徒然草庵 (別館)

人、木石にあらねば時にとりて物に感ずる事無きに非ず。
旅・舞台・ドラマ・映画・コンサート等の記録と感想がメインです。

鍵泥棒のメソッド 【白版】東京初日感想 (ネタバレあり)

2014年05月14日 | 舞台





当初の予定では【White Ver./白版】は土曜の夜公演に行くはずだったのですが…【黒版】の魅力に取りつかれ、急遽「白は初日行ってしまえw」と参戦決定!

予備知識もなく、まっさらな状態で日曜の【黒版】を観てから、友人に「映画版を見た状態で舞台を観たら、絶対あちこち『うわー!』と思う工夫やひねりがいっぱい分かって楽しいよ」と勧められたこともあり、月曜の夜に帰宅後、真っ先に映画を見て復習(予習?)完了!
これがまた大変に面白くて抱腹絶倒…!主演の3人はもちろん、脇まで含めた仁義なき演技合戦(笑)+濃すぎる登場人物たち、張り巡らせた伏線とその回収の見事さ、なぜ今まで見ておかなかったんでしょう…orz ←それは面倒だったからw

これで、明日の舞台は万全の状態で臨める!
いざいざ!池袋へ行かん!

会社をスーパー定時ダッシュ、サンシャイン劇場へGO!チケットは途中で購入。なんと席を選んで手続きをしているうちに2回も「すみません、今のお席は売れてしまいました…」となり「ええっ!?」(驚)決してぴ○の店員さんがモタモタされていたわけではなく、この日のチケットの「駆け込み需要」がそれだけ高かったのだろうと思います。とはいえ、今回は絶対に1階席で観る!という妙な気迫(笑)が通じたのか、最後の1~2枚のところを何とか入手できました!

さあ!休演日を経て、もうひとつの『鍵泥棒のメソッド』初日の幕が、いよいよ上がります!


 ☆★   ☆★


【白版キャスト】(敬称略、☆印がクロスキャスト、複数役名がある場合はメインのみ記載)
桜井武史:多田直人 ☆
コンドウ:岡田達也  ☆
水嶋香苗:岡内美喜子  ☆
香苗の父:西川浩幸
香苗の母:大森美紀子
香苗の姉:前田綾
工藤純一:大内厚雄
土屋:石原善暢
藤本:小多田直樹
藤木:笹川亜矢奈
谷口:毛塚陽介
村上:関根翔太
助監督:畑中智行  ☆
監督:阿部丈二  ☆
猫娘:渡邊安理  ☆


 ☆★   ☆★


今日はトーク&フォトブックを買わなくちゃ♪と物販コーナーへ。すると!前回の公演でお見かけした、ある役者さんが物販スタッフでいらっしゃるじゃないですか!せっかくなのでそちらでお買い物をお願いしてみました。実は、前回も意外な方が入り口でフライヤー配って下さってて、気づいた瞬間「何で役者さんがこんなところにいるの?」とポカーン…目が点になりました。友人曰くCBではそれが「普通」である!と。はぁ、そうなんですか…と半信半疑だった覚えがあります。(^^;

実は声かけるのも相当緊張しまして…(^^; 注文のセリフ(?)噛みそうになりました。 ←臆病w

「あの…トーク&フォトブックを一冊ください」
「ありがとうございます。2000円です^^」

スラリとした長身、目の前でニッコリ♪ 極上のバニラアイスみたいな甘~いスマイル!流石は役者さん!笑顔ひとつで破壊力半端ないんですけど!(爆笑)クラ…っと眩暈がしそうなのを抑えつつ、表面上はあくまでも冷静にお財布を取り出そうとした私が手に持っていた「フライヤーの束」を見た、先方が一言。

「それも一緒にお入れしましょうか?」
「…えっ?」

一瞬、キョトン。

「そんなことまでお願いしていいんですか?」
「はい。もちろんです^^」

再びニッコリ。スッと受け取ると、ちゃんとビニールバッグに入れてくれました。な・ん・て・親・切!というより「その動作のスマートさ」に目を奪われた!危うく惚れかけた!(←大違!断じて違う!)
が!ここで何故かワタクシ「自分の度胸試し」のような行動に出てしまう……勇気を奮って二つ目のお願いごとをしてみました。

「じゃあ、もうひとつお願いしてもいいですか?」
「はい?」
「もしよかったら、握手してくださいませんか?」
「いいですよ! ^^」(即答)


