Happinessblog 幸せになりたい貴方に贈る心の持ち方術

大阪心斎橋占いサロン・イリスの琉妃(りゅうひ)が自分を変えて幸せになりたい人の為に贈る、心の持ち方術&日々徒然ブログ

稚くて愛を知らず

2013-08-24 17:51:03 | 書籍
大阪心斎橋にある、対面鑑定と、四柱推命教室&タロットスクールの
占い店「占いサロン・イリス」です。

こんにちは、翠川琉妃です。

むか~し読んだ本のことを少し。

そうとう昔です。20年以上は前です。

石川達三の「稚くて愛を知らず 」
稚くて愛を知らず (角川文庫 緑 97-12)
石川 達三
角川書店


出版されたのは1964年ですので、そうとう昔ですよね。

簡単なあらすじとしては(うろ覚えですが

由緒ある病院の家に箱入り娘「友紀子」がいます。
この箱入り娘を両親は溺愛しています。
当然、この娘は自分で何も考えず、ただ与えられるまま生きています。

友紀子は父親の命じるまま若い医者と結婚します。
ですが、自分から歩みよろうとはせず、ただ一緒に生活しているだけ。
(なんというか、気が利かず鈍感な女性です)

そのうち子供が出来るのですが、愛情のかけ方とか分からず
いつまでも娘のような感じで成長しきれていません。

夫はそういう妻に対して諦めの気持ちを持ち、本当に自分を愛して
くれる女性と共に、子供連れて妻と別れます。

友紀子は夫と別れても、悲しいとか寂しいといった
感情を持てず、ただ現状を受け入れるだけです。

実家に戻りましたが、結局自分では考えずに、ただ流れに流されて
自分が置かれている現状を受け入れるだけです。

とまあ、こんな感じだったと思います。

思うに、自分で考え行動しないと、何も変わらないし、
感情もわいてこないのではないかなと。

考えて動くと失敗する時もあります。
そんな時、落ち込んだり、悔しいがったり、
倍返しだ!なんてことも思ったりしますよね。

成功したら嬉しいし、好きな人から必要たされたら幸せだし、
生きて行くというのは、そういう事の連続ではないかなと
私は思います。

ただ、なんとなく生きて行く。
芥川龍之介の「六の宮の姫君」を彷彿とさせるような小説でした。


因みに、四柱推命で見ると由紀子の命式は、
財星の大過っぽい命式だなと思えます。
あるいは土日生まれの印星の大過かな


本格本気の四柱推命は「占いサロン・イリス」にてマン・ツー・マンで学べます 。



今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます


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