軽便鉄道廃線50年記念事業盛大に開催
開催日 : 平成30年9月29日(土)~30日(日)
主催 : 沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会
協力 : 猪苗代町 ・ 猪苗代町商工会青年部 ・ 社団法人猪苗代観光協会 ・ 財団法人猪苗代町振興公社
私達三蟠鉄道研究会では、大会前日の9月28日(金)会長以下5名が参加し、大会をお祝いしました。
沼尻鉄道が運行したのは大正3年から沼尻高山が閉山となった昭和38年までの54年でしたが、沿線住民達からは
大変惜しまれつつ廃線となりましたが、この鉄道を後世に伝えようと、「沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会」では、
日頃から沼尻鉄道関連施設、資料の保存と伝承活動に取組まれています。
開催前日の交流会
9月28日猪苗代町に到着した私達三蟠鉄道研究会メンバーを磐越西線・猪苗代駅で迎えていただき、予め
手配して頂いた中ノ沢温泉の「和風旅館・ぼなり」へ案内していただきました。
次の日が記念大会本番で、忙しい日程の中、心のこもった、おもてなしを頂き、感動しました。
和風旅館 「ぼなり」 での交流会
右列奥から 沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会、会長の出口陽子様と 事務局の長尾景昰(かげつな)様
左列奥から 沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会、事務局長安部なか様と 三蟠鉄道研究会会長内田武宏
終着駅だった沼尻駅跡を案内されました。後ろは資料館になっています。
大会当日 初日9月29日
会場となったのは猪苗代町内の、「緑の森」でした。ここには資料館と共に運行当時のディーゼル機関車
そして客車2両の計3両が、レールと共に保管されていました。
記念式典 緑の森広場で開催されました。 参加者 250名
会長 出口陽子様 開会挨拶 来賓 猪苗代町商工観光課長挨拶 渡部彰啓 様
記念イベント メインイベントはディーゼル機関車が牽引する客車への乗車体験でした。
ジーゼル機関車前でポーズ
一両の定員は50名です。 一定間隔で交替します。
レールは車両の板のみで走行は出来ませんでしたが、車内の前後にモニターが設置されていて、
約20分間運行当時の動画が流され、各駅の景色や、車窓から見えた景色が流れ、警笛も発せられ
乗車気分満点でした。
資料館「駅舎亭」見学
硫黄の鉱石を積み出す貨物 ディーゼル機関車DC12 記念駅弁カバーデザイン
猪苗代町観光案内
最初に案内していただいたのは「天鏡閣」でした。
有栖川宮別荘として建造され、昭和に入り、迎賓館として使われ、現在は観光名所でもあります。
裏磐梯の近代美術館も見学しました。
会津磐梯山も北側から望むと河口は相当大きいのが分かります。 裏磐梯は秋が深まると、紅葉がとても綺麗です。
裏磐梯には五色沼があります。火山の成分の関係で、湖面の色が、5つの沼それぞれ違っており、観光スポットになっています。
五色沼のの紅葉は綺麗です。
大会2日目 9月30日
大会二日目は鉄道始発駅から終着駅までのウォーキングです。
午後から私達三蟠鉄道研究会のメンバーは帰途になるので、参加できません。
今日も、私達を猪苗代町の名所観光に誘っていただきました。観光したのは安達太良山中腹にある不動滝でした。
猪苗代の名所 不動滝 年間を通じて、豊富な水量で、美しい景色でした。山道は栗の実がたくさん落ちていて
秋を感じることしきり 滝の音を聴きながら下山しました。
猪苗代町を、これでお別れです。 ウォーキングルートの各駅跡には駅名板が立っていました。
途中の駅で、「沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会」 出口会長、安部事務局長、 長尾さんに挨拶することが出来ました。
今回のおもてなし、感動の連続でした。
事務局の星恵子さん、浅貝さんにはマイカーで新幹線・郡山駅まで送っていただきました。
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