(((ふわっ)))


わー!何とこちらのお願いにも快く応じてくださり、ホントに両手握手してくれました!!!
↑ ここで「塩対応」食らったら、舞台観る前から討ち死にしてましたね…w

「きゃー、ありがとうございますっ!友達に自慢します!v」 ←既に地に足がついていない喜び方w
「そんな…自慢だなんて…(^^;」

柄にもなく!久しぶりに胸がドキドキしちゃった~w …こういう種類のトキメキは実に実に久しぶりっ!おそらく仕事では絶対に見せない!嬉しそうな「半分以上溶けた残念なアイスクリーム状態」だったに違いありません。知り合いに会わなくて、本当に良かった~!(←そこか!)

いえ、言い訳ではありませんが!高校生や大学生の時は「あるもの」にハマっておりまして、海外遠征デフォとか、入り待ち出待ちとか、サイン頂いたり、一緒に写真撮ってください!とか、やらなかったわけではなく…むしろそれに明け暮れていたのです…でも!そういうのははるか大昔の話で!足を洗って久しいしw もう分別ついたイイ大人のはずなんですけどねえ…ワタクシ。(^^;;; 

いやいやいや。
恋愛はともかく、トキメキのスイッチは30過ぎても壊れないでちゃんと機能させないとダメでしょう!
思いもかけず10代の頃の胸キュン&トキメキを思い出しましたw(爆)ありがとうございましたっv


↑ 反省&自戒の為に敢えて全世界に晒しておくものである。
 (「自分がイヤになるぜ…」byモントロン伯爵)






 ☆★   ☆★


さて本日座ったのは1階席の後方下手。前回よりははるかに近い感覚で観られる位置です。さすが初日?【白版】を見に来たCBの俳優さんたちがすぐ後ろに座られ、気づいてしまった私の背中に妙な緊張感が走る…っ!双眼鏡使えないじゃん!(笑)でも、今回はオープニングからダンスまで絶対に!気が抜けません!


≪みどころはこちら≫  ←冗談w

【黒版】vs【白版】
脱いでもすごいんです対決!を制すのはどちらのチームか!?
キャラメルボックス・細マッチョ(細くなくても結構ですが)選手権、
栄冠は誰の手に?!



BLACK or WHITE?


こんなこと書いてますが、実際私は【白版】で何が楽しみだったかというと、ナマで岡田達也さんが観れる!の一事。ほら超・CB初心者で、しかも『TRUTH』から入った人間ですので、あの鮮烈な弦次郎役は(DVDでありながらも)私の脳裏に常に大きく存在しているんですよね…他に出てらっしゃる作品も観ましたが、時代劇じゃないのもまた新鮮。香川さんの演じた【映画版】コンドウ、阿部さんの【黒版】コンドウを見た後だと、期待やら想像、イメージやらがもう桜島の噴煙並みに数千メートルの高さまでモクモクモク…!!! ←誰も止められないw

そして【黒版】で阿部さん演じるコンドウの細マッチョぶりを絶賛していたら、「(岡田さんも)筋肉的には負けてません!」と、さるやんごとなき筋(=CB加藤社長w)から太鼓判ドドーンと押され…って! ←結局「そこ」じゃないか!!(爆)

でもね。ベートーベンの『月光』が流れる中、舞台に照明が淡く落ち、運転席に座るコンドウの姿が浮かび上がった瞬間…!私の頭にはまさしく!!!(↓)これが!


キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!


うわあああああああああ!!!ホントに岡田さんのコンドウだーっ!(心拍数↑↑↑)視覚的に受ける印象は【黒版】とはまた全然違う…どこか軽快で淡白。想像よりもギラギラしてないんだけど、その分内に秘めた危険な匂い満載。何なんですか、この登場シーンのインパクト!(岩城役で出てくる西川さんの出オチ的な存在感も別の意味で強烈なんですがw)

前回は驚きのあまり?コンドウ以外、半分も目に入ってなかったらしい(笑)戦闘、いや銭湯のシーンも、ばっちり!誰がどこにいたか分かりました!(←今更!)

