四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

イタリア鉄道旅行⑥ミラノ

2016-07-29 | 旅行(*海外)

先日友人から「鉄旅ダイエットだね ^ ^」とメールをもらいました

はい!その通り☆
心身の贅肉をそぎ落とし筋肉を増強する鉄旅です(^ー゜)

旅行中、息子と喧嘩したのは2回 fireexplosion

1回目は息子の空腹が限界を越え怒り爆発@ミラノ1日目の夕方
2回目は私がペルージャで癇癪を起こしました(アパートになかなか辿りつけなくて。。)

まあ、たったこの2回だけなので.. どうしても鮮やかに思い出してしまうわけで.. 自分としては大人気なさに恥ずかしくなったり反省したり可笑しかったり(^o^)

他は息子とは、助け合うことはしても依存しあう関係ではなく、お互いしたいことを満たしていけるいい旅ができたと思います(^^)/

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Frecciabianca ベネツィア発13:20 → ミラノ着15:55
早期にTRENITALIAのサイトから SUPER ECONOMY(超早割)料金で入手していたeチケットは(19€/一人1等車)


一等車の乗客には好みのウェルカムドリンクとスナックがついていました(嬉)
この列車にはビュッフェコーナーがあったはず・・と思い、お菓子を買い足しに行ってみました(^^)

「どこから来たの?」「Tokyo Japan flag1
そのあと仲良くなってちょっとおしゃべり♪
ちょっとシャイな表情で写真に応じて下さり、記念にと戸棚から探してきてビュッフェ職員用の帽子(紙製)を下さいました
ありがとう!


途中、列車の電気系統がどこか故障したみたいで...(クーラーが止まり、あちこちで乗客が車掌さんに、暑い暑い、とクレームをつけていました) 1時間位停車したこともあり、定刻より1時間遅れでミラノ中央駅に到着

ミラノ中央駅
聞きしにまさる威風堂々とした風格がありました
2泊するので、後の記事でも駅構内の写真はアップする予定です


列車が遅れたこともあったかと思いますが、駅窓口には、乗継ぎ変更や払い戻しの乗客で長蛇の列ができていました
座り込んで待つ人も多く1時間位は待たされそうな雰囲気だったので、どうしようか迷いましたが、私達もここで鉄道パスを使って乗る予定(主に南イタリア方面のIC)の切符を+3€で発券しておいた方がいい気がして、並ぶことに。。
こんな時ぼんやりしていると、横入りする人がいるので気をつけて下さい!!

早割切符を購入していたのに乗継ぎに間に合わなくなってしまったらしい韓国人カップルが、がっくり落ち込んでいるのを見かけました
早割切符は確かにものすごく安くお得なのは間違いないのですが、払い戻しや変更に関しての縛りがあるので注意が必要です

私も、予定を変えない確信があり、しかも乗継にかなり余裕をとった列車分だけを、SUPER ECONOMY 料金でeチケット発券するようにしていました

そして2等車鉄道パスの方は計算した結果「一日一人4,000円弱以上乗る日に使うと元がとれる」ことを念頭に使うようにしていました

その人の旅のスタイルに依りますがイタリアでは、eチケット・鉄道パス・窓口(自販機)購入を使い分けたり併用するのが、経済的だと感じました

 

 

 


ホテルは駅前(^^)/ 鉄道旅行はやっぱりこれに決まりです☆


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ミラノは5年前にツアーで来た時に、ドゥオモ内部やサンタマリアデッレグラッツィエ教会『最後の晩餐』鑑賞はしていました
なので今回は、トラムに乗ったり、運河の方を歩いてみたりしてすごすことに(^^
ドゥオモとビットリアオエマヌエーレ二世アーケードは、今回もまた行きましたが♪

今回はミラノ2日目に、スイス方面へ足を伸ばすための足場にするのが一番の目的だったミラノ泊になります

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ホテルで荷物を整理して休憩した後、街歩きへrunrun
すぐにレトロなトラムの姿が目に飛び込んできました\(^o^)/
胸が高鳴ります!!

 

 


すぐにでも飛び乗りたい気持ちを押さえて、とりあえず目的地の中で一番遠いナヴィリオ運河近くにあるポルタジェノバ駅へメトロで向かうことにしました


ミラノのメトロは路線図も入手しやすく現地でもわかりやすかったのですが、トラムの路線図は検索してもなかなか見つからず、現地で乗りこなす難易度は高かったです
それでも停留所の路線図を頼りに、時々町の人に尋ねながら、念願のトラム@ミラノも乗り回すことができました(^^)v

目的地に地下鉄だけ使う人は、刻印後90分有効(1.5€)を購入すればいいと思いますが、トラムも乗ってみたい人は絶対に乗り間違えもしてしまうので.. biglettogiomalierour 24h free(4.5€)を買っておいた方がいいです
地下鉄にもトラムにもバスにも使えて、3回乗れば元がとれますから!

ナヴィリオ運河
運河沿いには地元の方に人気のレストランが軒を連ねているようで、続々と人が集まりつつある賑わいを見せていました
もう19時頃だったと思います

 


パヴェーゼ運河

 

 

 


ぶらぶらしながら地下鉄口を探し、メトロでドゥオーモ広場

 


ビットリアオエマヌエーレ二世アーケード
床のモザイクも素晴らしい豪華なアーケードです

 

 

 


いつも人だかりができているのがここdown・・
5年前に見た(した♪)時よりも、雄牛のえぐれ具合が .. 深くなっているように見えました…


可哀想に .. ううううう、痛そう ... ^^;

でもまた今回も .. せずにはいられない衝動が .. (#^.^#) ←Sanae

一体どこの誰が考えついたのでしょうか?
アソコを踵でぐりぐりしながら回ると願いが叶うといわれているのです


みんな痛嬉(イタウレ)しそう?な顔をしてzzzbikkurimeromero
順番待ちしているようにみえました(^^)


スカラ座前の広場で喧嘩になり、レオナルドダヴィンチ像の下で休憩しながら仕切りなおし・・(^_^;)


今夜はミラノでブレイク中のラーメン屋で食べる話になっていて、息子が2~3軒ピックアップしてくれていました
その中の1軒にしぼり、トラムを乗り継げばなんとか行けそうだったのでそうします!

トラムの中はこんな感じ
レトロさを残しつつリフォームされていて、意外にも新しいです

 


乗り換えで降りた停留所でup黒いボディの旧型車両も見かけました
... と思っていたらdown今度はなに??.. レストラン車両??ヽ(@o@)ノ
わあ、なにこれ??乗りた~~~~~い!!

 


やっとのことで写真に収めましたが、お口あんぐりの私の前を、、このトラムレストラン、、悠然と通りすぎていきましたヽ(゚o゚;)ノ

一方、息子に任せたラーメン屋への道のりは遠く険しそうな気配


やってきた新型車両トラムに乗るも、夕焼けも迫り、、郊外の方へ行くような雰囲気 ...

 

 


このまま乗っていると、森の中に入っていきそうな勢いだったので(私はそれはそれで夕焼けを見ながら面白いなあ~とも思っていましたが)ラーメン屋については全てを任されている息子としては責任重大で、、一旦下車して地元の若者に尋ねたり(^o^)

 

 


引き返す別のトラムに乗り換えて、歩いて・・やっと辿り着いたのがこのラーメン屋さん「casa Ramen」




日本人の私達が食べにきたことをとても喜んで下さいました!
5/29から、新横浜ラーメン博物館に「CASA LUCA MILANO」を新規出店しているそうです(^^)

帰りは、ミラノ中央駅方面へ戻ればいいので表示もわかりやすく簡単
ちょうどバス停があったのでそれに乗り、難なくホテルに戻れました!

もちろん、この夜もバタンキューです (o◠ˆ◠✿) zzzmoon


■『イタリア鉄道旅行⑦スイスへ~ベルニナagain』に続きます
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イタリア鉄道旅行⑤ヴェネツィア

2016-07-26 | 旅行(*海外)

昨日は、4週間ぶりにスポーツセンターに行ってきました!
久しぶりに会う運動仲間に「日焼けしてるわね~」(は置いておき)
「ちょっと痩せたんじゃない?」と言われてにんまり(^^)v

家で自慢すると
息子:「それは、おばさん同士の社交辞令あいさつ・・(ー_ー)」

そんなことはありません(きっぱり)(^^)/
スタッフに体組成を測ってもらうと1ヶ月前に比べて、私の中から体脂肪が1kg消えていて、500gの筋肉が増えている・・と、ちゃ~んと数字が証明してくれていたのですから~\(^o^)/

夫:「誤差の範囲。痩せたようには全然見えないから・・(゜レ゜)」

飢餓状態で歩きまわった日々は、らくだのように蓄えてある脂肪からちゃ~んと燃焼してエネルギー源になってくれていたのに間違いありません
もうこうなったら、ヤセ脳になってリバウンドしないようにしなくちゃ(*^^*)

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当初の予定より半日、遅れてヴェローナ経由でヴェネツィアに向かいます


当日窓口で買うBase料金(定価)は、早期事前にネットから購入するSuper Economy 料金の3倍近くします
今回私の場合は、チケットの交換でしたので差額と手数料ですみましたが、乗車券の額面を見ると驚きます
心しておかなくてはいけません

 

 


2日前にthelloで降り立った朝のヴェネツィアサンタルチア駅に、再び降り立ちます

 


ホテルにチェックイン
昨夜くたくたの状態で打ったメールはちゃんと確認されてあり、部屋はすぐに使い始めることができました
「朝食もどうぞ」とねぎらって頂き、とても有難かったです


部屋で休憩し、シャワーを浴びて、スーツケースを開いたりしてほっと一息^ ^

2泊の予定が1泊になってしまいましたが、まだ朝
明日の午後まで時間はたっぷりあります nikukiunikukiu
ゆっくりお昼からスタートですrunrun

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ヴェネツィアでは、ツアーで来た時には出来なかったことをしようと、決めていました

ヴァポレット(水上バス)24h券(20ユーロ)を買ったら、本島↔離島を航路図を見ながら乗り回し、迷路を好きなように好きなだけ歩き回り、食べたいお店に入りたい!!
もう、これに尽きます\(^o^)/

そして、夕焼けも朝焼けも絶対見るぞぉ~
ヴァポレットに乗りながらsymbol7symbol7


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■本島からブラーノ島へ向かいます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■ブラーノ島

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 


■トルチェッロ島へ

 

 

 

 

 

 

 


■ムラーノ島へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■一旦、本島に戻りホテルで休憩kakigoori

 

 

 

 


■シャワー&休憩後、夕食へ(リアルト橋方面へship

 

 


flag7シーフードレストランfork

 

 

 

 

 

 


開店と同時に入ったので入れました
予約の電話が次から次に入り、帰る頃は満席になっていました@@

美味しくてゆっくり食べていたので、もう夕焼けの時間をすぎちゃったかも~
お会計を済ませたら、一番近いヴァポレット乗り場まで急ぎ、何でもいいので飛び乗ります ship

■夕焼けと夜景

ヴァポレットをアカデミア橋で降りて、地図的に西の空の視界が開けていそうなザッテレの方へ走ってみましたrunrun

 

 

 

 

 

 

 


日がすっかり落ちたのでアカデミア橋の方に戻り、さらに、サンマルコ広場まで歩きますrunrun

 


サンマルコ広場から少し歩いたところにあったヴァポレット乗り場から、夜景を楽しみながらホテルがあるサンタルチア駅方面へship

 


部屋に戻ったら「明日は朝焼けを見ようね!」と約束して... ただもう.. こてん.. と寝ます.. (o◠ˆ◠✿) zzzmoon

■7/6(水)朝焼けからリド島へship

目が覚めたのは5:15、日の出は5:30です
息子を急いで叩き起こします (:`θ´)/;o;)

ヴァポレットの時刻表を調べたら、この時間にサンタルチア駅前からリド島行き05:44発があるようです♪
行かなくちゃ(*^^*)
顔を洗って着替えだけして部屋を出ます
朝食は、帰ってからチェックアウト前に食べればいいよね~(^o^)丿

 

 

 

 


運河を紆余曲折しながら進むヴァポレット
朝日が建物に隠れたかと思うと、突如出現したり・・光と隠れんぼしているような気分です
ヴェネツィアの町がまだ起き出す前の、キラキラと朝日に輝く建物と運河はこの上もなく美しいと思いました
早起きしてよかった・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■リド島
着きました!
長く続く砂浜の方角を目指して歩く途中の道には、高級ホテルや高級住宅・・@@
とにかくまっすぐ歩きます

 


突き当り、抜け道を通り抜けると・・そこは静かな朝の砂浜・・

 

 

 

 


リド島に到着した時、本島に戻るヴァポレットの時刻表を確認しておいたので、しばらく散策した後船乗り場に戻ります
実に清々しい朝でした!


■本島
本島に戻ってくる頃には、ヴェネツィアの町に朝の活気が始まっていました


ホテルに戻り朝食 medamayakiforkcoffee
食後は部屋を片付けたり荷物をまとめて、ゆっくりチェックアウト

名残惜しいけれど...
Frecciabianca トリノ行き 13:20発で、ミラノまで行きます!

 


 

 

 

 


ヴェネツィア、朝から晩まで満喫しました!楽しかった・・・


■『イタリア鉄道旅行⑥ミラノ』に続きます animal2flag7

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イタリア鉄道旅行④ドロミテ地方

2016-07-24 | 旅行(*海外)

旅行中にスーツケースが壊れたので、スーツケースを修理に出しに東京駅KITTEに入っている「MUJI to GO」に行ってきました

私の記憶にある限り、イタリアの駅ではミラノ駅とペルージャ駅くらいでしかエレベーターを見かけず、階段を上ったり下ったり・・スーツケースをぐいんっ!と持ち上げて昇り降りしなくてはなりません
列車の乗降ステップも、映画『グランブルー』で見たような「急&狭」
ジョアンナがタオルミーナのホームに降り立つのに「スーツケースを投げ落とす」その気持ちがよくわかります(^-^
時代が変わってもそのまんまでしたから!(全部が全部の駅がレトロなままではありませんでしたが)

あ、スーツケースが壊れたのは、ジョアンナみたいにホームに投げ落としたりしたわけでもなく、パンパンに入れ過ぎたわけでもありません
空港で受取った後から違和感を感じた箇所が、荷物預け所に預けたりしたりの長旅の間に、連鎖的にどんどん破壊が進み、ついにはガムテープぐるぐる巻きで持ち歩かなくてはならなくなっていたのです!

