目覚めたポルトの朝、窓の外には朝もやがかかっていました
ホテルの朝食は7時からなのですが、その前にチェックアウトしなくてはなりません ..
素敵な朝食、ということを聞いていたので本当に残念 .. (--、
Porto Campanha 駅を07:45発のAPに乗らなくてはならないので、仕方ありません
本来なら帰国便に乗る当日に大きな移動はしない方がいいのでしょうが、ポルトでこのホテルに泊まりたくて予約可能な日を調べていました
人気のある部屋なので、今回の旅行全期間の中で予約できたのはこの日曜日の1泊だけだったのです
本当に名残惜しいポルトの町とホテルでした・・
■夜明け前のPorto Sao Bento(サン・ベント)駅
美しい駅です
同じ風景を季節や時間を変えて眺めると違うように、駅もまた違う表情を見せてくれます
到着と出発を見守ってくれる、母なる存在感を感じます
月曜日のポルトの町はまだ眠っているのに、駅舎と鉄道は早起き!
そして温かい灯りを点して迎え入れてくれるのです
到着日には撮っていなかったアズレージョもありました
Porto Campanha(カンパニャン) 駅で、AP(アルファ・ペンドゥラール)に乗換えます
カウンターだけのビュッフェ車両もあります
一等車では来た時と同じくウェルカムドリンクサービス・・
熱いミルク入りコーヒーが美味しかった・・
とそこまでは覚えているのですが、その後
ほっとしてぐっすり眠り込んだようです・・
そしてまたちゃんと、 Lisboa Oriente(オリエンテ)駅の少し前で目が覚めました!!
いつでもどこでも眠れる 小豚の逞しさ(_ε_)~zzz & 科の動物的勘は私の二大長所?でして、コブタネコのように生きています ← 勝手に小型化して可愛いイメージに修正してみました!(^-^
■ Lisboa Oriente(オリエンテ)駅
このAPは、オリエンテ駅の次のサンタ・アポローニア駅が終点です
それでも、車掌さんがホームで最後の乗客にまで微笑みかけ挨拶をしてくれる姿が印象的でした
この温かい人柄は、ポルトガル全体で感じていたことで国民性なのかもしれません
一期一会ですが、とても嬉しい気持ちになります
ポルトガルを旅行中、オリエンテ駅はいつも途中駅で降り立つのはこれが初めて・・
いつも車窓から近代的な建物だと感じていました
リスボン空港駅へのアクセスにはこの駅が便利です
エスカレーター脇に古本市かな?と思って下りてからよく見ると、古本ではなく本屋さんのコーナーでした@@
地下鉄に乗換えて、Aeroport(空港)駅へ
■リスボン空港
ヨーロッパを旅行したとき、これまでいつも「惜しい」と思っていたのが、出国時X線手荷物検査時のぞんざいな係員の印象でした
素晴らしい思い出が胸いっぱいつまっていたのが、最後の印象でしぼんでしまうことは時々あります
その中で、ポルトガルは最後の最後まで温かい印象が変わらない国でした
空港で働くどの職員も、誰に対しても丁寧で親切心に満ちていたのは素晴らしかったです
■エミレーツ航空、再び
チェックインしてゲートを通り搭乗便の待合室で待っていたら、どこからかの到着便から降りてきたエミレーツ航空のクルーが、フライト後の簡単なブリーフィングをしていました
きちっとしています(*^-^*)
帰りの搭乗便は、EK192/14:25 リスボン発→ 01:05 ドバイ着
EK312/08:00 ドバイ発→ 22:45 羽田着
・フライトタイム→7時間40分+9時間45分
・乗継ぎ時間→6時間55分
なかなかの長時間フライトと、ドバイ空港での乗継ぎ時間も長いです
食べて眠って・・夕陽で茜色に染まった雲を見て・・また眠って起きた時にはもう、ドバイの上空でした
夫は私のようには眠れなかったようです
宝石箱をひっくり返したような・・というのはきっとこういう風景なのでしょうか・・?
(持っていないのでわかりませんが(^_^;))
■アラビアンナイトのドバイ空港~夜明け
スペイン→リスボン→ドバイとそれぞれ時差があるので.. 時計を回したり忙しいですが、到着が少し遅れたようでトランジット時間は6時間に軽減されていました!
