を目の前にすると、あれが悪かった?これがダメだった?と責めてしまいがちですが、
『子供は病気にかかるもの。お母さんのせいではありません』という一文に、涙が出るほど安心しました。
読了日:7月1日 著者:吉崎達郎,明橋大二

読書メーター
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12月の読書データ

2014年01月03日 | Books
12月は漫画が多かったため、冊数もこれまでよりちょっと多め。
S&Mシリーズは無事10冊読了しました♪

中にはネタバレを含む感想もありますので、未読の方はご注意ください。
また、感想は一部加筆・修正しています(読メは文字数制限があるので削ることもしばしばなのです。。)


2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3304ページ
ナイス数:128ナイス


臨床犯罪学者・火村英生の推理 III  ダリの繭(上) (角川ビーンズ文庫)臨床犯罪学者・火村英生の推理 III ダリの繭(上) (角川ビーンズ文庫)感想
挿絵付きなので頭の中でイメージを膨らませながら読めるのが良い。
ダリ社長も、ともするとかなりお年を召したイメージになってしまうのですが、
そうか意外と若いんだよねと頭の中で修正出来ます。
男2人でフランス料理、良いじゃないですか〜(笑)
上下分冊なのでこちらはまだ事件の導入部分といった感じ。角川版は1冊でしたよね?
かなり昔に読んでるので結末もすっかり忘れて楽しんでいます。
読了日:12月29日 著者:有栖川有栖

有限と微小のパン (講談社文庫)有限と微小のパン (講談社文庫)感想
S&Mシリーズ最終の10作目。
英字タイトルのとおり、「The perfect outsider」でしたね。
これまでの作品を彷彿とさせる部分もちらちらと垣間見えて(名前に関することなど)、
全てが伏線としてこの10作目に集約されているのだなあと。
真賀田四季博士と犀川先生の会話がとても好きです。
「貴方と一緒に歩きたかった。たったそれだけのために、このシステムを作らせたの」
孤独な天才のただひとつの執着に身震い。四季シリーズも再読しようかな。。
読了日:12月22日 著者:森博嗣

「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 (花とゆめCOMICS)「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 (花とゆめCOMICS)感想
旦那さんの遺した書店と共に必死で生きようとする奥さんのお話。
昭和中期という時代だからこそあり得たのかなと思えるおとぎ話のような話ではありますが、
ものを知らないが故に暴走する奥さんの売り方を見守る商店街の人達がとても好きです。
今でもこんな温かな人が沢山居ると、居続けている信じたいと思いながら頁を捲りました。
高橋作品にはいつも孤独なひとが出てくるけれど、
結局ひとはひとと関わりあってしか生きられないんだと教えられます。
お互いにお金や色んなものを少しずつ届けあいながら一緒に生きていくという考え方もすごく好き。
読了日:12月22日 著者:高橋しん

ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)感想
はああ、しみじみと美味しそう。。
ひとり酒だからこそのお酒と肴との対峙の仕方。
大人の楽しみを体現していて羨ましいな。こんな呑み方してみたい。
お酒に弱い自分が哀しい。。
読了日:12月22日 著者:新久千映


げんしけん 二代目の六(15) (アフタヌーンKC)げんしけん 二代目の六(15) (アフタヌーンKC)感想
毎度波乱のコミフェス、波戸くんの決死の判断を諭す矢島っちが素敵。
個人的には、想いが報われて欲しいと思うのは彼女だなぁ。。
気付け、波戸くんー。
班目さん、モテ期を通り越してのハーレム、の寸前からの骨折に笑いました(笑)
もつれにもつれたサークル内の複雑すぎる恋路ですが、みんな幸せになって欲しいな。
読了日:12月20日 著者:木尾士目


AKB49~恋愛禁止条例~(17) (少年マガジンコミックス)AKB49~恋愛禁止条例~(17) (少年マガジンコミックス)感想
NMB編突入。
SKE編がライブ・ダンス・vsアンチファンだったのに対し、
今回はTV・バラエティー・視聴率。
深夜枠の番組視聴率を如何に上げて行くか、体当たりで頑張るみのり達にハラハラします。
暗躍する黒幕の存在にも。
懐かしい人も番組プロデューサーとなって再登場。
ですが、劇中では一体どれだけ時間が経ってるの?というくらいの変わりよう。。(外見が)
AKBのメンツがたまにしか出て来なくて寂しいな。
読了日:12月17日 著者:宮島礼吏,元麻布ファクトリー