そうして旅を終えて帰ってみると、右腕の力こぶが大きく盛り上がるようになっていました(^。^) ←着物を着ると隠れるので大げさに言ってみました♪

さてさて、今日は「ドロミテ地方」での旅話です(^^)/
お酒を飲み過ぎて失敗も ... (^-^;)

旅先で終電をのがすとたいへんなことになります!!orz..


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7/4(月)
旅先ではいつも小鳥のように(正:ニワトリのように)早起きsun
目が覚めるとすっかり疲れがとれているのが嬉しいです

着替えには運動着だけ持ってきていたヴェローナのアパートをチェックアウト
駅のカフェでサンドイッチとコーヒーを買ってBRENNERO行きの列車の乗りこみます


BRENNEROはもうオーストリア領
BOLZANOはその手前にあるイタリアの町

イタリア北東部に連なる3000m級ドロミテ山塊は
数日かけて回るのが正攻法に違いないのですが、
西側の一部だけでも.. と始点に決めたBOLZANO(ボルツァーノ)

RVだと、ヴェローナから1時間40分で着きます
予めヴェネツィアで買っておいた切符は、12.25€(一人)


そこまで山が迫り、しばらくは川と並行する線路を列車は走ります
車窓にとぎれなく続くのは葡萄畑


着きました、ボルツァーノ!


駅のタバツキ(売店)で、Mobilcard(モバイルカードではなく「モビレカード」と発音した方が、お店の人がわかってくれました)を購入 *私達は(1日券/15€)
レノン鉄道、レノン鉄道迄のロープウェイ、ドロミテ地方のバスが乗り放題になります


駅を出て道なりにずっと右方面に歩き続けると、標高1000m超えのレノン鉄道の乗り場へと上るロープウェイ乗り場があります
ちょうど、保育園生たちの遠足に重なって賑やかでした(^-^

しきりに話しかけて来る可愛い女の子、保母さんに抱っこされてずっと泣いている男の子・・高い所が怖いからみたい(^。^)


園児達はレノン鉄道は乗らず、ロープウェイを下りたらそこから遠足の様子piyoanimal9animal10piyopiyoanimal9piyopiyopiyopiyoanimal11piyopiyopiyomonkey

私達は、レノン鉄道(ボルツァーノ鉄道)
Soprabolzano駅からCollalbo駅まで乗車します!



予め調べていた情報では「午前中の運行はレトロな木製車両」のはずだったのですが、やってきたのは新型車両

 

 

 


高原の風景に見蕩れていたら、息子が「あれっ?あれじゃない?乗りたがっていた車両は・・」
その声に我にかえり、むんずと息子からカメラをひったくって撮った写真が以下の4枚(^_^;)
旧型車両を見送りながら撮影camera
時刻表には、新旧の表記はありませんでしたが、この1本前の便は木製旧型車両だったということです(うう、乗りたかった.. 残念..)

 

 

 


レノン鉄道はたったの20分程の乗車
Collalbo駅で降りてピラミディ・ディ・テッラの方まで散策することに(約30分)・・途中、素晴らしい蓮池や美しい谷の風景が突如目の前に現れるので、足をとめることになりもっと時間がかかります

 

 

 


ピラミディ・ディ・テッラ
尖った岩の上に、まるで宇宙人が悪戯でもして岩を置いたのではないか?と思うような奇怪な風景@@
真相は・・岩があった部分だけ風化や浸食をされずに残った・・という自然が為した奇跡の技・・

 


さて.. 次は、パノラマ風景が広がるコルノデルレノンまで行ってみようかな・・と思ったのですが、付近にバス停と時刻表がいくつもあり、どれに乗ればいいのかよくわかりません..
助けてくれたのはこのマンマたちdown\(#⌒_⌒#)/
イタリア語&身振り手振り、そして私達の地図に乗換えの印をつけながら教えてくれました


駅の方に戻るバス→Pemmern Tre Vie行きのバス→コルノデルレノンロープウェイ(このロープウェイだけモビレカードは使用不可*往復14€)・・と乗継ぎます


ここまでしてやってきたコルノデルレノンの展望台の眺望は、この日は山の方向に雲がかかって今ひとつでした
こればかりは山の天気なので仕方がないです(^-^




しばらく散策しながら晴れ渡るのを待ちましたが
ロープウェイ→バス→レノン鉄道→ロープウェイ
→ボルツァーノ駅・・と戻ります

朝、上りと下りがすれ違った駅を気にかけていたら、上下線が並んだのでホームにちょこっと降りてcamera
今度は上下とも新型車両でした
どうやら木製の旧型車両は、朝1番の一往復だけみたいです

 



 


ボルツァーノ駅に到着
「カレッツァ湖にも行けるかな?」ということになり、バスセンターでバスの時間を調べてみることに・・
窓口で「15:35発 Pera di Fassa行きは乗換えなしでカレッツア湖に行ける」ということを確認できました(所要時間約45分)


2時間に1本しかない乗換無しで行けるバスに乗れた幸運に安心して、そして「湖がきっと車窓に見えてくるに違いない」という先入観があったのでしょうか・・
なんてこと!私達は下車すべきカレッツア湖のバス停を見逃してしまったのです!

目安の45分すぎて、車窓はいよいよ田舎っぽい景色になってきたのに、湖らしいものはなかなか見えてきません
不安になってきました...
運転手さんに聞くと・・もう2つ前のバス停だったといいます。。
慌てて降りて、反対車線のバス停へ。。

ちょうどガールスカウトのグループがいて「歩いて戻ると45分位かかること」と乗るべきバスを教えてくれたので助かりました!
加えてまぐれのようにタイミングよくバスが来てくれて、無事に2停留所戻ることができたのです

カレッツア湖はバス停からは見えず、地下道のようなところに降りて歩いた先にありました~
翡翠ブルーをした湖水は樹々の緑と空の青の全部を知っているような神秘的な静けさをたたえていました
息を呑むほど美しく、ここに来るまでの大変さは全部ろ過されたように翡翠色の心になれたような気がしました

カレッツア湖からボルツァーノへ戻るバスの最終便(17:48)の時間まで、1時間くらいでしたが湖畔を散策することができたのです(*^-^*)

カレッツア湖

 

 

 

 

 

 


ボルツァーノ駅方面への最終バスに揺られながら、目の奥に溜まっている翡翠色も大きくシャッフルされ静かな波紋を描いているよう・・
いつか飲んだこんな色のカクテルを思い出しながら幸せな気持ちに満たされました

当初「夕食はヴェネツィアに戻ってから」という予定でしたが、南チロル地方の文化の影響を色濃く受けているこの地の料理を食べたくなってきていました
息子がボルツァーノのレストランを検索☆

ボルツァーノのバスセンターに到着し、駅前広場の方へrunrun

検索した中から、広場を抜けた先を曲がって筋を入ったところにあるレストランに決めましたd(^-^)



朝サンドイッチを食べたっきり、水分補給だけで歩き回っていたので、もう飢餓状態!!

注文をとってくれたウェイターが「量が多すぎると思います」とアドバイスしてくれるも「お腹がぺこぺこなので大丈夫♪」と返します(^^)/

ものすごい勢いで食べ続け飲み続けます!forkmeatbeerbeerpanmeatmeatbeerbeerbeerbeer

 

 

 

 

 


完食&ほろ酔い気分・・(๑´ڡ`๑)(*´ェ`*)
ボルツァーノ駅へ歩きます meromero2meromero2
まだまだ明るいです


ボルツァーノ→(ヴェローナ)→ヴェネツィア(泊)と戻る予定☆
RVの乗車券は先日ヴェネツィアで時間があるときに買ってあります☆

いつものように電光掲示板で時間と番線を確認し、ホームのベンチで待ちます☆
全て首尾よく進んでいると思っていました・・

が、、なぜか列車が来ません、、
また遅れているのかな.. と思いました


二人共酔っていたので、立って確認に行く気になりません
ベンチに座り続けて待ちました
日が落ちると、あっという間にあたりは闇に包まれます

あんまり来ないので、さすがに心配になって、、
電光掲示板を確認に行くと、、、
乗ろうと思っていた列車の表示はなく・・

真相は未だにわかりません。。
番線変更のアナウンスを聞き逃したのか、どうだったのか、、、、、、

ホームにいた人に聞いてもわからないと言うし、ホームにいた酔っぱらいはOK,OKと言う。。

事態の深刻さに気づいて我に返ります!
酔いはすっかり醒めてしまいました・・hihekomi
時刻表とネット検索で電車を調べまくります!!


Frecciaで ヴェローナに深夜に着く便か、R(各駅停車)で中間地点トレントまで行く便しかみつかりません。。

色々考えて、トレント行きに決めました
各駅停車の中で、私はチェックイン予定だったヴェネツィアのホテルに事情説明のメールを打ち、息子はトレント駅近くのホテルを検索しました

トレント駅で降り、とにかく目星をつけた二つ星ホテルを目指して歩きます
そのホテルは既に閉まり扉には鍵がかかっていましたが、ガラス越しに受付に人がいる気配がしたので、扉をドンドン叩いてみました

フロントの人が鍵を開けてでてきてくれたので事情を説明、泊まれることに(;_;)
(最悪の場合、駅で寝る可能性もあったのだと思います...)
気の毒がって下さり、翌朝の列車の乗り継ぎ候補を調べてプリントアウトもして下さいました(感謝感激!)

翌朝は早朝の列車で発つことに決め、ただただその日はベッドに潜り込んで死んだように寝たのです^^;

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朝、鳩の鳴き声で目が覚めました
窓をあけるとホテルは広場に面していたことがわかり、そこには見知らぬトレントの町広場が広がっていました

トレント

 


トレントなのに、奇しくもホテルの名前は「Venezia」(^^) 一泊85€の部屋

昨夜はホテルの名前さえ意識していませんでした
昨夜のフロントのお兄さんが、早朝発つ私達のために朝食を袋詰めしてくれてありました
一晩の宿をありがとう!お陰で疲れがすっかりとれました!


トレント駅では、電光掲示板を確認し、窓口でヴェネツィアまでの手持ち切符のチェンジや振替えなどします
こういった振替切符の精算にはクレジットカードは使えず、現金だけのようです
予め買っていたチケットに二人分で+45€..(勉強代ですね!)


駅のホームの端の方に、昔この地方で活躍したらしいSLが展示されてありました
葡萄畑の横を、汽笛を鳴らしながらご機嫌に力走する姿に思いを馳せて、ちょっと得した気分に(^^)

 


7/5(火)平日の朝のホームは地元の方々の日常が垣間見れて和みます

 


前日見たのと同じ車窓のはずなのに、一夜明けるとまた違って見えました
ヴェローナ経由で、ヴェネツィアに戻りたいと思います

 

 



ドロミテ地方での長い一日に、ブログでお付き合い下さりありがとうございました(*^^*)

■『イタリア鉄道旅行⑤ヴェネツィア』に続きます animal2flag7



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イタリア鉄道旅行③ヴェローナ

2016-07-22 | 旅行(*海外)

教室の授業が始まりましたので、このあと、着物の話題と旅の話題が順不同に混在することになると思います
左の枠、カレンダー下に並んでいる《記事カテゴリ》の中から、希望のカテゴリを選んでご覧頂けると幸いです<(_ _)>

それにしても、ヨーロッパの夏時間は都市によって少しずつ違いますが・・この時期「日の出:05:30/日の入 : 21:15」ペース

欲張りで体力もある私たちのようなタイプは、夏の陽射しの下を連日軽く20,000歩超えで歩き回ってしまうことになりますrunrun
覚悟して下さい(^o^)丿

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、7/3(日)
Venezia S.Lusia → Verona Porta Nuova/13:20発/Frecciabianca に乗車

 

 


TRENITARIAのサイトから取得したeチケットの座席は9号車だったのですが、なぜかこの列車・・8号車までの編成しかありません
(◔_◔)?と思いながら、8号車の適当な席に座ることにしました

後ほど車掌さんが回って来てたので質問したら、うんうんと頷きながら、席を案内してくれました
どうやら私がネット予約した際には9両編成を予定していたのが、その後客数を見込み直し8両編成に修正した模様

他にも私たちと同じような乗客がいて、手書きのメモを見ながら車掌さんが忙しそうに該当乗客の座席変更をして回っていました
お疲れさま(^o^)丿


ヴェローナの駅に着きました


駅前からアパート(ホテル)があるカステルヴェッキオの近くまで行くバスは、21・22・23・24番線なのは調べてありましたが、バスを待つのも面倒だし、15分位なので歩くことにrunrun


新市街を抜けてヌオーヴァ門をくぐりスタスタ歩き続けます
そうです!今回のヴェローナ滞在の第一の目的は、夏の間だけ開催されるアレーナでのオペラ
そしてこの時期は、欧米からたくさんの観光客がこれを目当てにヴェローナを訪れることを聞いていました

21:00に開演するオペラの終演は深夜にまで及び、帰りの足には電車はありません
オペラが観たい人は、アレーナから徒歩圏の宿泊施設を早々に予約するか、タクシーを手配 or バスチャーターのツアーで申し込むしかないのです
なので私も、開演スケジュールと演目が公式HPに発表された今年の2月には、徒歩圏のアパートを予約していました

