三蟠鉄道研究会

今はなき岡山の三蟠軽便鉄道の歴史を探り、後世に伝承していくための活動をしています。

蓮華畑を地元保育園児に開放

2022-04-27 14:22:07 | 鉄道

 

我が三蟠鉄道のトロッコとレール復元場所は岡山玉野線の倉安川交差点そばにあります。
ここはかつて蒸気機関車が 一日10往復以上走っていた場所で、当時からこの時期には通勤客などは眼にしていたはずです。
 園児たちは毎年ここで遊んでくれています。

この日は園児たちが待ちに待った蓮華畑に入る日、天気予報では雨模様でできないかと心配したが、朝から日が差して、みんな大喜び。9時半から約1時間余り園児たちは蓮華畑に入ってはしゃぎました。
園長先生はじめ職員達は、園児たちを引率して、毎年ここ来てくれ、自然を満喫してくれます。
 毎年園児たちはトロッコ(定員10名)乗るのが楽しみですが、昨年と今年はコロナ禍の中で、トロッコ乗車体験はできません。
しかし、元気な園児たちは、みんな虫かごを持ってきて、テントウムシを獲ったり、鬼ごっこして遊んだりしました。
 今年は蓮華が少ない中、カニが沢山見つかり、トカゲも掴んで虫かごに入れては、先生たちも目を見張っていました。「なんでトロッコにはのれないの」と寂しそうに質問されて、可哀そうだったが、来年はまたトロッコに乗ろうねと励ましました。
 この場所は去る3月、岡山市が文化遺産として、「岡山歴史のまちしるべ看板」を設置してくれたので、多くの人が目に触れる場所になっています。