ピノコトリビュート アッチョンブリケ! (手治虫「ブラック・ジャック」40周年アニバーサリー!)ピノコトリビュート アッチョンブリケ! (手治虫「ブラック・ジャック」40周年アニバーサリー!)感想
ブラック・ジャック誕生40周年記念のトリビュート作品集。
様々な漫画家さんの描くピノコのストーリー&イラストで構成されています。
どのピノコも可愛くて愛らしい!
他の手塚キャラクターとのコラボもあったりして(メルモちゃんやユニコなど)楽しく読めました。
中でも種村有菜さんにはびっくり。。普段の絵とは全く違い、効果や構成も似せてて、凄いです。
イラストは漫画家さんご自身のキャラクターor自画像とのコラボに加え、
好きな原作エピソードが語られています。
忘れているものも多くて、すぐにでも原作が読みたくなってしまいました。
読了日:12月17日 著者:種村有菜,ヤマザキマリ

東京ドリーム東京ドリーム感想
Coccoの歌を初めて聴いた時は衝撃でした。色んな色が混ざり合った極彩色の生々しさ。叫び。
何度も聴いて、自分を重ねて、そしてCoccoの人となりに対して自分の中で
勝手な固定観念を持っていたように思います。
時を経て、いまこのエッセイ集を読み、初めて等身大のCoccoに会えたような、そんな気がしました。
そして彼女のことが益々好きになりました。
ユーモアたっぷりの文体、優しい視点。
常に愛情のようなものが溢れていて、読んでいてとても心地よかったです。
『手当て』『慰め種』『おくればせながら』が特に好き。
読了日:12月16日 著者:Cocco

おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 (ビッグコミックス)おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 (ビッグコミックス)感想
再読。朝食に焦点を当てた漫画エッセイ。
初っ端から花の都・パリでの取材なんて、豪華…!!(ただし費用は自腹・笑)
どれも実在するお店、メニューなのでガイド本としても良いかもしれません。
築地編と千葉編が美味しそう!
筆者の分身“ほっかむり黒子"のキャラクターも可愛らしく、
『パリだな!』『鰆がすごい さわら味』などの独特表現も面白い。
楽しく読めました。続編希望したい!!
読了日:12月15日 著者:秀良子

食べ物連載 くいいじ (文春文庫)食べ物連載 くいいじ (文春文庫)感想
文庫化していたので購入。安野さんのエッセイは初めてでしたが、とっても読みやすい。
そしてタイトルどおり、本当に食い意地が張ってらっしゃるのだなあと(笑)
料理の挿絵もあるのですが、エッセイの中身と関係あったり無かったり。
ちょっとした呟きのようで、それも楽しかったです。
“小さいフランスパンの尖った端で戦える”という発想がすごい。
紫蘇ご飯は、薬味好きの身としては試してみたい一品。
お腹が空いてる時に読めない本が本棚にまた1冊増えました。
読了日:12月14日 著者:安野モヨコ

臨床犯罪学者・火村英生の推理 I    46番目の密室 (角川ビーンズ文庫)臨床犯罪学者・火村英生の推理 I 46番目の密室 (角川ビーンズ文庫)感想
こちらも10数年振りの再読。ビーンズ文庫で出たと聞いて…(笑)
私が初めて読んだミステリでもあります。懐かしい!
しかし内容を全く覚えて無かったので新鮮に楽しめました。
文体も中身も発刊当時(1992年)のままですが、特に古いという感じもなく。
火村先生とアリスの掛け合いが好きです。
雪の軽井沢で起こった2つの密室殺人。
報道陣が屋敷を取り囲む中、屋根の上で現場調査してるのもすごい。
挿絵付きなので人物の顔を確認しながら読むのも楽しかったです。
あとがきの『こいつらこんなにカッコよかったんかい』に笑いました(笑)
読了日:12月14日 著者:有栖川有栖

となりの801ちゃん+2 (Next comics)となりの801ちゃん+2 (Next comics)感想
元ネタが殆ど分からず注釈頼りなのですが、それでも楽しい。
庵野監督への愛憎入り混じった感情が良かったです。
ほんと、私も「声優の前に…」と思いましたもの。。
そして“はしかではなく、インフルエンザ”にはとても納得!
読了日:12月13日 著者:小島アジコ