それでも今回の旅行の中で、唯一予算オーバーした宿泊料金はここヴェローナだけです(121€/一室)
宿泊施設側もこの時期は、強気の料金設定をするのです


アパートに着いて鍵の受け渡しと説明を受けたら、シャワーを浴びてクーラーをがんがんにかけてクールダウン
こざっぱりとして疲れがとれたところで街歩きに出かけますrunrun

オペラの会場になるアレーナ前のブラ広場には、オペラの舞台セットが並んでしました
本日の「アイーダ」に使うセットではなさそうです

 

 

 


5年前にツアーで訪れた時は、私もジュリェットの胸は触りましたが(祈願成就になるらしい)この町をぐるりと取り囲むように美しいアディジェ川が流れていることなど全く知りませんでした
ピエトラ橋を渡りながら、川とは思えないような激しい流れに目を奪われます


旧市街のはずれ、川を渡った小高い丘にあるテアトロ・ロマーノ(古代ローマ劇場)を目指します
ここでも夏の間は何かしら開催されるようで、この時も舞台セット作業が進んでいました


階段は欧米人の足の長さに合わせてあるのか?短足の私には段差が厳しく息が切れます。。
ヨロヨロの私を、後ろから息子が余裕かましてゲラゲラ笑います
ぐやじぃ。。(>_<)。。
私だって若いころぁあ~そりゃぁあもぉ~(←巻き舌)(`-´メ)


それでも頑張って上まで登ると、眼下にはアディジョ川に囲まれた美しいヴェローナの町が広がっていました
本当に素晴らしい景色\(^o^)/


少しずつ夕暮れ時が迫りつつあるこの町はまたとても素敵でした

 


「そういえば、アパートにチェックインした時もらったウェルカムドリンク券があったんだったあ~」と、それを提供してくれる別ホテルを住所を頼りに探し歩いてやっと辿り着くことができました(^-^;)
とても感じのいいホテルで、屋上のテラスに案内して下さり、そこからは今夜オペラを鑑賞予定のアレーナも見える見晴らしの良さ☆


たいして期待はしていなかったウェルカムドリンクは、なんと好きな飲み物を選べた上におつまみ(ナッツとオリーブ)付き☆bikkuri
乾ききった喉と疲れた体に、ビールとオリーブの塩気がジュワッと沁み渡るようで感激しました


もう一度アパートに戻って、シャワー&休憩してから、オペラに出かけることにします^ ^

 


公式HPから購入した『アイーダ』のチケットは一番安い自由席(*^^*)
私のが22ユーロ、息子のはunder30料金の19ユーロで取れました!


日が少しずつ暮れていきます
オーケストラがスタンバイし、いい席のお客様方も少しずつ揃った頃、おごそかな雰囲気の中に始まりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


余韻たっぷりに終演です

 


アパートの前にあるカステルヴェッキオの時計台の針は、深夜1時を回っていました

この日一日に食べた物は、thelloで食べた朝食とヴェネツィアサンタルチア駅前のお店で食べたピザ、そしてウェルカムドリンクについていたナッツとオリーブだけだったことになります
それでもなんだかとても満たされた気持ち・・

部屋に戻るとベッドに倒れ込むようにして眠りに落ちました (o◠ˆ◠✿) zzz


■『イタリア鉄道旅行④ドロミテ地方』に続きます animal2flag7



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イタリア鉄道旅行②パリからヴェネツィアへ

2016-07-21 | 旅行(*海外)

深夜帰国した翌朝、ベランダの植物たちの様子を見てみると、留守中も夫がちゃんと水やりしてくれていたみたいで元気でしたfutabafutaba

でも.. 誰もハーブを摘んで食べていなかったみたいで、旅行前にジェノベーゼソースを作るためにつんつんに短く散髪したバジルはまたふさふさに繁り、ミントは雑草のようなワイルドな繁みになっていて花まで咲かせていました・・

「イタリア料理はいつ再現して作ってくれるの?」と夫

イタリアではリゾットも食べていたからか?今回は帰国後も白米に執着は感じていませんが・・味噌や納豆、海苔、ネギ・生姜・茗荷のような薬味を身体が欲しているみたいで、むしゃむしゃ食べています(^^)/
再現料理を作りたくなるのは1週間後くらいからだと思います(^o^)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、旅話に戻ります!

エミレーツ航空(羽田発ドバイ経由)は定刻の13:30、パリCDG空港に到着

イタリア鉄道旅行なのに往路をイタリア行きのチケットにしなかったのは、パリリヨン駅発の夜行寝台列車「thello」で終点のベネツィアまで行き着きたかったから(^o^)

この夜行寝台列車の名前・・少し物騒ですよね?
世界中で何が起こってもおかしくないような情勢の昨今
旅行中、そういう面には油断しないようにしていたことは言うまでもありません

空港からはダイレクトにリヨン駅を経由してくれる空港リムジンバスを利用
2013年に利用した時は「エールフランスバス」という名称でしたが、「LE-BUS DIRECT」という名称に変わっており、空港でバス乗り場の目印を探すのに少しだけ戸惑いました

使い勝手は同じなので、難しいことはありません
少し渋滞していましたが、45分位乗車するとパリリヨン駅が見えてきました
懐かしく美しいパリリヨン駅です


夜行寝台列車thelloの発車予定時刻は、19:11

まずは荷物を駅のコインロッカーに入れて、パリの街歩きをすることにします
コインロッカーの位置は予めネットで調べていましたが、情報通り少しわかりづらい位置にあったので、1回駅職員に聞きました
Hall3側の通路を進みスロープを下り、さらに進むとピクトグラムが見えてきます



まずXレイに、コインロッカー室内に持ち込む荷物の全てをスキャンします(テロ対策)
ロッカー室は22時に閉まるので夜間利用は要注意

大きなスーツケース2個とサブバッグ2個が全部一緒に入る特大サイズのロッカーの利用料金は、9.5€でした
投入口にはコインしか入りませんが、両替機もあるので大丈夫です
ロックした後、バーコードの付いたレシートが開ける時のキーになるので失くさないように☆

やれやれ、身軽になりました♪
2時間位は街歩きできそうです\(^o^)/
一つ、お目当てが☆
パッサージュモリエールに、小さなアクセサリーのお店があるのです
2年前にここで20€位で買ったペンダントは、私の一番のお気に入りsymbol4


今年はもう一つ、違うデザインのを買い足そうと決めていました(^^)
地下鉄A線と④を乗り継いで、お店の最寄り駅 Etienne Marcelへmetro

ところが、なんとその駅には停車しないではありませんか~~@@
なんで?なんで?... 慌てて次の駅で降りるとこんな表示が…


なんでも、その駅は工事中のようで3日間閉鎖 ..
下車した駅からひと駅歩くことにしますrunrun

やっと着いたパッサージュモリエール~!

・・が、、パッサージュ内はカフェが1軒開いていただけで、他のお店は全部閉まっていました..orz
土曜日なので定休日ではないはずなのに.. もしかしてもうサマーバーケーションなの??
真相はわかりませんが、とても楽しみにしていたので.. ガックリ.. 凹 みました

気を取り直して(・・と言っても息子にとってはペンダントなんてどうでもいいことでして、凹んでいるのは私だけ。。)セーヌ川の方へ歩いてみることにrunrun

ん?静かなセーヌ川の風景を想像していたのに、なんだか様子が違います・・
物々しい警官隊の警備と荷物チェックの関所があちこちにあり、その先にはカラフルなパレードが踊りながら行進中

 どうやら、同性愛の自由をスローガンにしたイベントのようです
帰国してからネットで調べてみたらこのようなページを見つけました
    righthttp://www.fanafrance.com/diary-detail/61

ゲイの人もそうでない人も、同じようにこのイベントを楽しんでいるようで、これもまたフランスらしい気風を感じた風景flag8
ちょうどこの日が7/2、しかもパレードの時間だったのです(^^)

延々と長く続くパレードを横切るには、私達も踊りに混じって音楽にノリノリに、くねくね踊り歩きしながらさりげなく向こうに抜けなくてはなりませんでした~ ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ チョットタノシカッタ..♪


シテ島の方へ向かいますrunrun


ここがシテ島の先端☆


少し休憩した後パリリヨン駅までセーヌ川沿いを歩いて戻ることにrunrun

いつ、どこから見ても美しい駅だと惚れ惚れとします
2年前の9月に何度も乗降した懐かしい駅です!

 

 

 

 


コインロッカーから荷物を出してきて一息つきながら、電光掲示板をチェックすると・・
thello / Venezia S.Lucia 行き:30分遅れの表示が出ています..


そしてその表示は、その時間になる毎に・・1h遅れ・・1h30遅れ・・と更新され、ついには2h遅れの表示に。。
嫌な予感がします.......
駅構内では、ヴェネツィア行きthello の遅れをお詫びするアナウンスだけが仏語と英語で何度も繰り返されます。。

この日の夕食は、今では稀有な存在となった「夜行寝台列車に食堂車を連結しているthello」で食べることを楽しみにしていました~~

1時間半遅れの時点で、売店でサンドイッチを一つだけ買って息子と半分こずつ食べて飢え(=空腹)を凌ぎます
食堂車fork dinner への期待は捨て切れていません。。

 


そしてやっと.. 2h遅れでthelloが入線してきました
運休にならなかっただけでもよかった ...
ホールに溢れていた人たちが、どっとホームに流れていきます
これだけの人がみんな待っていたのです

お願いっ.. thello .. 私をベネツィアまで連れていって~!

 

 

 


乗車してほっとするも・・実はここからこそが本格的な混乱の幕開けでした hihekomi

2時間遅れで到着したこともあり、セットされているべき寝台がまるでセットされていない~
しかも、、なぜか部屋割りがめちゃくちゃになっていて、、あちこちで見知らぬ男女が同室にアサインされている~@@!

車両内は、大混乱と混沌、そしてスーツケースを転がしながら狭い通路内を行ったり来たり右往左往の大移動が始まっていました

車掌を捕まえようとしますが、あちこちで捕まり寝台車両内はクレームの嵐になっている様子。。

誰もアサインされていない部屋をなんとか見つけて勝手にそこに荷物を入れた後・・やっとのことで車掌を捕まえることが出来ました

チケットを見せながら「部屋割りが玉突き状態で大変なことになっている、居場所がないのでこの部屋を使わせてもらいます!」と拙い英語 but きっぱり宣言!( ̄^ ̄)凸ドスッ

 

 

 


こうほして部屋確保の承諾をとりつけたものの、寝台はセットされておらず・・かすかな望みを繋いで食堂車へ行ってみることに・・


当然のことと言えばそうなのですが... 食堂車はあるものの、この日は営業をする気配は全くなく。。食堂車の係員に英語で質問してみるも、反応は.. ʅ( ~⊖◝)ʃ

orz..

長時間フライトの疲れもここでどっと出てきて.. 失意のどん底のような気分に。。
駅でサンドイッチを2/1個でも食べていて良かった。。。

部屋に戻り、ドアを開けたままにしておき、通路を車掌が通る度に寝台をセットして欲しいとしつこく頼みました

2段ベッドをセットしにきてくれたのは、やっと23時過ぎ・・
今夜はこのまま座席に体を丸めて、息子と二人互い違いになってぎゅうぎゅうに寝るしかないのかも。。と諦めていた頃でした


着の身着のまま死んだように眠り続け... 気がつくと朝の気配.. sun

起きてみると昨夜は鉛のように重く感じていた体がすっきりとしていて、体を伸ばして眠れただけですっかり回復した健康な体に心から感謝(✿◡人◡ฺ)

息子を叩き起こして(:`θ´)/;o;) 食堂車に行ってみます(^^)/
私たちのカテゴリ(個室寝台)の乗車券には、簡単な朝食がついていたのです

 


朝食でリフレッシュされて、元気も出てきました
列車はもうミラノを過ぎています
時計と時刻表を確認 .. どうやら夜の間に速度を上げて遅れの2hを取り戻していた様子
ベネツィアには定刻09:35に到着しそう(^-^

 

 


到着!

 

 

 


駅に降り立つと、目の前に大運河(Canal Grande)が広がっています\(^o^)/

  ♪Santa~Lucia~~
     Santa~~~Luci~a~~~~~♫


大声はりあげて歌いたくなりましたが、我慢(*^o^* ) ←おとな

・・と、ここまでそれなりに大変な思いもして、ベネツィアに念願のthelloで到着しました

あのときのこのときの「orz..」も、振り返ってみるとなんだか漫画みたいに可笑しくて楽しい思い出になるから不思議ですねsymbol7

まあ、こんな風に私たちの旅は始まったのでした!
えっ..?導入が長すぎる? .. ゴメンナチャイ.. (^。^)

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ベネツィアに着きましたが、実はこの日は野外オペラ鑑賞でヴェローナ泊の予定

ベネツィアのホテルには「thelloで到着した後、この日はヴェローナに宿泊するので、チェックイン前日からスーツケース類を預かって欲しい」と予めメールでお願いしてありました

ホテルは今回の旅行中唯一の四つ星ホテル、駅近、しかも大運河沿いに立地する「プリンチペ」
私が間違って、早期にキャンセル不可の料金で予約したためにまぐれのような予算内の格安で2泊を予約できたホテルです(^^)v

ホテルに荷物を預けて、一泊分の身軽さで街歩きにヾ(✿❛◡❛‷)ノ

ヴェネツィア→ヴェローナの切符は、TRENITALIAのサイトから予めスーパーエコノミー料金で 13:20発 のFrecciabianca の切符をとっていました(一人9€)
これだと当日普通列車で行く運賃と同じな上に、普通列車で行くより45分程度早く、ヴェローナまでの所要時間は1時間半程度になります

乗車まで3時間位あったので、サンタルチア駅の窓口が、この時意外なほどすいていたこともあり、鉄道パスのヴァリデーション手続きをしたり(パス使用開始はまだ先の7/8の予定)北イタリア滞在中に発券しておきたかった乗車券を購入したりしました
予め、購入メモを作成しておくと間違いも無くスムーズです

駅前の店でピザを食べてforkエネルギーを補給した後、本島内の市場→リアルト橋(現在工事中)までをぶらぶら2時間くらい歩き回りましたrunrun

 

 

 

 

 




ヴェローナ1泊後に戻って来るヴェネツィアには2泊する予定なので、とりあえずヴェネツィアの写真はこれくらいにしておき、また後日改めて宿泊時の記事でまとめてご紹介したいと思います(^^)/


■『イタリア鉄道旅行③ヴェローナ』に続きます animal2flag7

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イタリア鉄道旅行①プロローグ

2016-07-20 | 旅行(*海外)

イタリアから元気に帰国しました!

