溢れるほどの物に囲まれ、豊かなサービスを受ける生活が当たり前にになると、いつの間にか感謝する気持ちが薄れてしまうものです。
「ある物を失って初めて、そのありがたさを知った」という話は、よく聞く話です。着るもの、食べるもの、住むところが何不自由なく手に入る状況は、実はアンバランスの上に立つ危うい幸せでもあるのです。
江戸時代の商人道の開祖というわれる石田梅岩は、「知足安分(ちそくあんぶん)」という言葉を残しました。〈足ることを知り、自分の境遇、身分に満足する〉という意味です。
もっと儲けたいとガムシャラに働いているうちに、感謝の心がなくなり、相手に対する思いやりすら忘れていたということはないでしょうか。
取り合うのではなく分かち合う心は、思いやりという日本字がもともと持っている素晴らしい資質です。思いやりは感謝する心から芽生えてくるものです。
順境の時はもちろん、逆境の時はもちろん、逆境にあってはなお一層の思いやりの精神で、連帯意識を強めていきたいものです。
今日の心がけ~感謝の心で生活しましょう
職場の教養 2011年7月29日(金)「足ることを知る」より
「ある物を失って初めて、そのありがたさを知った」という話は、よく聞く話です。着るもの、食べるもの、住むところが何不自由なく手に入る状況は、実はアンバランスの上に立つ危うい幸せでもあるのです。
江戸時代の商人道の開祖というわれる石田梅岩は、「知足安分(ちそくあんぶん)」という言葉を残しました。〈足ることを知り、自分の境遇、身分に満足する〉という意味です。
もっと儲けたいとガムシャラに働いているうちに、感謝の心がなくなり、相手に対する思いやりすら忘れていたということはないでしょうか。
取り合うのではなく分かち合う心は、思いやりという日本字がもともと持っている素晴らしい資質です。思いやりは感謝する心から芽生えてくるものです。
順境の時はもちろん、逆境の時はもちろん、逆境にあってはなお一層の思いやりの精神で、連帯意識を強めていきたいものです。
今日の心がけ~感謝の心で生活しましょう
職場の教養 2011年7月29日(金)「足ることを知る」より