電光掲示板で乗継ぎ便のゲート番号を確認します
*言語は英語表記と交互にあるのですが、わざとアラビア語表示のタイミングで撮ってみました♪
巨大な一晩中眠らない空港です
人は眠ります(^-^
A・B・Cの3つのターミナルが、シャトルトレインで繋がっているので、まずは自分たちの乗る便のゲートがあるターミナルにシャトルで移動しておくことにしました
全て表示に従って進みます
荷物は羽田まで預けてあるので身軽です
エミレーツ航空では、ドバイでの乗継ぎ時間が長時間ある便(何時間なのか?の規定はわかりません)では、ドバイ空港のレストランで使えるミールクーポンが発行されるようで、私達もリスボン空港でのチェックイン時に受け取っていました
自分たちがいるBターミナルで使える5つのレストランの中から選んで行ってみました
バウチャー用のメニューがあり、その中からチョイスができるのも、サンドイッチを温めて出してもらえるのも嬉しかったです(^-^
空港内のショップはどこもキラキラ営業中なので、時間があることもありぶらぶら見て歩きます
スペインでもポルトガルでも買い物はほとんどしていなかったので、つい観光もしていないドバイのTシャツ等買ってしまいました!
トランジット中に、お金をアラブで落とさせるシステム・・よく考えられているのかも!
う~ん・・アラビアンナイト・・
民族衣裳はいいですよね
この時「日本に帰ったら私も早く着物が着たいなあ・・」と思いました
ドバイ空港でのこの長いトランジット時間をどうすごそうか・・旅行前に空港ホテルでの休憩も視野に入れていました
が・・何故か眠くもならなくて、探検したり食べたり、座ってPCに写真を入れる作業をしたりしている内に時間はすぎていきました
無料のシャワールームもありました・・がタオルを持って来ていなかったので断念。。
ターミナル内にコーランが流れています
ドーム型の断熱ガラスで覆われてるターミナル内が少しずつ明るくなってきました
そういえば・・初日のトランジットした日も06:00過ぎの日の出をタラップの上から見たのでした
東の方角を確かめるまでもなく、明るい窓の方に行ってみました!
今度はガラス越しですが、再び・・ドバイの日の出です (^。^)
夫からは「落ち着きがないね~」と言われていましたが、トランジット@アラビアンナイトの一夜はこうしていつの間にか過ぎていったのです(^^)v
出発ゲートが開き、ターミナル内の有名パン屋さんには朝のパンを買う人の列が並び、待ち合い室には無料の新聞も配布されていました
朝が動き出しています!
✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈✈~✈
・・そして無事に日本に帰ってきました(^^)/
機内では、食べて眠り食べて眠り・・眠り続けていました ぶぅ~
羽田には息子が車で迎えに来てくれていて助かりました
家の中はまあまあ片付いていて、パクチーその他の植物にも一日おき位には水もあげていたようです
長男が週末に帰って来て、次男に焼き肉を奢ってくれたそう
兄弟仲が良くて何より!ありがとう(^-^
私は時差に強いようで、お陰様であまり時差ボケに苦しむことなくその週から授業をスタートしています
ご予約の調整にご協力下さった生徒の皆さま、本当にありがとうございました
年甲斐も無く、どちらかというと過酷な方を選択をしたくなり、いつもそれで夫と揉めます.. (^-^;)
それでも帰国後すぐに夫はファドのCDを聴いていますし、ポルトガルで食べた料理の再現を喜んでいます
余韻を楽しみ、余韻で癒されているのかも(^。^)
それにしても「旅」はいいです!
人生はまさしく「旅」なのだと思いますが、これからも「楽なだけではない」そんな旅を続けたいです
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・」に始まる「おくのほそ道」序文がふと頭をよぎります・・
また今回も旅ブログを長々と続けてしまいすみません
現実ではすっかり日常生活に戻っており、家事と着物の日々をすごしていますのでご安心下さいませ(^^)/
着物の記事を読みたい生徒さんも旅行の記事をまとめて読みたい生徒さんもいらっしゃるので、次回リンク集の記事をアップして読みやすくしておきたいと思います!
これからもどうぞよろしくお願い致します
ありがとうございました<(_ _)>