佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
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『優しく触れるもう一つの”心”』

2025-01-08 10:15:17 | 日記

「掌」 たなごころ

『優しく触れるもう一つの”心”』
「あなたがわたくしの頭を
なでると

とてもくすぐったい気分に
なって

つい口元がゆるんでしまう

あんなにふくれていたのにね」

手のひらのことを「掌」という
場合は、そこには”手の心”と
いう意味が含まれていると
いわれます。

人に優しく触れたりものを
受け取ったりするとき、手に
心があると感じられたので
しょう。

「掌中の珠」は最も大切にし
ているもの、最愛の子供を
さします。

「掌を指す」は明白で、疑問が
まったくないということ。

夏目漱石の小説『こころ』の
一節には「掌が翻ったように」
(手のひらを返したように)とい
う使われ方をしています。

どれも、心のうちを表している
言葉としての「掌」です。

あらためて自分の「たなごこ
ろ」を見つめたくなりますね。
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