生徒の皆さまにはご予約にご不便をおかけしてしまって申し訳ありませんでした
時差ボケもありませんので、もういつでもご予約下さって大丈夫です!

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イタリアは、2011年9月にツアーに参加して旅行して以来2回目
5年前に訪ねた町は・・
ミラノ、ベローナ、ベニス、ピサ、フィレンツェ、アッシジ、ローマ、バチカン市国、ナポリ、カプリ島(青の洞窟)、アマルフィ、カゼルタ・・

ツアーの良さは、有名な観光スポットをチャーターバスで余すことなく見て回れ、イタリアでは事前手配が必要な美術館観覧の時間予約に煩わされる心配もないことだったと思います

それでも、昨年ヨーロッパを鉄道で旅する面白さを知って以来、イタリアは鉄道を乗り回しながら行きたい町を自由に歩いてみたい国の一つになっていました!

陸地ではフランス・スイス・オーストリア・スロベニアに隣接しているものの、あとはぐるりと海に囲まれているところや、細長い国土の真ん中にアペニン山脈が走り、火山国であるのも日本に似ている気がして^_^

「長靴にはいった猫(←正しくはぶた猫animal4)」と呼んで下さい♪

今回訪ねたイタリアの町は・・
ベローナ、ドロミテ地方(ボルツァーノ、レノン、カレッツア湖、トレント)、ベネツィア、ミラノ、チンクエテッレの村々、ポルトヴェーネレ、ペルージャ、ナポリ、パレルモ、タオルミーナ、エトナ山、ターラント、アルベロベッロ、ポリニャーノアマーレ、レッチェ

flag8 では夜行寝台列車「tello」乗車までパリ時間
flag6 ではベルニナ線をポントレジーナで下車(コルヴァッチ展望台~スールレイ峠)をトレッキング


★オレンジでマークした部分downが、今回の旅で利用した路線図です


この地図には、スイスの一部が含まれているのでその部分はマークしましたが、地図にない路線では国際夜行寝台列車「thelloで(パリリヨン駅→ベネツィアサンタルチア駅)」区間

夜行フェリーを利用したのは(ナポリ→パレルモ)区間ship
メッシーナ海峡を3回(笑)渡る時は、フェリー&水中翼船(Utica Lines)を利用

■乗車した列車

1,国際夜行寝台列車「thello」
2,TRENITALIAの高速列車「Frecciaシリーズ」
  ①Frecciarossa
  ②Frecciabianca
3,私鉄NTV社の高速列車「.italo」
4,TRENITALIAの「IC(Inter City)」*主要都市間を結ぶ長距離列車
5,TRENITALIAの「RV」「R」*快速列車・普通列車
6,レーティッシュ鉄道(RhB)ベルニナ線 *夏季限定のトロッコ列車
7,レノン鉄道(ボルツァーノ)
8,エトナ山周遊鉄道(シチリア)
9,SUD EST鉄道(プーリア州)

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1→レイルヨーロッパのサイトから手配
2→確定的な長距離路線は、TRENITALIAのサイトから
  スーパーエコノミー料金(超得割)でeチケットを取得
3→ .italoのサイトから LOW COST料金(超得割)でeチケットを取得
4→TRENITALIAのサイトから
  スーパーエコノミー料金(超得割)でeチケットを取得 したものと
  予定が変わる可能性があった区間については、
  ★EURAIL ITALY PASS FLEXI SAVER (2等)
    rightFLEXI 5日利用(二人同時利用のパス料金二人分320€)
     *ICの座席予約指定料はたったの+3€です!!
5→ほとんどEURAIL ITALY PASS(FLEXI SAVER 2等 )利用、
  パスを使うにはもったいない近場乗車の日は窓口で切符購入


*********************************************************

その他・・ミニメトロ(ペルージャ)、トラム(ミラノ)、地下鉄、バス、ロープウェイ、ケーブルカー等

タクシーは2回しか使いませんでした(^o^)
①ナポリ中央駅→フェリー乗り場 
②タオルミーナ滞在アパート→タオルミーナ駅

*********************************************************

昨年10月から時間をかけてこつこつ準備を進めてきた旅行です(^^)
夏の航空券を最安値価格帯で手に入れるには、できるだけ早い手配が必須
今回は、一人往復110,000円(各種税込)でドバイ経由エミレーツ航空のチケットを入手していました

ホテルも同時進行でネット予約
息子との長期旅なので節約を心がけ、一泊80€~100€/ツイン一室を目標に探しました
夏の野外オペラ開催期間のベローナ宿泊だけが予算オーバーになりましたが、他の宿泊はすべてこの範囲内です(^^)v
(基本的には駅に近いホテル)

notenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenote

イタリアの鉄道は覚悟していたほどではありませんでしたが・・これまで乗った他の国の鉄道より遅れや変更が頻発.. (^_^;)
それに振り回されたこともあったし、逆にお陰でひとつ前の列車に乗れたことも..
「あ~まぁこんなもんかぁ~~」と腹をくくり慣れました♪(^o^)

周到に準備してもその通りにならなかったりもありましたが、やっぱりしっかり調べていたから慌てずにすんだし、満喫できたことも多かったと思います🎶

*地球の歩き方シリーズでは以下の3冊を図書館で借りてきました
  ・「ミラノ、ベネツィアと湖水地方」 
  ・「フィレンツェとトスカーナ」
  ・「南イタリアとマルタ」

*その他、とても興味深く読みふけっていたのは以下の12冊





*いつものように自作のまとめノートも.. 〆(。。 )

 


困ったことが起こっても、必ず誰かが助けてくれました
どれもこれも素敵な思い出です

イタリア語は幼児の挨拶程度を練習していきましたが、通常会話はどうしても英語ですることになります

30歳代までの若いイタリア人には英語も話せる人が増えているように感じました
50歳代より年上だと英語は皆目わからない人が多かったです
それでも身振り手振りのイタリア語で一生懸命教えて下さったマンマ、「仕方ないねえ~あたしについてきなさい」と言う感じで連れて行ってくれた大マンマ、手のひらでひらひらあしらわれているのかと思いきや実は目は思い切り優しく、ただ英語が話せないからだったおじさん・・ずっと心配して行き先を見ていてうなずいてくれたり、「違う違う、そっちじゃない」と指差ししてくれたり・・

イタリア人は想像していたよりずっとずっと優しかった!(*^^*)

夏のバカンスシーズンということもあり、外国人観光客の方々との交流も心に残りました
「①~⑳」位?の連載になってしまうかもしれませんが(^_^;) 、それぞれの回でご紹介したいと思います


*山と海で拾ってきた小石たちは、左手前から時計回りに・・
スールレイ峠(スイス)の堆積岩、エトナ山の溶岩、アドリア海沿岸ポリ二ャーノ・ア・マーレの海岸で拾った石、タオルミーナのイソラ・ベッラの海岸で拾った石

石を眺めながら色々思い出しています..(✿◡‿◡ฺ)


やっぱり、鉄道の旅は楽しい ... animal2






タオルミーナで浴衣☀

2016-07-15 | 旅行(*海外)

メッシーナ海峡を渡った後、今は長靴のつま先から土踏まず部分のアーチ・・そしてヒールの手前まで(レッジョディカラーブリアからターラント)を列車で移動中
イオニア海の海岸線沿いを走り続ける、約7時間の長旅^ ^


ブログを見た友人から「誰と旅行しているの?」とメールをもらったので、書いておきますね^ ^
今回は、次男と二人でです


イタリアの自然では、山と渓谷・海を満喫

シチリアには四泊中、パレルモに一泊とタオルミーナに三泊
タオルミーナでは、エトナ山に登ったりアルカンターラ渓谷、イソラベッラの海を楽しみました

 

 


旅行の記事は帰国後に時系列でまとめていく予定ですが、タオルミーナでは浴衣も着たので、その話題を少しだけ先にアップしたいと思います。

タオルミーナで水着を着ても誰からもお声はかかりませんでしたが(笑)、夜、浴衣を着てウンベルト通りを歩いていたら・・ありえないほどのモテモテぶりでした*\(^o^)/*

Oh ! KIMONO! ! flag1 Beautiful *・:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.

家族連れやカップル、男性からもsymbol4
写真をリクエストされた方には、同じように私のカメラでも一緒に写って頂きました^ ^
そのうちの何枚かをアップしますね!

 

 

 

 

 


タオルミーナでは、アパートに滞在
自宅にいるように居心地良く寛げて、広いベランダからの眺めも良く、何よりもオーナーであるメローラさんの人柄の温かさと優しさのお陰で楽しい暮らし?になったと思います

アパートの共同経営者のアンナさんに、シチリアの郷土料理を習いながら一緒に作りました☆
アンナさんにはお礼に、私の浴衣を着付けてあげたらとても喜んで下さり、とっても嬉しかったです(*^^*)

 


こちらは⇩オーナーのメローラさん


・・と、ここまで楽しかったことをかいつまんで記事にしてみました
とは言え、長旅は楽しいことばかりではなく大変だったこともたくさんあります
でも、それこそが「旅」

振り返りながら、その時々の気持ちが蘇りつつ胸に迫ってきます
話せば、長ーーーーくなりますのでこのあとは帰国後に(^O^)/

Ciao☆




Ciao! 暑中お見舞い申し上げます☀

2016-07-11 | 旅行(*海外)

Ciao ciao ! ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

夏のイタリアをずっと列車で旅しています flag7 (オマケでflag8 flag6も♪ )
今はシチリア におりまして、久しぶりに宿でゆるゆるしているところ suika
今日は、二日前に訪ねたペルージャという町で開催されているウンブリアジャズフェスティバルの様子を、少しだけご紹介したと思います

陽水がファンだと告白していたダイアナクラールの公演日と重なっていたので、公式サイトでeチケットをとってありました
一番安い自由席ですが ^ ^

 

 

 


アレーナではこの期間 (2016年は7/8~7/17)毎日日替わりで有名アーティストの公演があるだけでなく、朝から夜遅くまで、ウンブリアの丘全体がジャズに包まれている夢のようなフェスティバル
町のいたるところでストリートミュージシャンたちの演奏を聴くことができる、それはそれは素敵なウィークなのです

 


あ、このサングラスはウンブリアジャズフェスの公式グッズ(o^^o)
いいでしょ♪♪

 

 

 


イタリアの長靴をぐるりと列車で旅しているうちに、コッペパンのように日焼けしています(^O^)

こちらも暑いです
どうぞ皆さまも、楽しい夏をお過ごしください suika

今日は暑中お見舞いまで ~ mail2
帰国したらまた、長編旅ブログを連載してしまいそうです^ ^

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読書の秋:ヨーロッパ鉄道旅行1

2015-10-29 | 旅行(*海外)

『ヨーロッパ鉄道旅行 2016』(イカロス出版)

2016年度版が本日発売になりました
このシリーズは、私の愛読書になりつつあります^-^


今回は、ユーレイルグローバルパスを使ったゴールデンウィークの鉄道旅を記事にして頂きました
恥ずかしながら7頁分の乗車体験原稿と写真を寄稿しましたので、ご興味のある方は本屋さんで立ち読みでもご覧頂けると嬉しいです

ヨーロッパを鉄道で旅する楽しさを知って頂きたいなあと思います
私の最初の1歩はパリからの一泊旅行先をリヨンに決めて、TGVのチケットをレイルヨーロッパのサイトから自力で手配できたことでした
振り返ってみると、それはほんの昨年(2014年)のチャレンジです
たったのこの1年で、鉄道パスを使い回すようになった自分にも半ば驚いています
現地の駅の窓口で切符を購入することもできるようになりました

鉄道旅にご関心のある方は、ぜひ手元に置いて研究なさってみて下さい
見たい風景があります!乗りたい列車に出逢えます!
原動力はそこにあります☆

Amazon からも購入できます(^^)/


ヨーロッパに行きたくなってしまうかも・・(^。^)
そして、旅先では鉄道に乗りたくなってしまうかも・・(^。^)


「安心してください!」←お笑い芸人Y村さん風

私の記事はともかくとして.. 本書の他の120頁が手取り足取り詳しく解説&指南してくれているので、あまり難しくなくなくできることがおわかりになると思います

「安心してください!」←お笑い芸人Y村さん風

私の正体は鉄女の鉄子ではなく、手弱女の絹子に間違いありません!
あ.. でもやっぱりちょっと鉄色の絹子かも...(*^-^*)


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織物・糸の染色で、「鈍色」「墨色」など黒味の色を出すためには、車輪梅(テーチ木)や橡(クヌギ等、どんぐりの木)や五倍子(ウルシ科ヌルデの木の瘤)などの植物で染めた後、泥の中の鉄分で媒染して色を定着させます
このような黒味系の発色に「鉄分」を使っている織物にはご存知のように、大島紬(鹿児島)・久米島紬(沖縄)・黒八丈(八丈島)などがあります!
               up
    pencil「鉄」と「着物」を関連づけてみました (^^)v


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イベリア半島の旅 ⑧帰国・旅を終えて

2015-10-10 | 旅行(*海外)

目覚めたポルトの朝、窓の外には朝もやがかかっていました


ホテルの朝食は7時からなのですが、その前にチェックアウトしなくてはなりません ..
素敵な朝食、ということを聞いていたので本当に残念 .. (--、
Porto Campanha 駅を07:45発のAPに乗らなくてはならないので、仕方ありません

本来なら帰国便に乗る当日に大きな移動はしない方がいいのでしょうが、ポルトでこのホテルに泊まりたくて予約可能な日を調べていました
人気のある部屋なので、今回の旅行全期間の中で予約できたのはこの日曜日の1泊だけだったのです
本当に名残惜しいポルトの町とホテルでした・・

■夜明け前のPorto Sao Bento(サン・ベント)駅

美しい駅です
同じ風景を季節や時間を変えて眺めると違うように、駅もまた違う表情を見せてくれます
到着と出発を見守ってくれる、母なる存在感を感じます

月曜日のポルトの町はまだ眠っているのに、駅舎と鉄道は早起き!
そして温かい灯りを点して迎え入れてくれるのです

 

 


到着日には撮っていなかったアズレージョもありました

 

 

 

 

 

 


Porto Campanha(カンパニャン) 駅で、AP(アルファ・ペンドゥラール)に乗換えます

カウンターだけのビュッフェ車両もあります
一等車では来た時と同じくウェルカムドリンクサービス・・

 
 熱いミルク入りコーヒーが美味しかった・・ 
 とそこまでは覚えているのですが、その後
 ほっとしてぐっすり眠り込んだようです・・

そしてまたちゃんと、 Lisboa Oriente(オリエンテ)駅の少し前で目が覚めました!!