ハンサムな彼女 全9巻完結 (りぼんマスコットコミックス) [マーケットプレイスコミックセット]ハンサムな彼女 全9巻完結 (りぼんマスコットコミックス) [マーケットプレイスコミックセット]感想
急に読みたくなりネットカフェで再読。
リアルタイムで読んでた頃は小学生だったので未央や一哉がとても“大人”に見えたけど、
中学生〜高校生だったのね。。
ですが、恋愛第一なストーリーではなく、譲れない夢との間で悩んだりなど、
今見てもかなり大人っぽい漫画だと思います。
未央と彩の友情も、割とサバサバしてる感じで好きだなあ。
ただ、好きな人は1人だけでも顔が似てるだけで揺らいでしまったり、
忘れるために他の人と付き合ってしまったりする主人公に対し、
一途に1人だけ!を貫いている理花ちゃんが、実は1番好きだったりします(笑)
読了日:12月13日 著者:吉住渉

うきわ 1 (ビッグコミックス)うきわ 1 (ビッグコミックス)感想
『とろける鉄工所』の雰囲気も良かったのですが、これは…!!
投げ込まれたうきわによって救われたようで、だんだんと沈んでいく、
そんな心理描写が巧みで切ない。
寂しさから繋がったふたりの行く先が気になります。
これもお互いの伴侶と同じ“浮気”、ではあるのだけれど、
2人の仲を応援したくなるのは何故だろう。
読了日:12月10日 著者:野村宗弘

ソダテコ 2 (すくパラセレクション)ソダテコ 2 (すくパラセレクション)感想
2人とも成長したなあ…という2巻。
個性あふれるぬー太くんの菜食・薄味好きが素敵です。
アモちゃんも中学生だなんて…!!
年の離れた姉弟というのも良いですね♪
読了日:12月8日 著者:宇仁田ゆみ

きのう何食べた?(8) (モーニングKC)きのう何食べた?(8) (モーニングKC)感想
限定版が売り切れてたので通常版を購入。
豪華京都旅行!!憧れます。確かに普段鬼のように節約家の恋人に
こんなに至れり尽くせりされたら『死ぬの?!』ってなるよねえ…(笑)
シロさんとケンジくんの2人は安心して見ていられるから好きです。
機嫌を損ねて不貞腐れても、その謝り方と落とし所が分かってる。
しかも傍に美味しいご飯があれば機嫌も直りますよね。
今回の献立も美味しそうでした。カキフライ食べたいー!!
読了日:12月4日 著者:よしながふみ

光の海 (小学館文庫 こD 1)光の海 (小学館文庫 こD 1)感想
人魚に関する短編集。
伝説としての人魚ではなく、どの話も“普通に人間の隣に共存している"人魚が出てきます。
会話をし、恋をし、別れ、また出会う。
人間とは違う姿だからこそ、人間は人魚に、人魚は人間に、
どうしようもなく惹かれてしまう気持ちが描かれているように思います。
安直なハッピーエンドでない話が多いですが、ただ哀しいだけで終わらないところが好きです。
『水の国の住人』の最後のおばあちゃんの表情がとても素敵。
読了日:12月2日 著者:小玉ユキ

読書メーター
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11月の読書データ

2013年12月02日 | Books
11月は仕事でもプライベートでも落ち込むことが多かったと言うか。。
「ついてないな~」って思うことが多かったです(-_-;)
些細な事が積み重なって、じわじわとダメージ…みたいな。
それを振り切るかのように、読みまくってしまいました(笑)

S&Mシリーズは、現在最も分厚い10作目を読書中。
(文庫で1000円超えはなかなか無いよね…)
終わったらGシリーズに行く予定なんですが、何故か手元には別のミステリシリーズがあるという。。。
同時に読み進められるように、身体が2つ欲しい!(爆)

中にはネタバレを含む感想もありますので、未読の方はご注意ください。
また、感想は一部加筆・修正しています(読メは文字数制限があるので削ることもしばしばなのです。。)


2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4461ページ
ナイス数:183ナイス

くーねるまるた 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)くーねるまるた 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)感想
炊飯器でホットケーキ!!なるほど、それは気が付かなかった。今度試してみよう。。
鰹のたたきも美味しそうだけれど、家でやるには勇気が要るなあと思います…換気とか。。
ご近所さんとの持ちつ持たれつがとても良い感じ。女友達というよりも姉妹といった感じで微笑ましい。
楽しそうなアパートでいいなあ♪
読了日:11月30日 著者:高尾じんぐ

