平成２７年２月１７日私たち三蟠鉄道研究会スタッフ５人が、福島県猪苗代町を表敬訪問しました。
沼尻鉄道の保存会である「沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会」代表出口陽子、事務局長安部なか様の案内で猪苗代町長に面会叶い、町長のお計らいで、民間同士の保存会交流の会場と、資料館の案内についてサポートしていただきました。
画像は沼尻軽便鉄道資料館前での、記念写真です。
交流会会場は、窓から会津磐梯山を眺められる素敵なお部屋で、一同その眺望に圧倒されました。
今年もスタッフ７名が福島を訪問します。再会を楽しみにしています。
加島銀行営業案内冊子に三蟠鉄道の時刻表が掲載されているのを確認しました。
加島銀行は大阪に本社を持ち、岡山県内には７カ店の支店があったようです。ＮＨＫ朝ドラで、花子とアンで紹介された加納銀行のモデルになった銀行です。
加島銀行の掲載した時刻表によると上下１５往復の便があり、上り便の始発は早朝５時１０分、 最終便は夜１１時５０分発になっています。
別に片上鉄道、井笠鉄道の時刻表も掲載されていて、井笠鉄道には矢掛支線の掲載もあります。
片上鉄道の時刻表
岡山を代表する百貨店、天満屋の営業案内を発見しました。よくみると、伯備線全通記念に出された営業案内のようです。「内祝い」とスタンプ表示も確認しました。中味は汽車時刻表が本命でしょうか。
表紙裏面に掲載あるのは、営業種目、神武天皇ご即位紀元２５８９年（昭和４年）の祝日及び日曜表でした。
３枚目～５枚目の画像は、山陽線、中国線、三蟠鉄道の時刻表が掲載されています。天満屋通信販売部発行で、地方よりのご注文についての、添え書きがあります。
三蟠鉄道は往復２２便あったようで、国清寺始発は午前４時４０分発、三蟠駅着午前５時５分となっています。約３０分弱ですが、時速２０キロだったそうです。
安田銀行は昭和４年当時全国１４２カ店あってその内、岡山県下に１０カ店を有する銀行でした。 当時の営業案内冊子には、店舗網や営業科目以外に、汽車時刻表が掲載されていて、三蟠鉄道の時刻表も 掲載されていました。
「粗末にするな親と金」今も昔も本当にそうですね。でも銀行ならではのキャッチフレーズかな！
「高い利息よりも、かたい銀行」のキャッチフレーズを目にしました
