≪千穐楽カーテンコールレポート≫
注:例によって脳内HDDなので聞きたいところしか覚えておりませんw
千穐楽公演。当日券の窓口に長~~~い列ができ、立ち見もかなりの数であったようです。
文字通りの満員御礼。
第二幕ラストの『ともしびの白百合』が流れる中、キャストが最後のごあいさつ。
皆さん胸いっぱいといった風情で一礼していかれます。
ロジャー先生こと上川隆也さんはいつものように早足で舞台中央前方に。凛々しく一礼する姿にひときわ大きな拍手。
そして主役のジェーンさま=堀北真希さんが少しはにかんだような、美しい笑顔で一礼。またもや大きな拍手。
3回目かな?ブラックバード役の青葉市子さんがジョン・ダドリー役の田山涼成さんに呼び出されて走ってくる→センターで真希ちゃんが身体ごと抱き止める!この絵がもう、可愛くて、可愛くて、天使か!とウットリしておりました。
カーテンコール3回で、ようやくキャストの中から上川さんが一歩踏み出し、拍手がいったん小止みに。
上川さん「(一礼して)かくもたくさん…(ここで二階席から『かみかわさーん』とおばちゃんの声w会場に笑いが)…ええっと、かくもたくさんのお客様にこの大千秋楽にお集まりいただき、本当にありがとうございます!えー…(ちょっと調子狂ったような表情)…本当にこれで『9days Queen』はおしまいです。今日のこのステージは一回しかないわけですが…(ここで男性の声で『~~~!』と誰かに対する声援が飛び、観客席は再度苦笑い)…え~、ちょいちょい間の悪い方がいらっしゃるようですが…(観客ドッと爆笑)…でも、めげずにやります!えー、今日の舞台はこの一回でおしまいですが、幸いなことにDVD化が決まりました!」(「ええ?今それ言う?」というような微妙な笑いと大きな拍手)←実は上川さんのDVD発売宣伝@カテコは毎回のお約束w
↑何故か?ドヤ顔の上川さんが可愛い~~!w
上川さん「舞台は一瞬のものですが、DVDで皆さまが愛してくださったジェーン・グレイを半永久的に(えっw)皆さまのお手元においていただければと思いますっ!」(礼)
↑ ここで、さらに微妙な間があき、上川さんにしては珍しく「どうしよう」的な躊躇を一瞬見せたものの、力技で「本日はどうもありがとうございましたっ!!!」と朗々たる声で叫ばれ、大きな拍手を受けたのでしたw
観客席が笑いと温かい拍手に包まれる中、上川さんから「それではここで、皆さんが愛してくださったジェーン・グレイ、堀北真希さんに一言いただきたいと思います!」と見事にコメントを振られ、花の咲くような笑顔で堀北さんが前に進み出られました。
(ここでも2階席とおぼしき男性の声で『まきちゃーん!!』とコールがかかり、一瞬戸惑いを見せるジェーンさま…その後ろで上川ロジャー先生が慌てて?口許に指をあてて『しぃぃーっ!』と上を見上げて注意…私たちは大いにウケました。さすが!頼れる先生ーっ!可愛いよ上川さんっ!!)←千秋楽興奮クライマックスw
堀北さん「どんな境遇でもどんな時代でも、精いっぱい生きた人々の魂が安らかならんことを祈りましょう…そして私たちは今を精いっぱい生きましょう!どうもありがとうございました!」
とても落ち着いた、舞台での声とは違った優しい声音でした。深々とドレスのひざを折って一礼してから、感極まったように顔を上げたジェーンさま、最後に高い声で「今日は本当にありがとうございました!!」と叫ばれ、その何とも少女のように初々しく健気な姿にさらにあたたかい拍手が降り注ぎました。
ここでカーテンコールの終わりを告げる『ともしびの白百合』が再び流れ、この時の私は本当に胸の中が温かい気持ちでいっぱいになっていました。
何故でしょうか、『9days Queen』というお話は悲劇だったのかも知れませんが、私には悲劇という印象はありませんでした。特に終盤の「いい感じに熟成した」舞台を観終わった後は、それぞれの登場人物が自分の求めるもの、信じるものの為に必死で生きて、結果として散って行った(あるいは生き残っていった)ように思えて、どこかすっきりした観劇後の心持ちでした。
キャストの皆さん、スタッフの皆さんに感謝を込めて。
ありがとうございました♪