金魚屋古書店 15 (IKKI COMIX)金魚屋古書店 15 (IKKI COMIX)感想
斯波さんとトメさんが知り合い→友人(トメさん目線)になるまでを描いた1冊。
『ブギーポップは笑わない』、懐かしい!
私は原作小説の1巻で挫折しておりますが。。。(爆)
何だかんだで菜月さんは斯波さんのことをとても理解してるなあと思います。
“同じ漫画を読んで同じようにいいなと思った時、その人たちの心は同じ部屋の中にいるんだってさ"。
素敵な言葉ですね。
読了日:11月30日 著者:芳崎せいむ

變愛 -奇妙な恋人たち- (リュウコミックス)變愛 -奇妙な恋人たち- (リュウコミックス)感想
ホラー要素満載なのかと思いましたが、趣味嗜好が少し変わっているというだけで、
意外にも可愛らしさを感じる話ばかりでした。
最終的にはどれも“受け入れられてハッピーエンド”の結末だからでしょうか。
一般的に“変”と称されることでも、受け止めてくれる人が居れば、
多分幸せなことなのだと思います。
弓で射られたい願望の彼女がとっても可愛らしかった〜。
各話の最後に付いている裏話が面白い。絵柄も結構好きです。
読了日:11月27日 著者:浅岡キョウジ

数奇にして模型 (講談社文庫)数奇にして模型 (講談社文庫)感想
S&Mシリーズ9作目。正常と異常の境界、人はどこまでが一人なのかなど、
ともすると哲学的な思考・解釈にまで話が及び、
それが犯人に相対した時に浮き彫りとなるところが面白い。
その思考の全てが伏線だったのかと。話の流れとしては、シリーズで1番好きです。
国枝先生や金子くんなど、脇役の出番が多いのも嬉しい。国枝先生の逆上場面も見所(笑)
タイトルも洒落が効いてる上に、エピローグに続く更なる伏線になっているようで、大好きです。
読了日:11月24日 著者:森博嗣

ラララ (1) (ヤングガンガンコミックス)ラララ (1) (ヤングガンガンコミックス)感想
ぶっ飛んだ設定なのに、不思議としっくり感が出て来るのがこの作者の凄いところかも。
リストラされた主人公・桐島くんが飲み屋で知り合った女性と即日入籍(永久就職という言葉の妙…)→専業主夫に。
お相手の石川さんは美人でスタイル抜群の女医だが、家では真っ裸な上、類を見ない程の超絶マイペースな性格で。。
いやあ、面白いです!結婚から始まる順序逆転ラブストーリー、今後の展開が楽しみ。
この石川さんをどうやってその気にさせるのか、桐島くんの恋路は前途多難なような。。
しかし、「バツイチになりたい」って願望は…あまり聞かないなあ^^;
理屈としては頷ける部分もありますが、、バツイチになるために結婚する。。。ううむ。。
読了日:11月23日 著者:金田一蓮十郎

らいか・デイズ (16) (まんがタイムコミックス)らいか・デイズ (16) (まんがタイムコミックス)感想
祝10周年!毎回温かな気持ちになれて大好きな漫画です。
赤鬼・青鬼の話、小鳥の話にほろり。『…いじわる』は可愛すぎでしょう!!微笑ましいです。
先生の息子・小太郎くんも少しずつ大きくなって生意気な部分も垣間見えて、、
“働きながら育てる”って大変だなと思ったり。
作中で何度目か分からないクリスマス、お正月、バレンタインですが、
サ○エさん方式でこのまま永遠の小6でいて欲しいですね。
読了日:11月17日 著者:むんこ

ホテルジューシー (角川文庫)ホテルジューシー (角川文庫)感想
大学の夏休みに沖縄のホテルでリゾートバイトをするヒロちゃんが、
お客さんの訳あり事情と関わりながら少しずつ変わってゆく話。
真っ直ぐで、真面目で、曲がったものは正したくなる、そんなヒロちゃんの姿には好感を持ちつつも、
“正してあげよう”という目線が少し鼻につく場面もありました。
あと、訳ありの内容も少々ハードなような…。
個人的には姉妹作品の『シンデレラ・ティース』の方が安心して読めて好きです。
とは言え、沖縄独特のゆる〜い感じや数々の沖縄料理が何とも素敵。
比嘉さん、クメばあ&センばあがいい味出してました。
読了日:11月17日 著者:坂木司

