夢かぎりなく!

札幌中央倫理法人会公認!スタッフブログです!

職場の教養 12月号 プレゼント!

2011年12月01日 | 井川事務長
このブログでも時々紹介させていただいている「職場の教養」

朝礼で使うもよし!

毎朝、自分で読むのもよし!


一日一話、心を正す内容が記載されております。
どんなものなのか見てみたい! という方、ぜひ、ご連絡ください!
「職場の教養」お試しキャンペーン?
10社限定で、各社1冊、無料(もちろん送料も!)でお届けします!

連絡先は、札幌中央倫理法人会「夢かぎりなく」まで
(メールアドレス sapporotyuuourinri@mail.goo.ne.jp @が全角となっています。半角に変換しなおして送信ください。)
なお、いただいた個人情報は、外部に漏れることのないよう管理いたします。また、倫理法人会からのお知らせ以外はお送りいたしません。ご希望であれば、今回の職場の教養だけの発送に限定することももちろん可能です。)

みなさまのご応募、お待ちしております!!

「たった一人の私のファン」

2010年09月25日 | 井川事務長
 才能なんてない。とっくに気づいていた。
 父はあきらめろと言う。恋人もいい顔をしない。ただ一人、母だけが私を本気で応援してくれていた。

 私は作詞作曲の仕事がしたかった。朝から晩まで曲作りに没頭し、手当たり次第にレコード会社に曲を送った。
 が、まったく音沙汰なし。たまに迷惑も顧みず、お粗末な弾き語りの手作りCDを知人に配るが、だれも感想すら言ってくれない始末。
「私のつまんない曲なんか誰も聴きたくないよね」と半べそをかきながらも、私は曲を作り続けた。
 怖かった。みじめだった。一生ダメな気がした。あと一曲作ったら、もう最後にしようか・・・。

 そんなことを考えていたとき、母から電話がきた。 
「この前もらったCD聴いたよ!お前の曲出来がいいから、レコード会社に無断で何かに使われてるんじゃないの?そうだ、来週の花見の席で、さりげなくお前のCDかけといてみたら?誰かの耳に留って話題になって、そこからデビューが決まったりして!」

 どこまで「親バカ」なのだろう。いつも励みにしていたはずの能天気で明るい母の声が、そのときは憎らしくさえ感じた。この人は、本気でこんなことを言っているのだろうか。だとしたら親バカにも世間知らずにもほどがあるだろう。私は思わず声を荒げていた。

「私の曲なんて誰も使わないし、花見会場で誰かの耳に留ってデビューなんて、そんなに世の中甘くないよ!本気で言ってるの?バカみたい!」
 言い終わると、涙があふれてきた。この世で母以外に、私の曲を認めてくれる人なんていないのに。その親バカぶりこそが、私の救いだったのに。しかし、母は、相変わらず能天気に言った。

「自分で曲を作るなんて、誰でもできることじゃないのよ。お前はすごいじゃない!お前にはこの世に残せるものがたくさんあるの。幸せなことだよ。だから、あきらめないで好きなことを続けなさい!」

 私は黙って電話を切ったあと、大声で泣いた。
 母にとって私は、大事な大事な期待の星なのだ。猛反対している父を説得して、ずっとエールを送り続けてくれた母の気持ちに報いたい。ダメでもいいや。もう少しだけ続けてみよう。私には、こんな心強いファンがいてくれるのだから。


 それが数年経ったが、結局、夢は叶わなかった。でも、今でも母は、たった一人の私のファンである。


青森県 匿名希望(30歳)


心の琴線にふれるお話 第2話「たった一人の私のファン」

「ぼく 暗くて 恐かったの…」

2010年09月15日 | 井川事務長
心の琴線に触れるお話 第1話
『ぼく 暗くて 恐かったの…』

息子がまだ小さかったころのことです。十一月の終わりに近い、ある夕方のこと。いつも元気いっぱいの私は、鬼の霍乱(かくらん)とでもいうのでしょうか、めずらしく風邪を引き、三十八度五分の熱と頭痛とで寝込んでいました。
その傍らに、五歳になったばかりの息子がちょこんと膝(ひざ)を揃え、心配そうに私を見ながら、幼い声で、
「ママ苦しい?」
私はそっと目を開け、「うん」とうなずくと、
「ぼく、安井さんに行って、お薬をもらって来るよ」(安井さんとは、息子のかっちゃんがいつもお世話になっている病院名)

