佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

抜け殻としてあるパジャマ抱き寄せてはかなき愛のかたちを崩す

2020-07-28 15:29:13 | 日記
カワセミが見られる場所は、
深い緑に囲まれ、せせらぎは
黄昏(たそがれ)とともに色合い
や輝きが微妙に変化し、それは
神秘できれいだ。

「カワセミって翡翠(ひすい)
と書く。
翡翠色って、カワセミの
羽の色からきている。
尾がきれいな青で、
全体は深い緑。
宝石の翡翠も
その色に似ているから
なんだ」

あのせせらぎのまぶしい
水辺を思いだす
・・・・・・・。
「よかった、
君と見ることができて、君が
一緒にいたから、見れたん
だ」と彼女を抱きしめた。

「あの鳥が天使なら、
君が誘いだした女神だ」
そう言いながら、
彼女のくちびるをふさいだ。

さあ、
今夜、夢の続きをみよう~。
年を重ねるごとに
純粋になっていけたら
いいな



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「ある夏の深緑の夕暮れ」

2020-07-28 15:29:13 | 日記
静寂が辺りを包み
ひとあしごとに私は
明日に近づき

心は昨日に連れもどされる
まちがった角を曲がり、
まちいがった選択をしたの
だろうか

答えなんてないのに
後悔してしまいそうになる

踏み出したこの道が
どこへ続くか
今は
深く考えないようにして
深緑のベールを薄く
一枚ずつ剥ぐように
深緑の夕暮れの奥へと
分け入る

まだ一度も起こしたことの



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佐久市野沢93番地十二町
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ない行動を

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雑魚と群れない

2020-07-28 12:21:34 | 日記
「寝てもいいな、と思える
男じゃなかったら、
友だちになっても
意味ないデショ」

 / 桃井かおり


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憎むほどの濃度を持たぬままとろりと胸に何かたまれる

2020-07-28 11:59:26 | 日記
夢をみる。

深い夜に、レールの向こうで
たくさんの蛍が光る。
そのうちにそれが、紫の羽を
持った無数の蝶に変わり、
なぜか白いシーツをバックに
舞っている。

それを小さな少年が、瞳をこら
して見ている。
横に、なぜかお下げ髪の少女に
なっている私がいて、怖くてそば
へ行けない。
「帰ってきて、帰ってきて」と、
叫ぶだけだ。

 目覚めると、寝返りをうった彼
の寝息がかすかに聞こえる。
その体を、私はしがみつくように
抱きしめた。


朝、彼を送り出すときの、背中を
見るのがつらかった。
 彼に妻子がいようがいまいが
どうでもよかった。
ただ、
いつも判然としない想いにおそわ
れる。

これが、最後ではないかと・・・・・。
背を向けて遠ざかる時、
一瞬、
カレの存在自体が消えるような
気がした。



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瞳に映る晩秋の湖

2020-07-28 11:56:32 | 日記
凍るように冷たい風が
夕方の湖の上を吹き渡る

ただひとつの気持ちに突き
動かされて
ここまで来た

思いを断ち切ろうとしたのに
薄くこごえた景色の中で
僕の思いは燃え上がる

思い切れない
どうしても

苦しい恋に
なってしまった



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くり返し聞けば覚えぬ録音の「ガイシュツチュウ」の息づかいまで

2020-07-28 11:45:49 | 日記
色と音のマチアワセ
あなたは重いドア
わたしたちは光の帯
踊りました
映画をみて
映画の中の
人たちのこと
話しました

あの人はいいねと

あの時の
あの目が
忘れなれないねと


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「静 寂」

2020-07-28 10:04:49 | 日記
若葉の目に青くまぶしく
ふりそそぐ森へ分け入り
白く夏へつながる細い道出会う

光は横顔にかたく
憂うつをおきざりに枝もきしんだ
こらえきれない願いが
この場所を許してはくれず
黙ってここにさよなら
思いはかならずとどくのだろうか
悲しいことが多すぎはしないか

細い道はまがりくねって
その人の肩や涙をこえる
細い道は遠くかすんで
この胸の砂や無垢をこえる



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「風に逆らって薫るもの」

2020-07-28 06:46:22 | 日記
肩書きや地位、財産、名声などは、
すべてはかなく消えていきます。
レッテルでその人を輝かせるの
ではありません。
問題は本質です。

人はあるところまでいくと、利徳
や恐怖、権力だけではついてきま
せん。

もはや、得るものもなく、特に不
利とわかっていても、その人に徳
があれば人はついていきます。

「徳とは行である。行とは見返り
を求めずただ行うころである」と
道元は言っています。

上になればなるほど、必要なのは
徳を磨くことだと思います。

「法句経」第五四にも、
「華の香りは風に逆らいては行か
ず。栴檀(せんだん)も多掲羅(た
がら)も末度迦(まどか)も(香木
の名前)また然り。

されど良き人の香は風に逆らいつつ
も行く。良き人の力はすべての方に
薫る」とあります。

男が仕事をするときは、常に捨て身
でなければならない。
捨て身とは、何も欲しがらぬこと
である。

納得、勝ち負けという、人間の物
差しを捨てることである。

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