写真ー去る17日統一研究院研究室で進行したイ前次官とのインタビュー
★あくまでも穏やかな語り口である。どうしようも無い閉塞感の中にあっても、微かな光を見ようとしているようだ。しかし、今の政権で「反転」が果たして可能であろうか? NAMSANG
イ・ボンジョ統一部前次官はまず、現政権が去る3年間南北関係において進展がなかったことに対し、物足りなさを吐露した。 その一方で彼は"まだ可能性が完全に閉じられていると見たくない"としながら、期待を捨てなかった。
彼は去る1月、米.中首脳会談以後米国と中国など国際社会が対話局面に動いている、特に'戦略的忍耐心'と言いながら対北朝鮮'無対応'戦略をとって来たオバマ行政府が北朝鮮の核問題に'新しい代案'を模索している、以後積極的な態度を示す可能性がある、と語った。
それと共に彼は、キー リゾルブ訓練が終わった後北朝鮮は、米.中との対話に力を集中すると見られるとしながら、これを契機に北朝鮮は6者会談に積極的な態度を見せ、米国も対北朝鮮への人道的食糧支援合意がなされる可能性があると展望した。
イ前次官は、国際社会のこのような動きが、韓国政府に新たな対応を迫ると強調した。
イ・ミョンバク政府が'先南北関係、後6者会談'に執着するより、南北関係と北朝鮮の核問題を併行しながら実用的に解いて行くよう助言した。
彼はイ・ミョンバク政府が任期内に、南北関係で真の成果を出そうとするなら
"以後6者会談でなされる進展、南北対話でなされる進展を、12月以前に首脳会談で結ぶ"ことが可能だ、と明らかにした。
以前の首脳会談のように'方向性'に対する合意だけでなく、首脳会談以前に南北軍事会談を通して具体的な合意を成し遂げ、これを首脳会談で結実させることだ。 また、6者会談の成果を6者会談にとどまらず南北首脳間の合意として後押しすることが肝要だ。
彼はこうすることで、以前の二度の首脳会談よりはるかに実践的な、新しい首脳会談になることになり、これは"イ・ミョンバク政府の業績として記録されるだろう"と話した。
今まで南北対話に消極的な態度を見せた政府が、果たしてこのように変化した態度を見せることができるのかに対して、彼はまだ期待を捨てていない、反転の契機が今後6ヶ月内に作られる可能性があると見る"と付け加えた。
イ・ボンジョ前次官は2000年南北首脳会談当時大統領府統一秘書官として6.15共同宣言を影で支える役割を担い、ノムヒョンの時は統一部次官、統一研究院長を歴任したことがある。
※インタビューは省略、 結びは…
‘保守政権の時に南北関係を進展させろ’と言われる。
進歩政権がすれば社会的な抵抗が保守政権より大きいからだ。 これをやり遂げれば、イ・ミョンバク政府の歴史的な業績になる。国際社会でも評価されるだろう。
この道を選ぶかどうかは、全て最高責任者である大統領の領分だ。実用的な観点からの代案を摸索するべきであろう。
私はまだこの可能性が完全に閉じられていると見たくない。 反転の契機が、今後の6ヶ月程度の内に作られる可能性がある、と見る。
★あくまでも穏やかな語り口である。どうしようも無い閉塞感の中にあっても、微かな光を見ようとしているようだ。しかし、今の政権で「反転」が果たして可能であろうか? NAMSANG
イ・ボンジョ統一部前次官はまず、現政権が去る3年間南北関係において進展がなかったことに対し、物足りなさを吐露した。 その一方で彼は"まだ可能性が完全に閉じられていると見たくない"としながら、期待を捨てなかった。
彼は去る1月、米.中首脳会談以後米国と中国など国際社会が対話局面に動いている、特に'戦略的忍耐心'と言いながら対北朝鮮'無対応'戦略をとって来たオバマ行政府が北朝鮮の核問題に'新しい代案'を模索している、以後積極的な態度を示す可能性がある、と語った。
それと共に彼は、キー リゾルブ訓練が終わった後北朝鮮は、米.中との対話に力を集中すると見られるとしながら、これを契機に北朝鮮は6者会談に積極的な態度を見せ、米国も対北朝鮮への人道的食糧支援合意がなされる可能性があると展望した。
イ前次官は、国際社会のこのような動きが、韓国政府に新たな対応を迫ると強調した。
イ・ミョンバク政府が'先南北関係、後6者会談'に執着するより、南北関係と北朝鮮の核問題を併行しながら実用的に解いて行くよう助言した。
彼はイ・ミョンバク政府が任期内に、南北関係で真の成果を出そうとするなら
"以後6者会談でなされる進展、南北対話でなされる進展を、12月以前に首脳会談で結ぶ"ことが可能だ、と明らかにした。
以前の首脳会談のように'方向性'に対する合意だけでなく、首脳会談以前に南北軍事会談を通して具体的な合意を成し遂げ、これを首脳会談で結実させることだ。 また、6者会談の成果を6者会談にとどまらず南北首脳間の合意として後押しすることが肝要だ。
彼はこうすることで、以前の二度の首脳会談よりはるかに実践的な、新しい首脳会談になることになり、これは"イ・ミョンバク政府の業績として記録されるだろう"と話した。
今まで南北対話に消極的な態度を見せた政府が、果たしてこのように変化した態度を見せることができるのかに対して、彼はまだ期待を捨てていない、反転の契機が今後6ヶ月内に作られる可能性があると見る"と付け加えた。
イ・ボンジョ前次官は2000年南北首脳会談当時大統領府統一秘書官として6.15共同宣言を影で支える役割を担い、ノムヒョンの時は統一部次官、統一研究院長を歴任したことがある。
※インタビューは省略、 結びは…
‘保守政権の時に南北関係を進展させろ’と言われる。
進歩政権がすれば社会的な抵抗が保守政権より大きいからだ。 これをやり遂げれば、イ・ミョンバク政府の歴史的な業績になる。国際社会でも評価されるだろう。
この道を選ぶかどうかは、全て最高責任者である大統領の領分だ。実用的な観点からの代案を摸索するべきであろう。
私はまだこの可能性が完全に閉じられていると見たくない。 反転の契機が、今後の6ヶ月程度の内に作られる可能性がある、と見る。