もうこの際だから開き直りますw 見どころの「脱いでもすごいんです対決」ですが、焦らすなー、さっさと脱げー、と聞こえないヤジが飛んだかどうかwあの間の取り方が微妙にツボりまして。それ以上に!岡田さん、とにかく細いです!ごつくなくて、むしろ滑らか。でも「ただ細い」のではなく、まるで全身が磨き上げた特殊鋼みたい!という感想を抱きました。【黒版】で「明らかにその筋の人でしょ」と身体で見せちゃう阿部さんと、【白版】の「得体の知れなさ」で観る側に想像(妄想?)させる岡田さん…二人のコンドウ、脱いでも対照的!甲乙つけがたいです。ここはやはり好みの問題ということでよろしいでしょうか、加藤さん?(笑)

ちなみに好みというのは、例えるなら「和食が好きですか、それとも洋食が好きですか?」的な感じです。←やめなさいw

脱ぐのはともかく(もういいって!)この舞台、初見でも思いましたが「銭湯~オープニングダンスシーン」のコリオグラフと曲がものすごく!スタイリッシュでカッコイイ!!のです!!!曲名は「Moonbase (Tribal groove remix)」石田ショーキチさんの作品、新録だそうです。今思い出してもドキドキ…!居並ぶキャストの衣装、キレの良いダンスに、こっちはとにかく見惚れるしかない!そして!繰り広げられるダンスに(銭湯モードから)服を着て舞い戻って来たお二人、大内さんと石原さんが加わると、途端に舞台上の絵に華やかさが加わります。何なんでしょう、あの鮮やかな変化は!

今回改めて思ったこと。センターで踊る大内さん(注:中身は医者。まだ工藤じゃないw)が、もう、カッコ良すぎて眩暈がするんですよ!腰の落とし方とか、動きのキレ味とか、身体の動きがいちいち「好み」過ぎる!それは殺陣ですか!というほどにカッコイイ!首と肩幅と胸がガッチリあって、あの白黒のロングジャケットが恐ろしいほど似合う!(あの白黒のロングジャケットは場面転換作業員制服としても活用されてて、しかもほぼ全員が着るので、似合う&似合わないは歴然としてわかっちゃうんですよねえ…w 工藤のスリーピースの似合いっぷりにも女ながら嫉妬しましたが…そう!私はスーツフェチ!)――この場面を言い表す語彙と表現力がない!さっきまで腰タオルで石鹸投げてたのとホントに同じ人ですか!?(爆)

実際、大内さんは同じく『TRUTH』の英之助役で忘れがたい存在感を私の記憶に焼き付けている方です。残念ながら3月の公演には出ていらっしゃらなかったので、ナマのお芝居は「初めまして」!そしてこの日、舞台で初めて岡田さん(=弦次郎)と並ぶ姿を見て、頭が真っ白にスパークするほどの興奮、「うわー!ザッツ・キャラメルボックス!!!」という声にならない叫びで、全身がゾクゾク震えました。2月に『ヒトミ』再再演を初めて観た時の感激とも似た……映像記憶と目の前の舞台が鮮やかに結びついて弾けた瞬間、これこそ私が最初に触れた「キャラメルボックスの空気感」!!!


「きょ、今日来てホントに良かった…っ!!!」(//∀//)ポゥ 


だがしかーし!この時の私は、まだ気が付いていなかった…!
この【白版】が一昨日の【黒版】とは全く違うインパクトを持って迫ってきていることを!


 ☆★   ☆★


お話の筋は全く同じで、メインのキャストが3人入れ替わるのが今回の公演。同様のお芝居は前にも見たことがありますが、2つのバージョンは決して同じではなく、むしろ全く別物として観るほうが楽しめる、というのが私の経験です。そして今回は…キャスト3人が入れ替わるだけで、こんなにも破壊力が増すのかっ?!同じセリフ、同じ場面なのに、何でこんなに直球でガツンと笑い&衝撃が来るのっ?!(爆)不思議なくらいです。

シナリオも台詞や小さなネタがすこ~しずつ【黒版】とは変えてあって、どっちかを先に観た人なら思わず吹き出すシーンも満載です。個人的に変なツボに入ってしまったのは「演劇集団チャルメラトップス」!その響きに不覚にも「ぐはっw」…【黒版】では割とまともな「キャンディボックス」だったのに!(爆)

