土曜日は、歌舞伎見物のために数年ぶりに大阪の道頓堀に行ってきました。週末のせいか、道頓堀界隈や戎橋は観光客でいっぱい。若い人の姿が多かったです。
戎橋から望めば、まっすぐ前に元ナンバ一番の場所があります。もう数十年前からTUTAYAに変わっているのですが・・ 7年前に見た時は、ビル全体にTUTAYAの青い看板が大きく目立っていたのに(左側)、2025年の現在は小さな店名の文字が見えるだけ(右側)。もうCDやDVDのレンタル事業はやっていないのかな? 世の中は変わり続けています。グリコやカニの看板は、ずっと変わっていないですけどね。
老舗うどん屋の今井の横の、とても狭い細い小路にあるのが、浮世小路。⇒ 道頓堀筋・浮世小路
ここではかつての道頓堀界隈の大正時代、昭和の文化や芸能を伝えています。ナンバ一番の熱狂も伝えてはいるんだけど、ザ・タイガースのつもりらしい、似ていないイラストを見るたびに、どうにかならんかと思います。しかし、今回 来てみたら、ナンバ一番についての説明文が変わっていました。
上が7年前に写メした説明文。ザ・タイガースのタの字もない。ナンバ一番最大の、いや日本最大のスターを書かないなんて!誰が作ったんや!と思ってました。
ところが今回、説明分が変更になっていました。ちゃんとザ・タイガースと、沢田研二の文字が入りました。
が、文章がとても変 助詞もない。日本人が書いたの? まるで和田アキ子はロカビリーの人みたいだし。何も知らない、わからない人間が書いたに違いない
浮世小路のHPは、ちゃんとした文章なんですが。
浮世小路の狭い路地を抜けて法善寺横丁へ。
ムッチリと濃い緑の苔をまとった法善寺の水かけ不動さんに、ひしゃくで水をかけて、ジュリーの活躍をお願いしてきました もう何年も前になりますが、「桂春団治」の舞台公演の前に、藤山直美さんと二人で着物姿でお参りしていました。また息がピッタリの二人の舞台が見たいですけど。
参拝の後は、仁左衛門さんと玉三郎のお芝居と舞踊を松竹座で。
お2人は80歳と74歳とは信じられないほど、綺麗 J友さんにお誘い頂いたのだけど、二人ともかなりのお歳だから、今のうちに一度は見ておかないと・・と思ったのです。
お二人とも年齢など忘れさせるほど若々しく動きも優雅でした。歌舞伎の難しい台詞回しはなく、分かりやすい笑える部分も多い筋立てで、 歌舞伎に慣れない観客も楽しめる舞台になっていました。
松竹座に来るたびに、ジュリーの「桂春団治」と「夫婦善哉」を見るために何度も来たと思い出します。もうお芝居には出ないのかな。
ランチは松竹座に近い、大正時代からの料理屋、はり重グリルで。
レトロな店内でちょっとリッチなランチ、美味しかったです~