この日、二泊三日の旅で、三蟠鉄道研究会スタッフ7名は、福島県猪苗代町の「沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会」(以下、沼尻鉄道保存会)
との交流が叶いました。
沼尻軽便鉄道は、来年廃線50周年を迎えるということで、現存しないものの、岡山の三蟠軽便鉄道とは、大変密接な関係にある鉄道です。
30日午後には、まず猪苗代町役場を表敬訪問し、沼尻鉄道保存会から大歓迎を受けました。
猪苗代湖では渡り鳥の白鳥や鴨の乱舞があり、広大な湖と雪景色が、幻想的な雰囲気を醸していました。
私達が予約した会津若松の東山温泉にある旅館 御宿東鳳において沼尻鉄道保存会と合宿、夕食を共にし、鉄道のご縁を語って、歌や踊りで楽しいひと時を過ごしました。
おててつないでの歌に合わせて切り絵を披露しました。
沼尻鉄道保存会の長尾景昰さんは、折り紙の白鳥を広める会会長で、このあと、三蟠鉄道研究会に白鳥の折り方を伝授くださいました。
沼尻鉄道保存会の出口陽子会長は、日本舞踊の先生でもあり、地元の歌を歌いながら、踊りをご披露くださいました。
合津若松では飯盛山の白虎隊の自決された英霊の墓、そして少年隊の墓に参拝しました。
この時期、山頂へあがる長い階段を、足を滑らせないように、じっくり歩き、鶴ヶ城(会津若松城)を見下ろす高台を目指しました。 画像は上り階段で三蟠鉄道研究会メンバーと英霊の墓です。
画像は「さざえ堂」前での記念写真です。
翌日は、お土産の買い物にも付き合ってくださり、お別れした後、三蟠鉄道研究会スタッフ7名のみで会津若松市内を観光しました。画像は大内宿、塔のへつり、湯野上温泉旅館 藤龍館から見える墨絵の世界です。
大内宿は旧日光街道の宿場町だったところで、今年は雪も多く積もっていて、日本の原風景を満喫しました。 交代で「かまくら」にも入りました。
又、ねぎ蕎麦が有名で、太いねぎを箸代わりに使い、一本箸で食する体験をしました。
湯野上温泉に向かう途中の渓谷は、かつて海の底だったと聞いてびっくり。スケールの大きな絶壁と断層に圧倒されました。
湯野上温泉でのお宿は 藤龍館でした。露天風呂からも見えた景色は、まるで墨絵の世界でした。
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