ここでの
アスパラの旬も
終わりに近づいた
夜明けとともに
畑に出かけ
一本一本
25~6センチの長さに
ハサミで収穫する
ざくっと
ハサミを入れると
切り口から
甘い
アスパラ独特の香りが
しずくとなって
滴り落ちる
日の出の前の
露をいっぱい
浴びている頃が
一番美味しいようだ
アスパラが
目を覚まし
太陽の光を受け
活動を始めると
蓄えていた
養分が
どんどん消耗される
農家の人は
少しでも
美味しい野菜を
食べて頂こうと
早朝から
作業を始め
朝日が射し込む頃には
収穫は
終わっている
このような作業が
秋まで
毎日繰り返される