ホクサイと飯 (単行本コミックス)ホクサイと飯 (単行本コミックス)感想
〆切間際でも、アイデアが思い浮かばなくても、猛烈に落ち込んでいても、
“食”にこだわり自分を奮い立たせている漫画家が主人公の日常物語。
モノローグ中心の話が多いのですが、彼女の傍らには常にぬいぐるみの“ホクサイ”がおり、
彼との心の中の対話で話が進む…という形です。
どちらかというと“作る過程”ばかりが描かれており、「いただきます」で終わっている話が多いので、
カテゴリはグルメ漫画なんでしょうけど『ああ〜食べたい!!』という感想にならないのが
少し変わったところでしょうか。でも、コンビーフの大葉巻は作ってみたい。
読了日:11月17日 著者:鈴木小波

今はもうない (講談社文庫)今はもうない (講談社文庫)感想
S&Mシリーズ8作目。この話は文章の清廉さに磨きがかかっていると思います。特にエピローグ。
今回は主に笹木さんという男性が語り手となり、彼の目から見、
私情も多いに入った視点での密室殺人事件と西之園嬢が語られます。
睦子叔母はあまり好きな人ではなかったのですけど、この話を読んで印象がガラリと変わりましたね。
事件の結末も、誰も何も語らないことに、何だか優しさのようなものを感じました。
読了日:11月15日 著者:森博嗣

姉の結婚 6 (フラワーコミックスアルファ)姉の結婚 6 (フラワーコミックスアルファ)感想
どこまで転がり続けていくのか、この話は。。
好きなら好きで良いじゃない!と思うけれど、そうもいかないということか。
美人でスタイルも良くて仕事も出来る(本人に自覚はなく頓着もしてないけれど)人でも、
幼い頃からの刷り込みやコンプレックスはなかなか打破出来ないのだなと。。
ちょっと視点を変えればヨリは幸せになれそうだけど、
そう出来ない最大の引っかかり(真木)が出来てしまった今、余計に悩んでしまうのですね。
これからどうなってしまうのか。。そんな中、ルイちゃんとゆうとくんの2人は微笑ましくて救いになるー。
読了日:11月14日 著者:西炯子

サムライカアサンプラス 2 (マーガレットコミックス)サムライカアサンプラス 2 (マーガレットコミックス)感想
初読で泣いて、再読してもやっぱり泣ける。よい子母さんの言葉は温かくて真っ直ぐで、沁みますね。
お父さんと仲良しなのもとても良い。
若い頃のエピソードがどれも可愛らしくて、そんな毎日なら思い出し笑いだってしちゃうよなあ、と。
よい子母さんがご近所さんやったら、茶飲み友達になりたい。色々話して、聞いてもらいたいなあ。
もちろん私の方も聞きます、息子夫婦&孫や旦那さんの自慢話。むしろ聞かせてください!(笑)
読了日:11月11日 著者:板羽皆

オレなんかが親になって大丈夫か? (すくパラセレクション)オレなんかが親になって大丈夫か? (すくパラセレクション)感想
父親視点の子育てエッセイなのですが、その視点が独特すぎて面白い。
布おむつと紙おむつのどちらがいいか調べるために腕に装着して炎天下半日過ごすとか…(笑)
そこまで?!と思ってしまいました。
ああ、でも確かに赤ちゃんはそれを下半身に着けて1日を過ごすのだ…
なら、その検証は的を射ている…のか?(笑)
読了日:11月11日 著者:カラスヤサトシ

夏のレプリカ (講談社文庫)夏のレプリカ (講談社文庫)感想
偶数章のみのS&Mシリーズ7作目。
6作目と同時期に萌絵の親友である杜萌の周りで起こった誘拐・殺人・失踪事件に関するストーリー。
萌絵ちゃんがマジシャン殺害事件の方に掛かり切りなので出番は少なく(犀川先生はもっと少なく)、
杜萌ちゃんの目線で語られている部分が多いです。
…しかし、それがそもそものトリックに関わる重要部分だったりして。
ラストは何となく覚えてましたが、萌絵ちゃんの涙に切なくなりました。
そして話を聞いただけで真相が分かり、萌絵の身を案じて警察まで呼んでいる犀川先生は超人のようだ。。
読了日:11月9日 著者:森博嗣

幻惑の死と使途 (講談社文庫)幻惑の死と使途 (講談社文庫)感想
奇数章のみのS&Mシリーズ6作目。
“奇跡の脱出”を得意とするマジシャンがショーの最中に殺害され、その遺体も消えてしまう。
殺害方法、消失の方法、遺体の在処、動機などの謎も去る事ながら、
そういった部分とは別の、犀川先生の持論がとても興味深い。
『名詞は言葉の中で格段に高レベルな概念』に納得。
また、ブログやTwitterなど、現在の“情報の飽和”とでも言いたくなるような状況を
予言したような文面があるのも、素敵。
『それはそれで価値は無いと初めから割り切れば面白い』。私も萌絵ちゃんと同意見。
読了日:11月4日 著者:森博嗣