いつでもどこでも眠れるanimal4 豚の逞しさ(_ε_)~zzz &animal2 科の動物的勘は私の二大長所?でして、コブタネコのように生きています ← 勝手に小型化して可愛いイメージに修正してみました!(^-^

■ Lisboa Oriente(オリエンテ)駅


このAPは、オリエンテ駅の次のサンタ・アポローニア駅が終点です
それでも、車掌さんがホームで最後の乗客にまで微笑みかけ挨拶をしてくれる姿が印象的でした
この温かい人柄は、ポルトガル全体で感じていたことで国民性なのかもしれません
一期一会ですが、とても嬉しい気持ちになります

ポルトガルを旅行中、オリエンテ駅はいつも途中駅で降り立つのはこれが初めて・・
いつも車窓から近代的な建物だと感じていました
リスボン空港駅へのアクセスにはこの駅が便利です

 


エスカレーター脇に古本市かな?と思って下りてからよく見ると、古本ではなく本屋さんのコーナーでした@@


地下鉄に乗換えて、Aeroport(空港)駅へ


■リスボン空港


ヨーロッパを旅行したとき、これまでいつも「惜しい」と思っていたのが、出国時X線手荷物検査時のぞんざいな係員の印象でした
素晴らしい思い出が胸いっぱいつまっていたのが、最後の印象でしぼんでしまうことは時々あります

その中で、ポルトガルは最後の最後まで温かい印象が変わらない国でした
空港で働くどの職員も、誰に対しても丁寧で親切心に満ちていたのは素晴らしかったです

■エミレーツ航空、再び

チェックインしてゲートを通り搭乗便の待合室で待っていたら、どこからかの到着便から降りてきたエミレーツ航空のクルーが、フライト後の簡単なブリーフィングをしていました
きちっとしています(*^-^*)


帰りの搭乗便は、EK192/14:25 リスボン発→ 01:05 ドバイ着
        EK312/08:00 ドバイ発→ 22:45 羽田着

 ・フライトタイム→7時間40分+9時間45分
 ・乗継ぎ時間→6時間55分

なかなかの長時間フライトと、ドバイ空港での乗継ぎ時間も長いです

 


食べて眠って・・夕陽で茜色に染まった雲を見て・・また眠って起きた時にはもう、ドバイの上空でした animal4kirakira
夫は私のようには眠れなかったようです

宝石箱をひっくり返したような・・というのはきっとこういう風景なのでしょうか・・?
(持っていないのでわかりませんが(^_^;))

 


■アラビアンナイトtrophyのドバイ空港~夜明け

スペイン→リスボン→ドバイとそれぞれ時差があるので.. 時計を回したり忙しいですが、到着が少し遅れたようでトランジット時間は6時間に軽減されていました!

電光掲示板で乗継ぎ便のゲート番号を確認します
*言語は英語表記と交互にあるのですが、わざとアラビア語表示のタイミングで撮ってみました♪

 


巨大な一晩中眠らない空港です
人は眠ります(^-^


A・B・Cの3つのターミナルが、シャトルトレインで繋がっているので、まずは自分たちの乗る便のゲートがあるターミナルにシャトルで移動しておくことにしました
全て表示に従って進みます
荷物は羽田まで預けてあるので身軽です

 


エミレーツ航空では、ドバイでの乗継ぎ時間が長時間ある便(何時間なのか?の規定はわかりません)では、ドバイ空港のレストランで使えるミールクーポンが発行されるようで、私達もリスボン空港でのチェックイン時に受け取っていました

自分たちがいるBターミナルで使える5つのレストランの中から選んで行ってみました
バウチャー用のメニューがあり、その中からチョイスができるのも、サンドイッチを温めて出してもらえるのも嬉しかったです(^-^

 

 


空港内のショップはどこもキラキラ営業中なので、時間があることもありぶらぶら見て歩きます
スペインでもポルトガルでも買い物はほとんどしていなかったので、つい観光もしていないドバイのTシャツ等買ってしまいました!
トランジット中に、お金をアラブで落とさせるシステム・・よく考えられているのかも!

trophy う~ん・・アラビアンナイト・・ trophy

 


民族衣裳はいいですよね
この時「日本に帰ったら私も早く着物が着たいなあ・・」と思いました

ドバイ空港でのこの長いトランジット時間をどうすごそうか・・旅行前に空港ホテルでの休憩も視野に入れていました
が・・何故か眠くもならなくて、探検したり食べたり、座ってPCに写真を入れる作業をしたりしている内に時間はすぎていきました
無料のシャワールームもありました・・がタオルを持って来ていなかったので断念。。

ターミナル内にコーランが流れています
ドーム型の断熱ガラスで覆われてるターミナル内が少しずつ明るくなってきました
そういえば・・初日のトランジットした日も06:00過ぎの日の出をタラップの上から見たのでした

東の方角を確かめるまでもなく、明るい窓の方に行ってみました!
今度はガラス越しですが、再び・・ドバイの日の出です sun(^。^)

 

 

 


夫からは「落ち着きがないね~」と言われていましたが、トランジット@アラビアンナイトの一夜はこうしていつの間にか過ぎていったのです(^^)v

出発ゲートが開き、ターミナル内の有名パン屋さんには朝のパンを買う人の列が並び、待ち合い室には無料の新聞も配布されていました
朝が動き出しています!


✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈~✈

・・そして無事に日本に帰ってきました(^^)/
機内では、食べて眠り食べて眠り・・眠り続けていました animal4 ぶぅ~

羽田には息子が車で迎えに来てくれていて助かりました
家の中はまあまあ片付いていて、パクチーその他の植物にも一日おき位には水もあげていたようです
長男が週末に帰って来て、次男に焼き肉を奢ってくれたそうmeatmeatbeerbeer
兄弟仲が良くて何より!ありがとう(^-^

私は時差に強いようで、お陰様であまり時差ボケに苦しむことなくその週から授業をスタートしています
ご予約の調整にご協力下さった生徒の皆さま、本当にありがとうございました

年甲斐も無く、どちらかというと過酷な方を選択をしたくなり、いつもそれで夫と揉めます.. (^-^;)
それでも帰国後すぐに夫はファドのCDを聴いていますし、ポルトガルで食べた料理の再現を喜んでいます
余韻を楽しみ、余韻で癒されているのかも(^。^)

それにしても「旅」はいいです!
人生はまさしく「旅」なのだと思いますが、これからも「楽なだけではない」そんな旅を続けたいです
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・」に始まる「おくのほそ道」序文がふと頭をよぎります・・

また今回も旅ブログを長々と続けてしまいすみません
現実ではすっかり日常生活に戻っており、家事と着物の日々をすごしていますのでご安心下さいませ(^^)/

着物の記事を読みたい生徒さんも旅行の記事をまとめて読みたい生徒さんもいらっしゃるので、次回リンク集の記事をアップして読みやすくしておきたいと思います!

これからもどうぞよろしくお願い致します
ありがとうございました<(_ _)>

nikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiunikukiu



イベリア半島の旅 ⑦ポルト

2015-10-08 | 旅行(*海外)

この日は早起きしてリスボンのホテルを早朝にチェックアウト
サンタ・アポローニア駅発のAP(アルファ・ペンドゥラール)でポルトへ向かいます
ドウロ川(Rio Douro)が流れるポルトは、ポルトガル発祥の地でもあります

 リスボンで宿泊していたホテルから一番近いのは
 地下鉄のバイシャシアード駅でしたが、
 まだこの時間、メトロの始発より少しまだ早く
 近くのバス停からバスで、
 サンタアャ香[ニア駅へ bus
 バスの乗客もまだまばら・・
 朝の公共交通機関が心配だったので.. 念のため
 ホテルを早く出過ぎてしまったかも(^-^;)

■夜明け前のサンタ・アポローニア駅



電光掲示板で確認すると私達が乗るAPは1番線なのですが、3番線にはこの列車downが休んでいました
もしや.. 南急行(Sud Express)?/(仏)アンダイエ⇄リスボン
時刻表をじっくり見てみたら、ルシタニアと南急行は途中駅で切り離され(or 連結され)、サンタ・アポローニア駅では同編成で出発(or到着)するようです
夜の出発(21:18)までここで眠っているのかもしれません


■AP(アルファ・ペンドゥラール)


私たちが乗るのはこちら 07:00発、 Porto Campanha 駅まで3時間弱
一等車往復切符76.50€(ウエルカムドリンク付)/一人です



列車はしばらく右手にテージョ川を見ながら走ります


やがて同じく右手.. 東の方角に朝日が昇り始めました・・
早起きは三文の徳♪(^^)v


車内で朝食のオーダーを聞かれたので、お願いしました fork(7€)


通路を挟んで斜め前に座っていた乗客には、もっと早い時間にアルミホイルのかかった(はずすとほかほかの湯気が立つ)もっと手の込んでいるような?料理が出されていました bikkuri
どうやら.. 予めどこかで朝食を予約しておくと6.5€でほかほかメニューが食べられるようです・・
いいなあ~ 斜め前のおじさんが食べている物が気になって気になってしょうがありませんでしたが、立って見に行くわけにもいかず我慢^^;

Porto Campanha(カンパニャン)駅に着きました


ポルトの町の中心地に行くには、ここで普通列車に乗換えて一駅の Porto Sao Bento(サン・ベント)駅まで行きます


■Porto Sao Bento(サン・ベント)駅


一つ一つ、歴史的なできごとが描かれているというアズレージョ
全く不勉強でしたので・・後日調べた後、わかったものから順に加筆していきたいと思います

 

 

 


 


翌朝の近郊線利用もあるので、ポルト市内交通乗り放題券「andante tour (24h)/7€」を駅で購入しておきました


■歴史地区を通ってカイス・ダ・リベイラへ
サン・ベント駅を出ると、そこはもう歴史地区でした
スーツケースを転がしながら、目をキョロキョロさせながら・・
ドウロ川手前のカイス・ダ・リベイラまで急な坂道を下りていきます




ちょうどこの日曜日「ポルトハーフマラソン」が開催されていました!

 



チェックイン前のホテルに荷物を預かってもらい、旧市街→ドン・ルイス1世橋→ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区へ散策に出かけます

 

 

 


■ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区

カイス・ダ・リベイラ地区から、ドン・ルイス1世橋の1階を歩いて渡ってきたドウロ川の対岸・・ワインセラーが建ち並んでいるエリアです
まずお昼を食べることに fork

 10年前のFIGAROで知ってから
 ここで食べたいと思っていました!
 開店早々一番にお店に入ったので入れましたが
 帰る頃は満席になっていました
 地元の人で夜遅くまで賑わっているとか(^-^

サングリアがこんなに美味しいなんて☆.。.:*・゚感激しましたsymbol2

 


そしてさらに感激したのは、料理!!!
私達は、タパスの盛り合わせ(33.5€)をオーダー
高そうに思われるかもしれませんが、、とんでもない\(^o^)/
このボリューム(((((゚O゚;) 大食いの私達がやっと完食しました!!
4人席に座った私たちの2席分のテーブルを占領するご馳走でした
どれもポルトガルの伝統料理、9皿のどれもとても美味しかったです





お兄さんにファドをリクエストしました
夫もご機嫌!私も昼間から酔っぱらいました!

