徒然草庵 (別館)

人、木石にあらねば時にとりて物に感ずる事無きに非ず。
旅・舞台・ドラマ・映画・コンサート等の記録と感想がメインです。

嵐になるまで待って 所沢公演(大千秋楽)キャスト挨拶まとめ+α

2016年11月04日 | 舞台
行ってきましたよ。
既に日付が変わっておりますが、連日の深夜残業をものともせず(嘘)朝5時起きで伊丹から羽田へGO!

キャラメルボックス グリーティングシアター
『嵐になるまで待って』@所沢!!!


いよいよツアー大千秋楽です。

結局何回観たのか?と言いますと・・・

三重公演 ☆
大阪公演 ☆☆☆☆
新潟公演 ☆
所沢公演 ☆

7回!!!自分でも「ここまで嵌ったか」とビックリ。
近場でも平日ムリだったり別の用事があったりしてNGだったことを考えると、東京遠征しない割にはかなりの好成績(違)でした!!!

新潟公演の写真











↑ マイルを使って、日帰り上等!美味しいものも堪能しました♪



所沢公演の写真

















本日(既に昨日ですが)の所沢公演は、首都圏凱旋とあって満員御礼。急遽追加公演が決まったほどの盛り上がりを見せました。
もちろん、大楽に相応しい、本当に「全国11ヶ所でこの作品を観てきたお客さん全員の想い、涙、拍手を全て受け止めて演技に昇華した」見事な舞台でした。

カーテンコールは何と合計5回!
劇団公演ではなかったので、キャスト全員の『千秋楽一言挨拶』はありませんでしたが、やはり挨拶なしではキマらないだろうということで、MC・かじもん(ほとんど座長の風格・・・あの冬公演から何年になりますかね・・・感涙!)によるゲスト紹介から、一色洋平くんとクボカンさんに「一言挨拶をお願いします」で、開始♪

以下、脳内HDDから帰りの電車でざくっと書き出しただけのものですが、今日この所沢大楽に居合わせたお客さん、これまでの東京&地方公演で観てきた全てのお客さんのために!!残しておくこととします。(多少の間違いはどうかご容赦くださいませ)


 ☆


(以下、敬称略)

北村幸吉役・一色洋平
「本当にありがとうございました!最終日、もっといろいろ味わいながら演じたかったんですが、できませんでした。いつものように必死で、全力で最後まで演じてました。
次の作品で(客席から笑いと拍手!)またお会いできるのを楽しみにしています。本当に本当に、ありがとうございました!」

滝島役・久保貫太郎@クロムモリブデン
「(ひとこと、と言われて)一言!(場内爆笑)...じゃなくて、しゃべるよ。しゃべるからね。これまでみんなでずっと旅してきて、舞台やって、その間に撮った写真をずらーーっと並べてみてたらね...(感極まる)何かこういうの良いよなあって!(涙声)
またこのメンバーで『嵐になるまで待って』をやるかもしれないし、また違う場所で会うかもしれないけど、楽しかった!本当に、ありがとうございました!」

一色、原田、その他キャスト(笑いながら涙をぬぐう)

波多野祥也役・鍛治本大樹
「クボカンさんの挨拶聞いて、僕が泣いちゃった...(笑)9月から始まったツアーも全国11ヶ所を回り、本日最終日になりました。ここにいるお客様には関係ないことかもしれませんが、1ヶ月半のあいだ、これまで出会った全国のお客様と一緒にこの作品を作り上げて、今この場に立っている気がします。
今日は満員で、追加公演までさせて頂いて、本当にありがとうございます。一方で、全ての公演を満席にはできなかった、そのことが、とても、とても悔しいです。まだまだ演劇が皆さんにとって“遠いもの”だと思われていると言うことでしょうか。(少し声が震える)...これからは、演劇がもっと皆さんにとって近いものになれるように、全力を尽くして、頑張っていきたいと思います。ですから、また思い出したときには是非、劇場に足を運んでいただければと思います。本日はありがとうございました。」(大拍手)

MCに戻るかじもん「この作品の初演から広瀬教授を演じている西川さんから、一言お願いします」

広瀬教授役・西川浩幸
「この公演も今日で最終日を迎えました。さっきクボカンが(カテコ挨拶で)泣いてるのを見て、ああ、終わるんだなあ...という気持ちにだんだんなってきたような、不思議な気持ちです。
旅は終わりますが、それでも、次の新しい作品がまた続いていきます。私の人生の旅は、まだ終わりません。アナタの人生の旅も、まだ続きます。だから、何があっても、生きて、元気で、いてください。生きていれば、きっといいことがあります。新しい何かに出会います。だから、僕たちもまたがんばります。また劇場で、元気にお会いしましょう。ありがとうございました。」

鳴り止まない拍手。劇場中がえもいわれぬ感動でいっぱい&ほとんど涙目のキャスト全員。

「ええっと、これ(カテコ5回)は想定外の状況なんです!」と、かじもん。「劇団公演ではありませんが、千秋楽の三本締めを皆さんと一緒にしたいと思います!いつもみたいなオチは仕込んでませんので、シンプルに(笑)」

三本締めにいきなり指名されて慌てる樹里ちゃん。

君原友理(ユーリ)役・原田樹里
「うわああああ~!めっちゃビックリした!流石アドリブに弱い女!」(笑) ←自分で言っちゃうw

樹里ちゃんの三本締めはピシッと決まりました!^^

もう何もお出しするものが無いけど、最後に!と、かじもんの提案で客席退場。
かじもん、岡内さん、西川さんは最後まで手を振って、やりきった感いっぱいの素敵な表情で、名残惜しげに退場していきました。
弾けたクボカンさんと洋平くんはラストまで、2階3階席に手を振ったり、中央通路辺りで愛想振りまいてじゃれあったり、いっぱいハイタッチして、お客様を大喜びさせてくれました。(大阪でも楽しかった!!ありがとう!!!)

MC波多野かじもん、カテコ挨拶まで全力でした。
カテコ挨拶も、これまでとは全く違う決意と熱のこもった、力強いものでした。

かじもん、キャラメルの次の看板背負う覚悟を決めた顔になったね。
今日まで観続けて、ここまで見届けて、それが一番嬉しかった。ありがとう。 (心の声)


 ☆


そんなわけで。
最後まで見届けてまいりました。


終演後の私「かじもん、次の看板やる覚悟を決めましたね。ホントにイイ顔になって♪」
さるやんごとなきお方「でも(カテコで)泣いちゃダメだよな~」
私「まあ…でも…それが、かじもんですからw」

甘い?甘すぎる?いえ、普段アレなので、たまには全力で誉めてあげたいんですっ!
たまには良いじゃないですか!!! ←

今回の再演で波多野役が決まった&公表された時、反響も凄かったし、きっと強烈なプレッシャーだったと思うんですよ。
一生懸命頑張って、今までとは全く違う、あの「完全に新しい」波多野を作り上げてくるまでの道程を思うと、らしくもなく胸がいっぱいになるのでした...

ツアー終盤のお芝居の感想と、波多野姉弟に関する観劇後の想いと「考察」は、「後編」として近々まとめる予定です。
よろしければ、お付き合いくださいませ。