紅のメリーポピンズ(1) (ジュールコミックス)紅のメリーポピンズ(1) (ジュールコミックス)感想
久々に高口里純さんの新作を購入。
子育てのスペシャリスト“スーパーナニー”の女性が主人公のオムニバスストーリー。
童話パロディみたいな感じもしますが(主人公のスタイルとか)、
悩みを抱える家庭はシングルマザーだったり仕事と家庭の両立に悩んでいたりと、割と現実的な感じで面白かったです!
特に4話が良かった♪
そして、高口さんのコミックスの隠れた楽しみがあとがきなのですが、お子さん達がもうハタチ過ぎということに驚愕。。
そうか、私がリアルタイムで読んでたのは10年以上も前か…時の流れにもちょっと切なくなりました。
読了日:11月3日 著者:高口里純

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10月の読書データ

2013年11月03日 | Books
1年10ヶ月ぶりの読書メーターです(笑)
さあ、今回はいつまで続くかな?(爆)

中にはネタバレを含む感想もありますので、未読の方はご注意ください。
また、感想は一部加筆・修正しています(読メは文字数制限があるので削ることもしばしばなのです。。)

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3301ページ
ナイス数:117ナイス

大奥 10 (ジェッツコミックス)大奥 10 (ジェッツコミックス)
表紙が白く、複数人だったことにびっくり。
ずっと表示されてた←此方のイラストは表紙だったのか…。
そして内容は、これまでで1番辛かった。
赤顔疱瘡に対しワクチン接種という対処を見つけたものの、政の大きな争いの渦に巻き込まれ、
不遇の最期を遂げる青沼と平賀源内。黒木さんの慟哭は胸が痛かった。
田沼意次も、史実で伝えられている姿とは全く違い、とても誠実に仕事をしているのに、
うらはらの評価、天災までも意次のせいとされて追い込まれていく姿が本当に辛い。
そして、将軍は再び男性へ。
正直、この後は将軍そのものが表立たない(有名でない)時代が続くのでどうなるのかなと思ってたんですが、
ここで男系へ戻すのか!!と。よしながさんの手腕に脱帽。
完結も近い感じがしますが、今後の展開が楽しみです!!
読了日:10月30日 著者:よしながふみ

封印再度 (講談社文庫)封印再度 (講談社文庫)
S&Mシリーズ5作目。
名家に伝わる開かない箱“無我の匣”と取り出せない鍵の入った壺“天地の瓢(こひょう)"。
箱・鍵の解けないパズルが、名家の主人の謎の死と絡み合う様が面白い。
箱と鍵のトリックは実際に見てみたい!理論上では確かに可能ですが、実現するのはどうなのでしょう。
タイトル『封印再度』と『Who inside』、そんな言葉遊びも大好きです。
それにしても、萌絵ちゃんは犀川先生を振り回しすぎ。。
初読時はあまり気になった記憶が無いのですが、今読むとかなり行き過ぎた仕返しだなと思います…。
まあ、それで犀川先生(と国枝先生)の意外な面も見れたので良しとする、かなあ(笑)
読了日:10月29日 著者:森博嗣

文庫版 死ねばいいのに (講談社文庫)文庫版 死ねばいいのに (講談社文庫)
一気読み。インパクトの強いタイトルですが、ラストでその意味が分かり、戦慄。。
途中で予想のついた部分もありましたが、それでどういう結末になるんだろう?と読み進んでいったら…。。
驚愕もさることながら、全編に渡って描かれた人間の仄昏さ、
そして伏線の全てをラスト数ページで回収してきっちり匣に納めたところも、
さすが京極夏彦!と言いたくなりました。『死ねばいいのに』。怖い言葉ですね。
読了日:10月25日 著者:京極夏彦