 


ご馳走さまでした!
ぱちぱちのお腹を何とかするべく歩き回ることにしますrunrun


 


■ドン・ルイス1世橋の2階を歩いて、カイス・ダ・リベイラ地区旧市街の方に戻ります

 

 

 

 

 


 

 


橋を渡り終わると、下の方にドウロ川へと続く古い家並みがあるのに気づきました
降りていってみたいと思います

 



急な階段と路地を走り回っている地元の男の子二人に会いました
私達は息を切らしているのに、ほんと元気!そして可愛い(^-^


ここを抜けると、そこにまた明るいカイス・ダ・リベイラ地区が広がりました

そろそろチェックイン出来る時間になっていたので、ホテルへrunrun
是非泊まりたいと思っていたリベイラ地区のドウロ川に面している部屋でとても素敵でした
外壁は、17世紀の建物のそのまま残しホテルに改装されています


 


この快適な部屋でずっとゆっくりしていたい気がしましたが、どうしても一目見たいと思っていた礼拝堂がありました・・
荷物を整理したり、シャワーを浴びて休憩したらもう一度サン・ベント駅の方に出かけることにします

日曜日のこの日、来た時にポルトハーフマラソンのランナー達が走り抜けていた道を、今度はパレードが通っていました
ポルトの行事の一つだと思いますが、何だったのかまだ不明です
わかったら加筆します




■サン・ベント駅・地下鉄


坂道を上がり、サンベント駅前に出ました・・が、今度私たちが乗るのは地下鉄
歩いても行けたと思いますが.. 足が疲れていたので、Trindadeで乗換えてBolhaoへ


■アルマス礼拝堂

 

 



■夕暮れ~夜景

地下鉄&徒歩でホテルに戻って休憩
夕暮れ時が迫っているようで、部屋から見えるドン・ルイス1世橋は金色に輝いていました


 
 夫はウィスキーを飲みながら黄昏れ..
 お疲れさまでした (^-^ 
 私もウィスキーをもらいます
 一日の熱がとれていく感じです

 部屋から見る夜景を楽しみました

 

 


私は、ルームサービスをとって夕食にしてもいいかな・・と思いましたが、夫は「フランセジーニャ(ステーキやハムを挟んだパンにチーズをかけて焼いたもの)」を諦められない様子

ドウロ川沿いを散歩して、カイス・ダ・リベイラ地区のどこかに軽く食べにいくことになりました

ヴィーニョベルデを1本頼んで、フランセジーニャとサーモンステーキとサラダ fork


フランセジーニャの中はこうなっていました♪down


あっという間の一日でした・・


できればあともう一日・・ポルトにいたかったです!!

この日ももちろん ..
バタンキュ~ (o◠ˆ◠✿) zzz

次回はいよいよ最終回『イベリア半島の旅 ⑧帰国・旅を終えて』です\animal2

◗◗◗◗◗◗◗◗◗◗◗◗animal2◗◗◗◗◗◗◗◗◗◗◗◗◗






イベリア半島の旅 ⑥リスボンその2

2015-10-04 | 旅行(*海外)

夏時間の太陽の下、石畳の坂道や階段を上り下りを繰り返しているからか・・翌朝は目覚まし時計をいつの間にかとめてしまっていました~
起きたのは8時半!!
ぐっすり眠ってすっきり目覚めました sun

ポルトガル料理は、どこか日本の味付けに似ています
塩とワインビネガーとオリーブオイルのシンプルな味付け、そしてパクチー(コリアンダー)などの香草がふんだんに使われています
寝ている間にす~~っと消化吸収されて、体力をすっかり回復させてくれている感じ(^-^

■ホテル

先に書いたように、リスボンでは一日中出歩くことを想定して、立地優先でエコノミーなホテルに2泊しました
アウグスタ通りに面したバイシャ地区の中心にあり、メトロにもトラムにも乗りやすかったですし、ロシオ駅にも歩いてすぐでした
ベランダ付きのリクエストも通っていました(^^)v
おそらくアメリカンタイプのシティホテルの方が快適な滞在になるのでしょうが、ヨーロッパで泊まりたくなるのはいつも古びた趣を感じるホテルです



この日は少し遠出をする予定なので、朝の散歩がてら行ってみたかったホテル近くの缶詰屋さんで買い物をすませ、ホテルに置いてから再度出かけることにします(^^)/

■缶詰屋さん

レトロな包装が人気の老舗の缶詰屋さん・・前日行った時も、この朝も閉っていました・・残念。。


そこで、もう一つの候補として探してあった缶詰屋さんへ
ここも人気店です

 
 お酒のつまみに良さそうです♪(カンツマ)
 鰯、蛸、鮭・・色々買ってしまいました(^。^)

■バイシャ地区、朝の風景


 

■アウグスタ通り~勝利の門~コルメシオ広場

リスボン大地震(1755年)で破壊されるまで、マヌエル1世の宮殿はここにありました
20世紀にはカルロス1世と皇太子がここで暗殺される事件があったり・・歴史をずっと見守っている神様がいらしたら、復興し平和な広場の風景を微笑みながらご覧になっていることでしょう

 


■サンタ・ジュスタのエレベーター

前回の記事でご紹介した交通券①②が使えるので、昨日乗ろうとしましたが「工事中」の貼り紙が・・
工期はいつまでかわかりませんが、しばらく乗れないようです
エレベーターと言ってもデパートのエレベーターとは意味合いが違い、バイシャ地区からバイロアルト地区へ・・垂直の動きで縦に移動出来る・・という高低差のあるリスボンの街ならではの建造物だと思います


■ロシオ駅からシントラへ

ロシオ広場を通ってロシオ駅へ・・堂々とした美しい駅です


窓口で「Bilhete Train & Bus」という、リスボン~カスカイス~シントラ間の近郊列車(CP)とシントラ、ロカ岬エリアのバスが乗り放題になる周遊パスを買います(確か 15€位 でした)
これも切符ではなく、前回の記事に掲載した①or②のカードにチャージされました


13:01 Sintra行き に乗れば終点まで乗換も無くて安心なのでしょうが、朝ゆっくりしていたので少しでも早くシントラに着きたくて、12:31 M.S-MELECAS行き に乗って途中で乗り換えることにしました
シントラまでの所要時間は、40分位です

 


乗換駅は時刻表には出ていない小さな駅でしたので、夫の携帯にダウンロードしてあるユーレイルプランナーアプリをチェックして乗換え・・
ところが乗換駅に降りたのはいいものの、どのホームへ行けばシントラ行きの列車が来るのか?表示も見つからず困りました。。

同じホームにいた男性に教えてもらうことに・・
「私もシントラに行くところです」と一緒に階段を下りて上がり、別ホームへスムーズに移動でき助かりました!


このアメリカ人です☆
私の故郷鹿児島にも住んでいたことがあることが判明し、シントラ駅に着くまでの間、英語と日本語と鹿児島弁を交えて、鹿児島や日本の話で盛り上がって楽しかったです(*^-^*)


シントラでの予定はお互いに違っていたので、シントラ駅でお礼を言って別れました(^o^)/~~~

■シントラ駅のアズレージョ




■シントラ事件 anger(`θ^*)×(`-´メ)q

シントラでの予定は、ペーナ宮殿でもムーアの遺跡でもなく・・「シントラ市営軌道」に乗ること(^-^
事前に調べておいた情報では金~日のみの運行で、本数も少なく次の発車は14時のはず★
駅から少し遠い所にありそうな乗り場が一体どこなのか?イマイチ曖昧なまま来てしまいましたが、発車時刻まであと20分なので、写真を見せて地元の人に聞きながら小走りに急ぎつつ目指しますrunrun

sun不安になるくらい坂道をずっと降りて行き、左に曲がったところにやっとありました!13:50 セーフ


・・ん? でも・・
そろそろスタンバイしていてもおかしくないトラムも見当たらないし、何より、誰も待っていないのもおかしいことです (◔_◔)?

よく見ると、ポールに貼り紙が・・


んむむっっ?なになに・・「テクニカルリーズンにより、RIBEIRA DE SINTORA ⇄ マサス海岸 で運行する??」ヽ(゚o゚;)ノ

RIBEIRA DE SINTORA ってどこ?そこを何時なの??
くるっと回ってポールの裏側を見ると、時刻表あり・・


2つ先の停留所で、20分後の14:10・・hi

animal4「急がねばっ!!この線路の上を歩いて行けば、
  必ず、RIBEIRA DE SINTORAに着く!
  早く歩いて!20分しかないの」


  踵を返して歩きはじめていました


線路の上を歩く写真はこれ一枚↑だけです.. なぜなら...

速歩で10分が経ちました・・ase2
まだ一つ目の停留所へもたどり着きません.. 焦ります。。ase2
タクシーも通らない道のようです。。ase2

animal4「もうこうなったらヒッチハイクするしかない!」
explosion「何を言い出すかと思えば、馬鹿を言うなっっ!」←怒る夫
animal4「いんやっこれに乗りたくてここまできたんだもん、手段は選ばん」
explosion「強情ババアめ!諦めろ!早く引き返すぞっ」←心底煮えたぎる夫
animal4「うるさいっジジイ!つべこべ言わないでさっさと歩いて!」
explosion「ヒッチハイクなんかしたらオマエ、離婚だからな!」←本気
animal4( 無視っ!)

とまあ、だいたいこんな感じです(^-^;)
いよいよ私がヒッチハイクしようと、通りを走る車を物色しはじめたその時です
反対車線を走るタクシー1台
大きく手を振って止め、回ってもらって無事に乗ることとなりました


ヒッチハイク案でも引き返し案でもなく、タクシーで発着駅につくことができたのです
軌道を歩いていたら、とても間に合いませんでした

「ラッキーだったあ\(^o^)/」
「悪運の強いババアめ・・」←負け惜しみ夫の遠吠え

■シントラ市営軌道(*臨時区間片道約35分/3€)

待っていた市営軌道に無事乗り込みましたsymbol7 写真を撮って~!


運転手さんは男性、車掌さんはチャーミングな金髪女性でした♪
行きは、空いていたので運転席の後ろの席に座ります(^-^

53歳の私は、35歳..いや25歳?になったような若い気分になり、落ち着きの無さで言えばさらに若返り、5歳児のようでした!
誰がどう見ても、着物の先生には見えないことは間違いありません




マサス海岸に着きました!これは大西洋です・・


RIBEIRA DE SINTORA ⇄ マサス海岸は、通常区間(45分)より短く35分なので、あっという間に着いた感があります
美人車掌に聞いたところ「テクニカルリーズン=軌道の整備作業」とのこと
このビーチでゆっくり出来たら良かったのですが、15分後(15時)に出発する折り返し便で RIBEIRA DE SINTORA に戻ろうと思います


来る時よりこの帰りの便の方が乗客は多かったのですが、誰もこの席に座らないのでここdownに座りました!ヤッター\(^o^)/


外国人旅行者にからかわれてしまいました~
 「Are you a driver? hahahahahahaha~(^。^)」
 「Yes! I am. b^ー゚)★」


帰りは、後ろに吸い込まれて行く景色を楽しもうと思います(^^)/


途中、上下線がすれ違う場面も(^^)
行きではすれ違わなかったんですけど・・



RIBEIRA DE SINTORA に着きました!


あっ、でもどうやってSINTORA に戻ればいいのでしょう?‥ 今度こそ二駅軌道を歩く?.. と思っていたら美人車掌が私たちのところに来て教えてくれました
「このmuseum の横の坂道を上って行くのが SINTORAへの近道!急な坂で大変だけどこれが一番だからがんばって(^_-)☆ 線路の上を歩いて行くのはだめよ~危ないから!」・・ですって(^-^;)

教えてもらった坂道を上がります。。確かにすごい坂道。。ase2
家畜を飼っている民家が建ち並ぶ道を、時々番犬に吠えられながら‥



 


■シントラ駅からバスでロカ岬へ

ここまで、これが近道?と思うような距離の山道?でしたが、やっと賑やかな通りに出てシントラ駅に戻ってきました!


ロカ岬行きのバス停前にある商店で休憩 beerbeer アツイ・・ノドガカラカラ・・



 ロカ岬まで約40分です bus

■ロカ岬

ヨーロッパ大陸最西端
「ここに地果て、海始まる(カモンイス)」



事務所で発行してもらった「最西端到達証明書(Certificado)」^^)v


■ロカ岬~カスカイス


 bus 右の車窓に大西洋を見ながら、約30分
 カスカイスのバスセンターのような所に到着


■カスカイス~カイス・ド・ソドレ

 バスを降りた後、人の流れについて行くと、
 カスカイスの駅に着きました(^-^
 ここから列車に乗って約35分・・
 列車は海沿いを走り続けて
 カイス・ド・ソドレ駅に着きます!
 土曜日の夕方、日暮れ前.. 車内には、リゾート帰りの雰囲気が漂っていました
 

 


■カイス・ド・ソドレ駅


時計を見ると、ちょうど日没の頃かと・・
駅を出てテージョ川の方へ行ってみます.. きれい ...


■カイス・ド・ソドレ ⇄ カシーリャス ship

フェリーの時刻表は、本数も多い上に夜中の1時過ぎまで運行していることを日本からネットで調べてありました
テージョ川を挟んだ対岸のカシーリャスまで、約10分の気軽なフェリーの旅です
カシーリャスに渡って夕食にしたいと思います
「カシーリャスは船のドックで働く人が住む町。安くておいしいシーフードの店が多い・・」というのが、私が10年前の『FIGARO』で読んだ情報
その中の記事に「行きたい!」と思うレストランを見つけていたのです
10年前の記事の店がまだ存在するのかどうか自信がなかったので、日本でネットで検索してみました・・ちゃんとありました!
行くしかありません(^。^)


 土曜日の夕暮れ時、
 フェリー乗り場は混雑していました
 往復で3€しません.. チャージ券①を使います



 船着き場の前には、
 シーフードレストランが並び賑わっていますが
 そっちではなく、
 倉庫が並ぶ堤防沿いの細い道を進みます

 夜はちょっと不安になるかも・・
 「治安はいい」という情報を信じて歩きます
 堤防には夜釣りをするおじさん達があちこちに!


「本当にこの先に店があるのだろうか?」と心配になってきた頃、先の方に明かりが見えてきました!

堤防沿いの席は満席でしたが、店内席には入れました(よかった~♪)
店内席にはファドがかかり、地元の常連客がゆっくり食事をしている雰囲気でした

 


女子トイレにこんなアズレージョの額がヽ(゚o゚;)ノ
酔っぱらって間違って、男子トイレに入ってしまったのかとあせりました~bikkuri 面白すぎます!


