2020年7月の豪雨で、球磨川第一・第二橋梁をはじめとする鉄道施設が甚大な被害を受け
本来は八代〜隼人を運行する肥薩線は、八代〜吉松の間で不通が続いています
SL人吉も肥薩線不通のために運休していたのが、2021年5月から 熊本⇄鳥栖 で運行日を限定して臨時運行している状況
本来の路線を走るわけではありませんが、今回の旅程に絶対に組み入れたいと思っていました
切符の発売日である1ヶ月前の10時前からみどりの窓口に並び、チケットを取ったのです
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*これまで乗った思い出深いSLは ↓ 2015年に乗った北ドイツのモリー鉄道でした
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5/3・・鳥栖駅にて、まずはSLが牽引して到着する熊本発の上り便を待ちます
待ち構えること、到着予定ホームの端っこのフェンスのところ
私の他にいるのはもう一人、撮り鉄のおじさん
汽笛が聞こえ・・高鳴る胸の鼓動・・
きたあああぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー(((o(*゚▽゚*)o)))
動画は ↓ 夫が向かいのホームから撮影してくれました!!
ホームの端から先頭車両が停まっている方へ転がるように走ります
この列車の乗客の方達が降りてきて記念撮影をしていました!
落ち着いたところで、夫に機関士さんと一緒に撮ってもらいました
私たちが乗車する下り列車(鳥栖→熊本)の入線までは、ここから1時間以上あります
この間、お弁当を買ったり①でご紹介したような鳥栖駅に発着する列車を撮り鉄したり(^。^)
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入線してきました!
乗り込みます♪
3両編成になっていて、2号車にはビュッフェが設置されています
下りではディーゼル車が牽引するので、前に見えるのはディーゼル車
展望スペースは1号車と3号車についており、こちらは↓1号車の方の展望車
明るいインテリアです
こちらは ↓3号車の方の展望スペース、シックなインテリアです
満席を想像していたので、SL側の車両(3号車)の中で
4人席を外し、2人席では一番展望スペースに近い座席を指定していました
ところが、コロナ禍の影響がまだあるのか・・乗車率は50%もなかったと思います
ビュッフェ車両に置いてあった記念スタンプを押したり、うろうろ写真を撮り歩いていたら
「まったく落ち着きがないねえ・・(ーー;)」と夫
そういう自分こそ、ビュッフェで小町麦酒と焼酎を2本(極楽・樽御輿)を買いこんでいるくせに・・( ̄^ ̄)
乗車時間は約2時間半(15:27→ 17:53)
弁当は、鳥栖駅で「鳥栖SL弁当」と「かしわめし」を買ってあります(^^)/
座席のすぐ後ろにある展望スペースには、時々親子連れや子供たちが来て写真を撮ったり遊んでいましたが、とにかく空いていたので誰もいない時も多かったです
私も夫に撮ってもらいました♪
前方真ん中のかわいい小さな椅子2脚は子供用
鳥栖駅で買った「鳥栖SL弁当」と「かしわめし」
「86(ハチロク)弁当」は予約分しか搭載しないようでビュッフェでは既に売り切れ
焼酎を呑みながら黄昏れる夫・・
私は、焼酎はちょっとだけにしてビール
しめしめ・・いい感じに酔いが回った夫は、窓を開けて風にあたっていました
そうこうしているうちに熊本駅に到着
1922(大正11)年製造の8620形蒸気機関車(通称「ハチロク」)
今回乗ることができて本当に嬉しかったです
ありがとう、ハチロク!
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このあと在来線に乗り換えて、この日宿泊予定の新八代に向かいます
翌日「おれんじ鉄道(食堂)」に乗るための前泊♪
ちょっと混んでいた車内、電車の運転士さんのすぐ後ろに立っていたら
思いもかけず窓前方に見えてきたのは、引き込み線にいるハチロクの姿!!
翌日に備えて点検整備されるのだと思います・・お疲れさまでした、ありがとう☆
新八代の駅前のビジネスホテルに到着
この日の晩ご飯は駅近くでラーメンでも食べようと思っていたのですが
あまり店もなく、GWだからかそれも19時前の時間でどこも閉まっていました。。
幸いホテルの朝食スペースにて18:30以降、60食限定でカレーライスの無料サービスがあり、大変助かりました
自動販売機の酒類も安く、氷も自由に部屋に持ち帰れるようになっているのが嬉しそうな夫
夫は旅行にはいつも、スーツケースにウィスキーのボトルをしのばせているのです
カレーを食べて、鳥栖駅で買ったかしわめしも夜食に(^^)
お風呂から出たらそのまま髪も乾かさずに、バタンキューでした
次回は■『九州帰省と鉄道・温泉の旅③おれんじ鉄道のおれんじ食堂』です(^^)/