記憶を失くしたコンドウを演じる時の岡田さん、冒頭の殺しシーンで垣間見せた「得体の知れなさ」「大人の男の色気と危険な匂い」はどこへやら…?いわゆる「脂っ気」がすっかり落ちてしまって、まるで「狼」から「迷い犬」!何という頼りなさ。何という不安げな表情。「35歳にしては、老けてますよね…?」という台詞で劇場中が大爆笑するのも、この人ならでは?中の人のテイストと、役の持つ色合いが、不思議に混じって、観ていてどうにもニヤニヤ(笑)してしまうのです。それでも必死で「自分の人生を何とかしたい」と奮闘する姿は、何やら母性本能をくすぐるモノがあります。

そんな「母性本能をくすぐられちゃう」香苗役、絶妙のバランスのキャスティングだなあ…!と溜息がもれた、岡内美喜子さん。第一印象は「ものすごい美人!」大人で、芯がしっかりしていて、自分を信じる強さを持ち、多少のことでは動じない!まさしく「頼りになるお姉さん」岡田さんのコンドウ(=桜井状態)と好一対!!お姉さんというよりもお母さんのような落ち着きと包容力を見せるシーンでは、記憶喪失のコンドウが「あなたといると安心するんです…!」と泣き出しちゃうのもわかるわかる、と頷きながら観ていました。

ああ、そして観ていて一番「振り回された」のはこの人です…多田直人さん@桜井!!!いったい何回「お前なぁっ!(怒」とツッコミを入れたくなったことか!元から「ダメな」キャラの桜井なのに、ここまでイライラさせられるとは!!コンドウじゃなくても撃ち殺したくなるわ!! ←舞台上でも本気で殺しかねない岡田さんの雰囲気がまた抱腹絶倒w 文字通り「殺意を覚えるほどに」ウザくて頭悪くてダメかわいいってどういうことですか!?w 前回公演の小沢(@『ヒトミ』)の雰囲気から何となく「マイペースで飄々とした、掴みどころのない桜井」を思い浮かべていたのですが、まさか…予想のはるか斜め上を行きやがった…っ!(注:最高に褒めてます)

メインキャストの3人が【黒版】の阿部さん、渡邊さん、畑中さんとは全く違うテイストでキャラを組み立ててくる以上、周囲も受けるお芝居が変わって当然!でもそこは『演劇集団キャラメルボックス』!実に息の合ったアンサンブルを見せてくれます。これ、ほんとに初日なの?信じられない!と何度思ったことでしょうか。多分、お互いにどんな芝居を投げても受けて投げ返す「信頼関係」のようなものが、稽古の期間だけでなくこれまでの色んな公演の積み重ねで「出来ている」これは、今まで見て来た「一定期間だけ公演する商業演劇のカンパニー」とは根本から異なる空気感でした。
それはお芝居だけでなく、あれだけの場面転換を大がかりな廻り舞台や完全暗転、休憩もなしで「人力で」やっちゃうミラクルにも言えることで…あんなにキャストがワラワラっと出て来てパパパッと転換しちゃうアナログ舞台、普通「ない」…というか「ムリ」でしょ?!1回目は驚きだけでしたが、今回はそこにも刮目!

クロスキャストの面白さといえばここも外せない!エキストラ・コンドウの岡田さんを迎え撃つw【黒版】メインキャストの阿部さん、畑中さん…!!!期待してました。ものすごく期待してました!
そして前回の感想を粉々に打ち砕く、阿部さんの監督キャラがーっ!まさかのまさか。助監督ボンちゃんこと畑中さんもめちゃくちゃ楽しそうだし、あのシーンは座席で悶絶!(爆笑)思わず「やめてー!」と心の中で絶叫。岡田さんの時も「え、出オチ?!」と思いましたが、阿部さん…すごい…天才です…参りましたッ!渡邊さんの猫娘がこれまた可愛くて…!ラストの「キュン」では思わず「良かったねえ…桜井…こんな可愛い子で!」とまた撃ち殺したくなる衝動に駆られましたwww

もう笑い過ぎてなのか?感動してなのか?良く分からない涙が目尻に滲んで、指で拭いながらのみっしり2時間エンターテインメント。そして舞台を縦横無尽に駆けるキャストの創り出す空気感が限りなく「オトナ」の色気に満ち満ちているせいで、何故かこっちもドキドキ感さらに上乗せ。記憶を取り戻したコンドウの見せる軽快さと凄み、一見淡白ながらも、ここぞの場面でグッと力のこもるお芝居にワクワク、揺れる女心をキレイな透明感で醸し出す香苗にハラハラ、そして「究極にダメ」なのにハチャメチャと運(テキトーさ?)だけで何とかしてしまう?桜井の体当たりっぷりがガツンとしたスパイスを効かせています。