AKB49~恋愛禁止条例~(16) (少年マガジンコミックス)AKB49~恋愛禁止条例~(16) (少年マガジンコミックス)
SKE編。熱い熱いスポ根漫画なので読んでて心地良いです。
どんな困難が合ったとしても結局は大団円になるだろうことは毎回予想してますが、
そこまでの道のりで「どうやって解決するんだろう?」とハラハラさせてくれるのが良い。
『懸けているのは他人の夢か?!違う!!おまえたちの夢だ!!』という松井珠理奈の台詞が印象的。
努力は実る、夢は叶う、誠意は伝わる。
現実はそうもいかないけど、みのりたちはそうあって欲しいな、と毎回思います。
いまマガジン本誌でやってるNMB編も面白いんだ、ほんとに。続きが早く読みたいー!(笑)
読了日:10月23日 著者:宮島礼吏

詩的私的ジャック (講談社文庫)詩的私的ジャック (講談社文庫)
S&Mシリーズ4作目。
大学内で起こる連続殺人事件に犀川・萌絵の師弟コンビが挑みます(犀川先生は無理やり巻き込まれてるだけか…)。
今回はタイトルの通り、詩的な表現がたくさんあって魅了されました。
“綺麗なイーコールのために”という殺害動機も納得。多分、私もこの話の犯人と似たような性格だからかな。
森さんの言葉のセンスはとても好きです。
普段は論理的な思考と言葉を発する萌絵ちゃんも犀川先生の前だと途端に破綻してしまうのだなあ…と少し微笑ましく思ったり。
一生のお願い、叶うと良いね。
製図やらUNIXやら、自分の学生時代を彷彿とさせる単語が出てきて懐かしくもなりました。
読了日:10月23日 著者:森博嗣

リトル・フォレスト(2) (ワイドKCアフタヌーン)リトル・フォレスト(2) (ワイドKCアフタヌーン)
小豆料理に山菜の天ぷら、合鴨ソテー、黒米とかぼちゃの二色ケーキ…2巻も美味しそうなものが沢山でお腹が空きました。
中でも心惹かれたのがワラビ!毎年山で取って食べてたのに、今住んでる所では自生は元より、スーパーにも並んでいない…。
久々に食べたくて堪らなくなりました。
続けようと思えばいつまでも続きそうな話でしたが、いち子の悩みや決意を含めてきちんと着地して終わってる所はお見事。
“いつか帰ってくる日のために”と田畑の維持をしてくれてる友人が、良いなあと思います。
読了日:10月21日 著者:五十嵐大介

その男、甘党につきその男、甘党につき
ショコラの甘い香りが漂ってきそうな一冊。舞台がパリだからこその雰囲気、少し不思議な浮遊感のあるストーリー。
とっても素敵です。そして何よりも、ジャン=ルイの渋い大人の色気が溜まりません!
初めは少し冷たい感じがする甘党の謎の男性という雰囲気でしたが、
次第に人情味というか、人柄が感じられるストーリー展開になってたのも良かったです。
“ショコラの魔法”はすごく素敵!私もしんどい時はショコラを一欠片、口に入れてみよう。
読了日:10月20日 著者:えすとえむ

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
十数年ぶりに再読。S&Mシリーズ3作目。
森博嗣作品はトリックや謎よりも、天才と呼ばれる人たちとの掛け合いやモノローグの方に惹かれます。
この巻だったら11章3項かな。
トリックは予想がついたものの、出てくる算数の問題は初読時も、そして今回の再読時も一切解けませんでした(笑)
誰かビリヤードの問題の答えを教えてください。。
読了日:10月20日 著者:森博嗣

リトル・フォレスト(1) (ワイドKCアフタヌーン (551))リトル・フォレスト(1) (ワイドKCアフタヌーン (551))
故郷の山村で一人暮らしする女性の生活を描いた物語。
自然の厳しさや大変さも描きつつ、そこで育まれる恵みの食材たち。それを無駄なく丁寧に料理するいち子。
“生きる”ことってこういうことなんだと思います。
ばっけ味噌、つきたてのお餅に納豆を絡めた納豆餅、薪ストーブで焼いたパン、栗の渋皮煮、
全てが美味しそうで、読んでてお腹が空くー(笑)キャベツケーキに挑戦したくだりが1番好きです。
気ままなように思えますが、幼い頃の母の失踪など少し暗い部分も絡めてあったり。
2巻も買ってあるので、読むのが楽しみ。
読了日:10月20日 著者:五十嵐大介

銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)
“夢だけあってもそれは片輪の車みたいなもの。それを支えるもう片輪が無いと前進できない”。
深いなあ。。厳格そうな父と初めて向き合った八軒くん、成長ですね!
父の方はもう少し考えてることがありそうだけど…?伝えるのが不器用なだけじゃないかとも思ったり、
それにしても、エゾノーでの生活は楽しそう!
肉体労働は厳しいですが、それ以上に美味しいものだらけ♪
焼き椎茸、私はポン酢がいいと思います(笑)豚肉ファンドも参加したい!
進んでそうで進まない弟の恋路に対し、
それを一足飛びどころか全速力で飛び抜けていったお兄ちゃんの結婚(しかもお相手はロシア人!)に笑いました〜
読了日:10月17日 著者:荒川弘

球場ラヴァーズ~だって野球が好きじゃけん~ 1 (ヤングキングコミックス)球場ラヴァーズ~だって野球が好きじゃけん~ 1 (ヤングキングコミックス)
基町姉さんがヒロインの、熱い熱いカープ応援漫画となっています!
個人的には日南子ちゃん編の『私を野球につれてって』よりも共感出来るところが多くて好きかなあ。。
“頑張ってる人を応援する”気持ちという部分への共感ですが(私はカープファンではないので…)。
恋路もちょっとずつ進んでいるようで、嬉しいな。
現在カープはCSファイナルに駒を進めていますが、それが漫画とどうリンクしていくのか楽しみです。
基町姉さんやみなみさん、実央ちゃん達はいまこの瞬間をどう思うのかなあ、とニュースを見ながら思いを巡らせるのが楽しい。
こんな楽しみ方があるんだ!という新たな発見でした。
読了日:10月17日 著者:石田敦子

和菓子のアン (光文社文庫)和菓子のアン (光文社文庫)
再読。すらすらと気軽に読めて、そして面白い。
和菓子の豆知識も多くて、日本の“風流”というものを再認識。和菓子って奥が深い!
しかもアンちゃんのオススメの仕方がまた…。私がお客だったら間違いなく買ってしまいそう。
続きも刊行されそうな感じがして、楽しみです。
読了日:10月15日 著者:坂木司

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読書熱、加速中

2013年10月16日 | Books
台風一過、関西では晴れ間が見えてきています。
でも大きくて重たい雲がゆーっくり流れてて、気圧が低いせいか頭痛が。。
そして、寒い!!
カイロでお腹を温めつつ、今日はゆっくりお休みです。

最近、読書熱がまた加速中。
たまに頭の中に『これ読みたい!』って本が浮かんできて
居ても立っても居られないことがあるんですが、今回も例に漏れず。。
今回は森博嗣さんの作品。ミステリ(推理小説)です。
学生の頃にハマってて、学校の図書館に入れて貰って読んでました。
(リクエストしたら99%の確率で入れてくれる、何とも寛大な図書館でした。。)
S&Mシリーズが大好きで。
刊行当時、“理系ミステリ”と有名になったものですが、工学部が舞台の小説だったので、
私も高専だったし雰囲気もイメージしやすくて合ってたのかもしれません。
再読は十数年振り?(笑)
もう、ほんと面白い!!!そして、懐かしい!
通学する電車の中で読んでたなーという思い出も手伝ってか、再度ハマってます。

てか、多分高専に通ってた5年間が1番読書量が多かったな、と。
学校の図書館、市立図書館、友達から借りる、そして自分で購入、
それらぜーんぶ駆使して、小説も漫画も絶えず読みまくってました。
いま思えば、何て幸せな時間だったのかと。。(笑)
時間があったんでしょうねー。
通学にも片道1時間半掛かってたし、
電車も1時間に1~2本あれば良い方という田舎なので
乗り遅れたら駅のベンチ(もちろん無人駅)で座って待つしかなかったですし。
本まみれの5年間、楽しかったなー。
今はもう『読もう』っていう意思がないと読めないし、
そうしてると1冊読了するのに時間が掛かるので
図書館で借りるよりも買ってしまわないと返却期限が守れない。。。(爆)

そういえば、卒業してしばらく経ってから学校の図書館に行った際、
シリーズ物の続きがきちんと入荷されてたのは嬉しかったな。
しかも何人にも借りられた形跡があって。
後輩の誰かがリクエストしてたんだと思うと、私の布教活動(笑)が功を奏したなあと。
自由な時間が多い学生生活を満喫するんだよーと微笑ましい気持ちになりました。

今回購入したものも、思い出に浸りながら読み進めて行こうと思います。
森博嗣作品を読み終わったら京極堂シリーズも…読めたら良いな(笑)
(分厚さにおいては天下一品のミステリなのです)

熱が加速しているついでに、長らく放置していた読書メーターも再開しました。
ゆるゆると記録していくことにします。
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