NPO法人 三千里鐵道 

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盧武鉉の考え 11.02.17配信

2011年02月18日 | 盧武鉉の考え

“右往左往しないように制度化するのが危機管理システム”

"外国為替危機をやり過ごして思うに、その以前から危機要因が潜んでいて、病が深刻になっていたのに、それをちゃんと体系的に感知できなかったようです。

危機兆候が表面化してもその時その時の判断や危機管理マニュアルがなく、対処方法が適切なのか、そうでないのかに対する論議があったのが惜しいことと思いました。


少なくとも私たちの経済で進行している病的な要因や危機要因を確認できなくて見過ごされることがあってはいけません。

危機がきた時、準備されていない対処で右往左往することがありましたが、これをあらかじめ制度化することが危機管理システムの趣旨です。

話はやさしいですが、実際に危機管理システムを作るのは簡単なことではありません。一つ一つ原因を分析して必要な尺度を作って対処方法まであらかじめ決めるのは簡単なことではありません。

膨大な作業をしたことのご苦労をありがたく思います。 未来を予測するのは完ぺきなはずがありません。

これを適用しながら発展させていって危機兆候を把握して対処方法を完全に整えて行くように努力しましょう。”


-経済政策協議会冒頭発言より-(2005.1.25)

団結と連帯の‘肥やし’になりたい-キム キヨンス、候補辞退

2011年02月18日 | 南域内情勢
★ノムヒョン永遠の秘書官と囁かれながら、現在も黙々とポンハの屋台骨を支えているキムキョンス。ノムヒョンサイトに候補辞退の心境を載せた。
以下、苦渋の選択であったろうが、爽やかなしかし強烈な候補降板の弁だ。


団結と連帯の‘肥やし’になりたい


金海補欠選挙を前に、候補出馬論議が続いてきた。

私はポンハを守り、大統領の偉業を継承する仕事をしている人です。 どんな‘政治的決定’を選択するにしても、大統領に迷惑をかけはしないかをいつも気にすることは、私の運命であり道理なのです。

周辺からの出馬要請の理由は、十分に理解できます。 金海は大統領の生涯と精神と価値が凝縮されている象徴的地域だからです。

私が退任後故郷ポンハに来た理由は、‘市民民主主義実現’と大統領の生涯の念願であった‘地域構図の克服’に、少しでも助けになるならばという切実な希望からでした。 この地域の選挙で汎民主陣営の団結と連帯を通じて勝利するのは、それ自体が大統領の価値と精神を実現することになるでしょう。

周辺の丁寧な出馬要請をただ無視することのできなかった他の理由は、…特にイ・ミョンバク政府スタート以後歴史の逆流を見守りながら、最小限ノ大統領が成し遂げた民主化は守らなければならないという切迫感を無視できなかったからでした。

特に悩んだ点は、連帯と団結の精神を守るかどうかでした。
大統領を象徴するこの地で、大統領を愛する人々の希望と情熱が一つに集められてこそ、勝利にも意味があり、あの世の大統領にも迷惑をかけずに済むと考えました。


大統領だったら、こんな時どのように判断されたかを反問してみました。… 次の総選挙と大統領選挙で汎民主陣営が必ず勝利しなければならないと考えます。 そうするためには、今回の補欠選過程から、心を一つにしなければならないと考えました。

誰かが出るのが選挙です。 しかし誰か出ないで、志を生かすことができるのも選挙と考えます。 ‘花’になるよりは団結と連帯の‘肥やし’になりたい。 だから今回の補欠選には出馬しないことにしました。

私たち皆は、大統領の精神と価値を継承するために努力する人々です。
小さな差を克服して、みな固く団結する姿を国民は望んでいます。 私の決心が全野党陣営連帯を通した補欠選勝利の基礎になることを希望します。



                                         2011年2月16日

                                      ポンハ財団事務局長 キム・ギョンス