岡田さんのコンドウは、剃刀のような危うさがありながらも、軽やかな台詞回しと時折見せる少年のような笑顔がとても魅力的でした。終盤は岡田さん@コンドウと大内さん@工藤(大真面目にボケをやられると、面白すぎて涙出ちゃうんですけど!)のガチンコ勝負、これまた私は全神経で観入ってしまって息苦しくなるほど!【黒版】の精緻さとはまた違う【白版】のこのダダ漏れ色気…やっぱりステキ!

特筆すべきはラストシーン。香苗を追いかけてきたコンドウの「結婚してください!」に香苗が感極まりながら「はい!」と返事をする場面。見つめ合い抱き合う、というのは同じ演出…と思いきや!

次の瞬間「パッ!」と抱き合ったままタンゴのポージングを鮮やかに決めて暗転に消える二人。


(パリーーーン!) ←私の中で何か砕け散った音w


何という艶っぽさ!何という華やかな幕切れ!すごーいっ!オトナだわ…っ!
劇場中が息をのみ、次の瞬間ワァッと歓声&拍手!真っ赤なバラが舞台に咲いたかと思いました!

 
☆★   ☆★


21:30、【白版】初日、無事終演!日曜の夜同様、惜しみない拍手が降り注ぐ劇場で、キャストの皆さんも嬉しそうにカーテンコールに応えていました。カテコのトークで岡田さんの挨拶にひょいひょいツッコむ大内さん(そして「時間伸びちゃうから!」と怒られる)…という図を見て、40過ぎの大人の男性に対して大変失礼とは思いながら、じゃれ合いが余りにも可愛くてジタバタしていました。(スミマセン!)このお二人のお芝居は夏公演『TRUTH』&スピンオフ『涙を数える』でも観られると思うとワクワクが止まりません。時代劇&サムライ男子!

↑ はっ。夏公演スピンオフと言えば「イライラ度MAXダメ男35歳・桜井武史」こと多田さんは、若き長谷川鏡吾の役…ですよね…?!こ…これはもう、どうしたらいいのだ…!(自爆)

舞台の端から端までずらーっと並んだキャストの皆さんに、大きな拍手を送りながら思ったこと。


この日、私が【黒版】から【白版】を観て五感フルで受け止めたのは、
まさに「キャラメルボックスの総力戦」と呼ぶに相応しい舞台の持つ…


ディープ・インパクト!!


せめてアンケートで感想を文字にして伝えたくても、この日は言葉にならない感動で胸がいっぱい、頭が真っ白になってしまって、無理でした。ただただウキウキふわふわした気持ち…そして何なんでしょう、この胸のドキドキ感は!

まさかこれは…「何とかスイッチ」ONになった!?
握手してもらってキャッキャするとか、舞台に見とれてぽーっとするとか…おかしい。何かが変だ。
ガラにもなく「女子力」上がってる?!w ←普段は女子力より戦闘力が高いタイプ(^^;

落ち着け自分。オトナになれwww
そして土曜日マチソワまでじっくり反芻するのだ。間違っても毎晩池袋に通ってはいけない

初日特典とかハーフプライスとかに負けず、ここはいったん舞台そのものと自分の記憶を熟成させよう。そうすれば次に観る舞台はどちらのバージョンも数倍「胸キュンレベル」が上がっているはず!それは確実! 

 
BLACK or WHITE? 


否! ―― この舞台は、


BLACK and WHITE!


黒と白のチョコレートのように、甘~い誘惑。
ひとつ味わったら、別のひとつも手に入れたくなる。

そして彼らの挑戦を「受けて立ちたくなる!」――持って行かれたのは、ロッカーのカギじゃない!?


☆★   ☆★


そして忘れちゃいけない!

【黒版】vs【白版】CB脱いでもすごいんです!☆選手権★ (←だから違う!)

お芝居対決と同じかそれ以上(?)に、
これからの「アッパレな脱ぎっぷり」も、楽しみにしていますw(*ノωノ)キャッ





何かいろいろもう、関係各所にスライディング土下座…。
数々の妄言戯言、申し訳ありません。 m(_ _)m