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念願のワイエス展

2010年12月03日 14時22分03秒 | Weblog
いやぁ、今朝の雨はもんのすごかった!
どうなることやらと思ったけど、すぐに晴れたやね、良かった。


で、北浦和にある埼玉県立近代美術館に行ってアンドリュー・ワイエス展を観てきやしたー!
すごかったー!

今年も色々と美術展を観てきましたが、いやぁ、これが一番でしたね。
脳天ガツーンっとやられた感じ。
頭の中飽和状態ですわ、今。

アンドリュー・ワイエスという画家を知ったのは、中学の教科書だったと思う。
(高校だったかな?いや中学だったと思うが。)
「クリスティーナの世界」が教科書に載ってて、なんじゃこれはー!?と、すごくショッキングな感動を覚えて、それ以来脳裏に焼き付いてました。
知らない方、良ければ「クリスティーナの世界」で画像検索してみてね。

しかしこの絵はアメリカの美術館にあって、門外不出ということで、おいらがそこに行かない限りホンモノを見ることは出来ません。
残念。
ゴッホ展やモネ展、〇〇美術館展とかいうのはしょっちゅう東京でも開催されるので、わりとホンモノを見る機会はあるんだけどね。
「クリスティーナの世界」、いつか見に行ってみたいな~、と今回の展示会を観て強く思ったよ。
けど海外行ったことないおいらには、非現実的だけどよ。

ワイエスの絵というと、写実的で緻密なイメージなんだけど、今回の展示会は全然違っててびっくりした。
ほとんどが水彩画なんだね。
習作画や素描もたっくさんあった。
精巧に描くところと、テキトーなところとの、そのバランスが本当に絶妙。
天才。
感覚の天才。
なんでこんな殺伐とした空気感まで描けるの!?
ありえねー、スゴすぎる~。

と、最初はそう思ってたんだけど、絵を見ていくうちにそうでないと気がついた。
努力の天才なんだ。
一つの絵を仕上げるため、何枚も習作を描いて描いて描きまくって練習して、そんで絵に挑んでるんだね。
そのための努力を惜しまない、そこがすごいわ。
おいらなら習作描いただけで満足してるね、きっと。

あー、なんかもう感銘を受けた、やられた、はぁっとため息しか出ない。
うまく言い表せないけど、ともかく、わざわざ行って良かった!!
心が潤った…どころか、洪水な感じだな。
ふぅ~♪
コメント
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