男子トイレにはどんな額がかかっていたのでしょうか?
まだ夫に聞いていなかったので聞いてみます(^^)/

私たちがお腹パチパチになるまで食べて帰る頃には、店内席のお客はもう誰もいなくなっていていました
店員さんに「一緒に働こう!」とスカウトされました(^。^)


最後の客だったのかと焦りましたが、外席にはまだまだお客さんがいたのでほっとしました(^。^)


お店に来た時と同じ堤防沿いの道をフェリー乗り場まで歩きます
テージョ川といっても河口に近いこの辺りでは大西洋の潮の満ち引きに影響されるみたいで、来る時は川だったところが浜?(岸?)になっていて、クラゲがたくさん打ち上げられていました@@


釣人たちを横目に千鳥足でよろよろ歩きながら、対岸のリスボンの夜景が揺れて?とてもきれいだと思いました?


■リスボン最後の夜

フェリーがカイス・ド・ソドレ港に着いて、市電でホテルの方まで帰ろうと思っていたのに「もう終電、ここでおしまい」と断られ。。


ひとけの少なくなった地下鉄で帰りました


ホテルに無事に帰り着き、ベランダから撮った下の通りの写真です
さすがにもう人影まばらの時間帯だったようです(^-^;)


もちろん・・
バタンキュ~です (o◠ˆ◠✿) zzz
moon

次回は『イベリア半島の旅 ⑦ポルト』です\animal2





イベリア半島の旅 ⑤リスボンその1

2015-10-01 | 旅行(*海外)

「リスボン」というと軽快な響き・・だけど「RISBOA(リスボア)」と呼ぶと、何かが重く漂うイメージ・・
語感とは不思議なものですね

写真で見たトラムが行き交う古びた街角に何ともいえない懐かしさを覚え、ポルトガルの街リスボン・・いや、RISBOAへはいつか訪ねてみたいと思うようになっていました
そしてこの朝、ルシタニアでついにやってきました!

■サンタ・アポローニア駅

水色をしたこの駅のホームに降り立ち、嬉しくて嬉しくて写真を撮りまくってしまいました
こじんまりした駅なのですが、私はこんな駅が好きです

 


マドリッドからリスボンまで、夜通し走り続けたこの国際夜行列車をねぎらうように、さっそく冷たい水で顔を洗ってもらっているのを見て、またまた嬉しくなりました
私からもありがとう、ルシタニア!!

 

 


■テージョ川

駅のすぐ横には、Rio Tejo が流れているはず・・
さっきルシタニアの中から日の出を見ました! 
横断歩道を走って渡り川の方へ・・スーツケースの車輪が悲鳴をあげていますがお構いなし(^-^;)


まるで海のようです...
でも日が昇るあっちの方角には昨日までいた、マドリード・トレドが・・そしてスペイン語ではタホ川(Rio Tejo )と呼ばれる同じ川が流れているのです
この川の流れの先にあるのが大西洋・・
しばらく感慨にふけりながら眺めていました

■①Viva Viagen と ②7 Colinas

さて・・切符を買ったり、移動を開始しなくてはなりません
またサンタ・アャ香[ニア駅に戻ります(といっても通りを渡るだけ)

①Viva Viagen(ヴィヴァ・ヴィアジェン)


②7 Colinas(セッテ・コリナーシュ)


駅の窓口ではまず、翌々日とそのまた次の日にリスボン⇄ャ泣gで乗車予定のAP(アルファ・ペンドゥラール)の切符の予約・座席指定乗車券を購入
間違いがあると大変なことになるので、必要事項を書いたメモを作成しておいたお陰ですんなりOK

続けて①を購入しようとしましたが(なぜか)この駅では出来ませんでした
代わりに「そこを曲がって右にある場所で買うように」と英語で言われました
行ってみます‥ が、そこには窓口のような場所も券売機もなく、何度も行ったり来たり。。
通りかかった人に聞いてやっとわかりました!
なんと・・そこは宝くじ売り場のような?売店で、買えたのは②の券
お店の人が「同じように使えます」と言うので1日(使用開始から24h)乗り放題券としてチャージしてもらいました
正確な金額は忘れましたが、カード発行料は①も②も同じく0.5€で、乗り放題用のチャージ料金も確か6€
ほぼ同じように使えました
1日目は乗り放題券として、2日目3日目はチャージ券として使おうと決めていました
結果として何が違ったかというと、②はチャージ券としてもフェリーには通用しませんでした
そのため2日目に①の券をフェリー乗り場で発券し、その後チャージ券として利用した次第です
発券料は0.5€だし、乗り放題に利用中か?チャージ券として利用中なのか?わからなくならず良かったのかもしれません
いずれにしてもリスボンでは運賃を現金で払って乗るのはかなりの割高になるので、この券をスイカのように使い回すのは必須です★

■地下鉄

さっそく②を使用開始、リスボンで2泊するホテルがあるバイシャシアードまで、地下鉄ブルーラインを利用することにします
翌日8時半すぎ頃まで市内交通乗り放題です!


ホテルは、バイシャ地区の中心地
リスボンでの2泊3日は、どうせ出歩きまわってホテルでは寝るだけのはず
「立地の良さとバスタブ付きは必須、できればベランダ付き」の条件で、できるだけ安いホテルをネットで予約していました!
荷物をホテルに預けて、さっそく街歩きに出かけます

■市電28番線

リスボンと言えば、このレトロなトラム(^-^
まずこれに乗らなくちゃ!


ホテルから一番近い28番線の乗り場からまず、始点のPrazeresまで乗って行き、カンメEデ・オウリケ市場に行ってみたいと思います(^^)/

やってきました28番線♪ぎゅうっぎゅうっっです(^-^
でも、満員のそのトラムにぎりぎり乗れたそのお陰で、運転手さんのすぐ後ろのポジションに立ててラッキー(^^)v

 


 


写真を撮るのに夢中になっていたら、右のおばさん(無愛想なように写っていますが、話す時は笑顔でとても優しいおばさんでした)が「空いたからここに座りなさい」というようなゼスチャーで手招いてくれて、これまたよく前がよく見える席に座りました♪




トラムが停まり、乗客の方を向き直った運転手さんが振り返ってポルトガル語の大声で何ごとか叫んでいます
みんなが降りていくのでわけもわからず私達も降ります

 
 降りたところに停まっていたとトラム ↑ に
 乗り換える乗客が多いように思えました

古い電車の故障だったのかな?なんて悠長に思い込み、私達も何となく次に来たトラムにまた乗り込んでしまいました

ああ、間違えてしまいました~
途中で何かへんだな・・と思い、乗客の中で地元の人風の方に訊ねたところ・・私達はまた折り返しのトラムに乗ってしまったようです(^-^;)
Prazeresはさっきのところで良かったのです!ちゃんと停留所名を確認すれば良かったあ~ 失敗ase2
下車して、また反対方向の28番線に今度は行先名をしっかり確認してから乗りました!

しかし、何度乗っても楽しいレトロなトラムです(^-^




 今度はちゃんと
 left Prazeres で降りました!
 


■カンポ・デ・オウリケ市場




 


夫が旅行前から食べたがっていた「ケージョ・フレシュコ・オヴェーリャ」、お店の人が勧めてくれた他のチーズ、スィーツやパンを何度もおかわりしながら、ワインとビールでお昼ご飯にしました♪

お腹いっぱいになったところで、また28番線
Prazeres からGraca まで乗って行きたいと思います
狭い坂道を上ったり下ったり、うねるように縫うように走ります


■グラサ展望台からの眺め


ここからぶらぶら、ポルタス・ド・ソル広場まで歩いておりてみます




■ポルタス・ド・ソル広場


■サンタ・ルジア展望台

 

 


■カテドラル

いつの間にかここまで歩いて下りてきていました
そのまま、コンセイサオン通りまで歩きます

 


■市電15番線でベレン地区へ

アウグスタ通りから勝利のアーチを抜けてコメルシア広場へ
ここから市電15番線に乗ってベレン地区へ足を伸ばしたいと思います


 


■ベレンの塔

 ベレン駅からここまで歩くのは暑さもあって足がへとへとでした~




■発見のモニュメント

15世紀、世界に先駆け大航海時代の扉を開いたのはポルトガルでした
エンリケ王子による航海術の研究、そして、インド航路を発見したバスコ・ダ・ガマと続きます
海の先には一体何があるのか?どこまで続いているのか?生きて帰れないかもしれない・・
この時代に嵐や海賊に遭う危険を冒し、未知の大海原に出て行く知恵と勇気と決断はどれほどのものだったかと思います

そしてこのエンリケ王子は、ジョアン一世の元に英国の王族から輿入れした王妃が生んだ3人の王子の中の三男
当時の政治的な意味合いもあったこの結婚によって生まれた子供が、新しい時代を切り開くことになることに、歴史の不思議さと運命的なものを感じます



■ジェロニモス修道院

ポルトガルが一番輝いて富んでいた大航海時代に、航海の安全を祈願して約1世紀かけて完成した修道院です
国をあげて全国民が、ひとつの方向を見ていた時代だったのだと感じました
祖先への尊敬の念と誇りは、何百年もたった現代でも伝承され生き続けているのだと思います
この国でずっと感じていた人々の穏やかさと温かさの源は、そんなことにもあるのかもしれません






■リベイラ市場

カイス・ド・ソドレ駅まで市電15番線で戻ってきました!!
やってきたのは、リベイラ市場
リスボンで一番古い市場だったのが、グルメスポットとしてリニューアルオープンしたようです
ここで休憩 beerbeerbeerbeerforkmeatmeat



まだまだ明るいのに既に混んでいて、人気がうかがえます
地元の客も多いようです
メニューを選ぶ力も無いほどお腹がぺこぺこへろへろだったので『地球の歩き方』に掲載されていたメニューをそのままオーダー
子牛のひき肉包み揚げ、地鶏のパイ、干しダラの天ぷら・・


生き返りました!!(^^)/ 復活 up_slowup_slow

■ピッカのケーブルカー

これもまた、リスボンでは乗りたかった乗り物(^。^)
乗り場の下の入口はわかりにくいところにあるようなのですが、リベイラ市場から近いようなので、彷徨いながら探してみます(^^)/


こんな所に出てきました!


下が乗り場のようですsymbol7
これを見送りながら写真を撮って、次の便のケーブルカーに乗ることにします(^^)v

 


上って行くと人が端によけ、通ったあとに歩いて下りて来る人たちも・・
とても急な坂道ですが現金で運賃を払うと3,60€・・やっぱり乗り放題券(or チャージ券)は必需品です
と、思っていたら次のケーブルカーが上から下りてきました
これを見送ったら、下の入口に行かなくちゃ!


ぐるっと道を回って、転がるように乗り場へ急ぎますo(^-^)o

 

 

 

 


私と同じようにピッカ線に乗るのを楽しみだったらしく一緒に窓にかぶりついていた「乗り鉄&撮り鉄」のおじさん二人と仲良くなってしゃべっていたら、夫が後ろから携帯で写真を撮ってくれました(^-^

 

 


ふうぅぅ~ 往復乗って満喫しました\(^o^)/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、市電28番線に乗ってホテルの近くのコンセイサオン通りまで戻ってきました

 


やっとホテルにチェックインします(^-^;)
スーツケースの荷物整理をしたり、シャワーを浴びて休憩したり、夕食の相談をします

もう動きたくないくらい足は疲れていたのですが、夫が「俺はファドレストランに行きたいんだ( ̄^ ̄)」と言います~
お腹はすいているので、足をもみもみして少し回復させてからまた出かけましたrunrun

ところが、、やっとのことで辿り着いたファドレストランは・・この日はおやすみ... orz..
収穫は、街角で音楽に合わせてカップルがSexyなダンスを披露していた賑わいに出逢えたことぐらいだったでしょうか(^。^)


ホテルのある通りを歩きながら、美味しそうなポルトガル料理のお店を見つけて、やっとそこでディナーにありつくことができましたfork

 

 

 



もちろん・・もう
バタンキュ~です (o◠ˆ◠✿) zzz
moon


次回は『イベリア半島の旅 ⑥リスボンその2』です\animal2


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イベリア半島の旅 ④マドリッド、そしてルシタニア

2015-09-29 | 旅行(*海外)

トレドからのAvant は、定刻の16:51にマドリッド・アトーチャ駅に到着しました


夜行寝台列車「ルシタニア」@マドリッド・チャマルティン駅発の時刻は、21:50
トレド1泊分の荷物もコインロッカーに入れて、身軽になって限られた時間のマドリッド街歩きをしてすごそうと思いますrunrun

■アトーチャ駅

近代的な駅の中に、突然、熱対植物園が出現し不思議なムードが漂う空間が広がります
手前側には亀の池があり、そこだけスローに万年の時が流れているかのよう?

 




これまで利用した駅の中では、やや複雑な造りになっているように感じたこの駅ですが、表示を見ながら進むことに徹すると、ちゃんとメトロ「Atocha Renfe」の駅に着きました 

券売機を英語表記に変換して「Vodafone Sol」までの切符を買い、地下鉄1号線に乗ります

 






■マヨール広場

 


■サン・ミゲル市場

ルシタニアの時間までの過ごし方は、プラド美術館鑑賞と少しだけ迷いましたが、やはり「快楽」の方に軍配はあがります(b^ー゚)★
「スペイン=バル」の王道をハシゴしながら楽しみたいと思います!
・・とうことで、サン・ミゲル市場へ直行 runrun

市場とはいえ、建物の中にあるのですね@@
私はテント小屋のようなものを想像していました!


どの店舗で買ったタパスやお酒も中央の席で食べることができるフードコート形式になっていますが、それぞれの店舗のショーケースの上で立ち食い(&呑み)している人も多いようです(^-^

まずはぐるっと探検☆ 見学&学習した後、みんながしているのを真似てみようかな!




18時を過ぎる頃にはもうだいぶ混雑してきました~
私もうかうかしていられません♪ 早く注文しなくっちゃ! gamaguchi5





隣り合う二軒のお店(家庭料理のタパス/シーフード)で買い、左のお店の右端と右のお店の左端のショーケースの上に皿を並べさせてもらって・・私「May I ?(^_-)-*」お店の人「d(^_^)」・・で、立ったまま食べました symbol7symbol7


これを平らげた後、別のお店へ「tapeo」=バルのハシゴ
空いていた席を見つけたので、今度はそこに座って食べましたsymbol7


いい感じに酔っぱらってお腹いっぱいになったところで、またメトロの駅「Vodafone Sol」まで歩いて戻ります


けたたましいサイレンを鳴らして消防車が走り抜けました・・消防車もベンツでした@@

来た時と反対方向の地下鉄C線に乗って、また「Atocha Renfe」に帰ってきました metro


■チャマルティン駅

アトーチャ駅のコインロッカーに預けてあった全ての荷物を出して「Hotel Train Lusitania」等の国際列車も発着するチャマルティン駅へ
初日にも空港から乗ったRenfeの近郊線に乗ることにします


上の写真↑のA4にプリントアウトしてあるのが、ルシタニアのeチケット、重ねてある2枚が近郊線の切符です

ルシタニアのチケットを読み込んだあと、翻訳サイトでスペイン語→日本語変換してみたところ、Combinado Cercanias=「近郊線も含まれている」の意味のようです
アトーチャ駅の有人窓口で確認したところ、近郊線切符をちゃんと発券してくれました

チャマルティン駅に着きました!


出発時刻の1時間半前に着いたので、まだホームは表示されていません
21:50 LISBOA T.HOTEL


この夜行寝台列車「ルシタニア」はグランクラスのチケットをとっています
もしかしたら.. グランクラスの乗客が利用できるラウンジがあるのではないかと思い、窓口の駅員さんに確認してみました
OK(b^ー゚)★
「まっすぐ進んだ左にあるSala Clubが使えます」と教えてもらったので、出発時間まではそこで休憩することにします(^-^

■Sala Club



ソファ席の方に一組だけご夫婦が寛いでいらしたので、私たちは奥のテーブル席で休むことにしました
ゆっくり居心地のいい空間です☆
夫は1時間くらい寝ていました!(遅いシエスタ?)


Sala Clubにも電光掲示板のモニターがあったので時々チェックしていましたが、ルシタニアが入線するホームは20分前になっても表示されなくてちょっと不安に..
そのタイミングでラウンジを出て、一般待合室で待つことにしました

ホームが表示されたのは、出発の15分前を切っていたと思います
乗客がどっとそのホーム階段へ向かいました!私達も続きますrunrun

■Hotel Train Lusitania(ルシタニア)

「ルシタニア」は、前回の鉄道旅行のプランを立てる時から心惹かれており、乗ってみたい夜行寝台列車でした
以前はこの列車のグランクラスに乗ると、食堂車の夕・朝食付きだったようですが、2013年末?で食堂車が廃止になり、グランクラスに乗車しても食事付きではありません
有料で軽食が食べられるビュッフェ車両はついています

「それでもいいから乗りたい!」と思わせるのは何なのでしょう?
一つには列車の名前・・「ルシタニア」
女性の名前を呼ぶような響きを感じましたが、本によると「イベリア半島がローマ帝国に支配されていた時代の、スペインとポルトガルの一部の地域をさす地名」のようでした
「ポルトガルの古称」とも書いてありました
そんな懐かしさをもって今なおそう呼ばれ、イベリア半島の半分を横断するこの夜行列車にはぜひ乗りたかったのです

勿論ルシタニアは、豪華列車ではありませんがグランクラスとプレフェレンテクラスは個室寝台
中高年の旅には個室で眠れる安心感は譲れませんし、トイレとシャワーがついていると夜中起きるにも不便が無いので(^-^;)、やはりグランクラスがいいと思います
食事が付かなくなった分、チケット代は安くなっていますし(^-^ 

時刻表で確認すると、スペインとポルトガルの国境は夜中の02:30(スペイン時間)に越えます
スペインとポルトガルには時差が1時間あるので、目覚まし時計を注意しなければなりません
最初トーマス時刻表で見たとき、20分停車した後のポルトガル側国境駅の発車時刻がさかのぼって01:50になっていたので「あれっ?」と思いました


いずれにしても、スペイン⇄ポルトガルの国境をこの夜行列車で越えることに、旅のロマンを感じて胸が高鳴ります(✿◡‿◡ฺ)
(*『街道をゆく』で司馬氏が乗っていたのは、夜行のルシタニアではなくリスボン特急です)

 




6時までぐっすり眠り続けました・・・(o◠ˆ◠✿) zzz moon

先に少し触れたようにスペインとの時差が一時間あるので、一時間多く眠って得した気分です

シャワーを浴びて、夫を起こし、身支度を整えて隣のビュッフェ車両に行ってみることにしました
夜明け前のこの時間、先客は一人だけ

夫はサンドイッチとコーヒーを、私はお得なモーニングセットを頼みました coffeecoffee


廊下側の車窓は、夜明けが近いことを教えてくれます


07:20 Lisboa Oriente 駅に着いたようです
朝が・・そして旅が始まろうとするホームの風景を、部屋の窓から見ながら清々しい気持ちになりました


私たちが降りる駅は次の Lisboa Santa Apolonia 駅
07:30到着予定です

間もなく到着.. という頃・・廊下側の窓に、Rio Tejo(テージョ川)から昇る朝日が見えました!


Lisboa Santa Apolonia 駅はテージョ川沿いに位置しており、しかもこの日の日の出は、07:30 だったのです

同じように廊下側の窓から朝日を見ていた隣室の紳士と「Good Morning !(^-^ 」の挨拶と笑みを交わし合い、素敵なリスボンの朝が始まりました(^^)/ sun

 


次は『イベリア半島の旅 ⑤リスボンその1』に続きます(^^)/

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イベリア半島の旅 ③トレド

2015-09-27 | 旅行(*海外)

■Avant

マドリッド→トレドは、Avantに乗って、たったの33分!


後ろの席に座っていた男の子が、座席の隙間から覗いてきたり窓のシェードを上げたり下げたりして可愛かったです
きっとトレドが楽しみで落ち着かないのでしょう(^-^ 
大人の私だってそうなのですから!


車内にはスナックの自動販売機がありました♪


あっという間に到着☆


■トレド駅

静かでとても美しい駅です
到着日cloudと、一泊してマドリッドへ戻る翌日sunに撮った写真を織り交ぜてご紹介したいと思います

 

 

 


 


■パラドールトレド


限られた旅程の中でスペインでは、トレドのこのパラドールに宿泊したいと思い、日程を組む一つの要素になりました
人気のシティービューの部屋は満室のことが多く、パラドールトレドのHPからメールで問い合わせたりもし、最終的にネットのホテル予約サイトからなんとか予約できて嬉しかったです

トレドの旧市街とタホ川の流れを一望する小高い丘の上に建っているので、駅からはタクシーで行くことにします
「バス+徒歩」で行けないことはありませんが、まだ旅は始まったばかりで先は長いのですから!(^-^

到着日のトレドは曇り、夜からは風も強まり雨も降り出したので、ゆっくりパラドール滞在を楽しむことにしました(*^-^*)


宿泊したお陰で、夕→夜→朝... と表情を変える街並を部屋のベランダから眺めることができたことは、何よりの心の贅沢でした
長いフライトの疲れが吹き飛ぶ風景です

夕焼けは見れなかった到着日→夜→明け方→朝日に輝く風景、日付を変えてご紹介します

 

 

 

 

 

 

 

 

 


宿泊には朝食がついていましたが、到着後フロントで夕食も予約し、パラドール内のレストランで食べました fork

 
 夜は、夫→牛肉ステーキ、私→鹿肉のステーキ
 チーズとハモンセラーノも美味しかったです


 朝食のバイキングメニューは豊富で
 血入りソーセージやスパニッシュオムレツ
 イチジク等の果物やスィーツにもスペイン色が♪

ゆっくりした後、青空広がるトレドの旧市街の街歩きに出かけますrunrun
前日予約した列車Avant の出発は16:18 、たっぷり時間があります

前日にトレド駅にはコインロッカーが無いことを確認していたので、チェックアウトした荷物はフロントで預かってもらいました
街歩きを終えて荷物をとりに戻って来たときにも、すいていたカフェのテラス席で休憩出来て良かったです


■トレド旧市街

セルバンテス(ドンキホーテ)の像の周辺


旧市街は、このタホ川(Rio Tajo)に三方を囲まれています
この同じ川が・・ポルトガルではテージョ川という読み方になり、リスボンから大西洋に流れ込むのです
その壮大なスケールに、思わず西の方角のそのまた遠い先を見つめずにはいられません・・

 


街の表示も時々見ながら、丘の上のパラドールから眺めていたこの旧市街地を、ただただやみくもに歩き回りますrunrun
時々、建物の隙間から街のシンボルでもあるカテドラル(スペイン・カトリックの総本山)が見え隠れします





カテドラル

 


市庁舎


サントメ教会の横の筋を入り歩き続けます



やっと見えてきました!!
着きました・・私がトレドで一番興味を持っていた建物・・
サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会 down(^^)v

 

 

 



 

 


静かな教会と美しい彫刻の施された回廊・中庭をじっくり堪能して満ち足りた気持ちになりました

照りつける日差しの下、またソコドベル広場の方へ戻りますrunrun


サンタ・クルス美術館

 


 ちょうど特別展も開催されていたので
 それも鑑賞しました 

 中庭を囲む回廊の壁を飾るモザイク画と
 アズレージョに目が奪われます




 

 




トレドでは、街のいたるところに遺構があり、イスラム教・キリスト教・ユダヤ教が融合した建築物や文化を見ることになりました

学生時代、世界史は苦手でした。。(>_<)。。
今さらながらイベリア半島の歴史に触れてみると・・西ゴート王国、ウマイヤ朝、ムーア人、レコンキスタ・・昔、悩まされていた単語が次々に出てきます

侵略や征服が繰り返されたこの半島の文化は、長い間鎖国をしていた島国日本の文化とは明らかに違い、光と陰が織りなされながら混血を繰り返された結果の深みがあるのかもしれません

ソコドベル広場

Zocotren(列車型ミニバス)の発着所と券売所があるので行ってみます!
見た目、可愛らしいお子様向けのようなバスなのですが「橋を渡って、歩き回れないようなタホ川沿いを走行する」というネット情報を仕入れていたので、是非乗りたい!と思っていました
ところが... チケットを買う列に並びやっと順番が来た時には「次の便は満席。空いているのは15:40?の便だよ」と切符売りのおばさんに言われてしまいました。。orz...

ううっっ... 乗車所要時間は45分なので、それでは列車の時間に間に合いません。。
ちょうどそこに、次の便に乗れる人が乗車するZocotren が、前の乗客を乗せて帰ってきました!いいなあ~

私は乗れなくて残念だったけど、手を振ってカメラを構えたら、ご機嫌な乗客の数人が手を振り返してくれました!


あぁあぁあ~ じゃあどこに行こうかな?
広場のベンチで休憩しながら考えることにします
スペイン式のシエスタ(午睡)どころじゃありません(^。^)


ベンチにもアズレージョ♪


私:「あ.. そうだ!アルカンタラ橋まで行ってみよう(^o^)丿」
夫:「えぇえっっ?」←明らかにパラドールで休憩したがっている
私:「だって.. もう来れないじゃん... (T_T)」←明らかにウソ泣き

スタスタ下りて行くとエスカレーターがありました
確か前、テレビの旅番組でこれを下りるとアルカンタラ橋に出られる・・と言っていたような覚えが・・
ずっと歩いていたので、ちょっと楽ちんです!ぐんぐん下ります♪


アルカンタラ橋に出ました
カメラをすばやく夫に押し付けて「私が橋の上に行って手を振るから、写真を撮ってねっっ!!」と言うと、明らかに不満そう(^-^;)
適当に嫌々ながら撮っているのが遠くから見えていたのが↓これら3枚


■タホ川

手を振っていた私が動きを止めて急に大人しくなったのを不審に思った夫が、カメラを持って橋の方にやってきました

「しっ!静かにっっ!早くカメラを返してっ」←カメラを奪い取る私
「なんだよぉおー」←さらに機嫌をそこねる夫
「しっっっ!!」←真剣にカメラを構える私


ここ、タホ川に架かるアルカンタラ橋をネジロにしているupトカゲ君♪
ちょろちょろ予測不能の素早い動きをするのでなかなかうまく撮れず、何枚も撮り続けます(^-^
ただ横に立っているしかない夫はしびれを切らし、ご機嫌超ナナメ・・(釧路湿原を旅した時、私が青虫を撮り続けていた時と同じ状況)
じりじり照りつけるsun、シエスタとは無縁の昼下がりナリ・・(^。^)

一方.. 欄干では、カップル達の甘い絆 が結ばれていました・・

 

 

 


欄干からタホ川を眺めているうちに、土手まで下りて川の水をさわりたくなってきました(^。^)

夫の写真を何枚か撮った後(^。^) 強引にカメラを渡して置き去りに be
私は一人で川辺におりてみました\(^o^)/

 

 


ここでそろそろ Time Over sun とっても楽しかったです★

流しのタクシーを拾って、荷物を預けてあるパラドールトレドへ(^^)/
そして・・先にご紹介した写真の通り・・パラドールのカフェで休憩となったわけです(*^-^*)

先ほどはさらりとアップした写真でしたが、ここまで長ーーーい記事にしてみると、夫のあの一杯のビールに深みを感じますね!(^_-)-*beer
もちろん私は、夫より控えめに.. Carajillo y Cafe Bombon coffee

■マドリッドへ

一泊したパラドールとトレドの街に別れを告げて、タクシーでトレド駅へ
トレド駅でも列車に乗る前に、手荷物のX線検査

 


Av8163/16:18 トレド駅発 → 16:51マドリッド駅着 に乗車します

 


33分後には、マドリード・アトーチャ駅にいます(^o^)丿

このあと『イベリア半島の旅 ④マドリッド、そしてルシタニア』に続きます(^_-)☆


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