 かっちゃんは、生まれて間もなく、腸(ちょう)重積(じゅせき)という生死を分けるような幼児の病気を患いました。小さな体に開腹のため大きくメスを入れ、一ヵ月近く入院したのです。
そのせいか、平均よりやや成長が遅れ、ひ弱で毎月必ず安井医院に通っていました。
 私はかっちゃんに「寒いからいいよ」と言いました。それにもう薄暗くなりかけていたのです。そう言うと、私はほんの少し、うとうとしたようです。・・・・ふと目覚め、「かっちゃん」と呼んでみたが返事がありません。起き上がり、明りをつけ、狭い部屋を見回しても姿が見えないのです。すでに外は暗く、まさかと思い、上衣を着て探しに出ました。

 当時は、安アパートの二階に住んでいました。廊下を出ると、その寒さに思わず上衣の前を合わせたほどです。廊下に降りる鉄製の階段があります。そこの下から二、三段目あたりに小さな影が見えました。私は「かっちゃん!」と叫びながら、鉄製の階段をけたたましい音を立てて駆け降り、その小さな体を抱き上げました。

 かっちゃんは寒さで小刻みに震え、涙顔です。小さな声で、
「ママごめんね。ぼく暗くって、怖かったの・・・安井さんには行かれなかったの」
 部屋に入って、冷え切った小さな肩や体を強く抱きしめ、挫(さ)すりながら「ありがとう」を何回となく繰り返しました。私はかっちゃんの涙と自分の涙をそっと拭(ふ)きました。
 やがて、冷え切っていた体も温まったのでしょう。いつの間にかかっちゃんは小さな寝息をたてています。あどけない寝顔で腕のなかで寝入っているかっちゃんに、私は「ありがとう」と囁(ささや)きました。


東京都豊島区 鈴木 初子(七十才)



今期より、札幌中央倫理法人会のモーニングセミナーに参加していただいた方に、
『心の琴線に触れるお話』を配布させていただいております。
次週、第2話は、
「たった一人の私のファン」をお送りします。

朝起きの実践、一緒にしませんか?

2010年09月13日 | 井川事務長
早起きと朝起きの違い。
私も倫理を学び、朝起きの実践にチャレンジしています。

早起きは、早く起きること。
朝起きは、目が覚めたら、たとえ何時であろうと、すっと起きる。
「もう少し…」「また○時だから」ではなく、すっと起きる。
朝寝は“わがまま”の最たるもの…。

まだまだ実践できていませんが、チャレンジし続けます!


明日のモーニングセミナー、朝起きの実践にチャレンジして、一緒に学びましょう!!

平成23年度スタート!

2010年09月01日 | 井川事務長
倫理法人会の事業年度は9月スタート!
本日より、平成23年度が始まりました!!

今期は、私は当会の副(福)専任幹事、広報委員長、普及拡大副委員長を拝命いたしました。
責任の重さを感じながらも、“楽しく”倫理を実践していきたいと思います!!

今期もどうぞよろしくお願い致します!!


北海道倫理法人会 田村新会長のごあいさつ
こちらもぜひご覧下さい!!


高校生の意識調査

2010年08月29日 | 井川事務長
8月27日の朝日新聞の社説に「変われ高校生 心のスイッチを折れる方法」が掲載されていました。

冒頭、“日本には337万人の高校生がいる。研究機関などの調査によれば、3人に2人が「自分はだめな人間だ」と感じ、10人中7人は「あこがれている人がいない」と応える。そして毎年7万人が中退で去る-。”と書かれていました。


現在の日本の状況、そして将来を担う若者の現状を表しているのかのようです。
これも親の姿、大人の姿が若者に現われていると、私たち大人が自覚しなければ行けないのかもしれません。
まずは、私たちが変わること。
私たち自身が「自分はだめな人間だ」と思わない。「あこがれている人」を持つことから始めてみてはいかがでしょうか。

若者に「最近の若いもんは!」と若者を変えようとしてもきっと効果はないでしょう。
まずは私たちが行動に移していくこと(実践)で、すばらしい若者たちを育てていきましょう!!

学び

2010年08月28日 | 井川事務長
今の状態は、自分が選択し、決断してきた結果。

決してだれのせいでもなく、ましてや環境のせいでもない。

これも学び! これよし!!


今、抱えている問題があるとしたら、それは自分を成長させてくれるために起きてる。
まわりに自分を成長させてくれるものがたくさんありますよね!

朝起きもそのひとつ。
自分を成長させてくれるもの。
自分で「やる!」と決めること。ここがスタートですね!

幹部研修

2010年08月23日 | 井川事務長
今日は、月に一度の幹部研修です!

幹事になると、なんと!!無料で倫理の研修を受けることができるのです!!

1時間の研修で、気づきがたくさんあります!


幹事となって、一緒に倫理を学びませんか!!

立候補、随時受け付けております!!



幹事の皆さん18:30集合です!
よろしくお願い致します!!

手稲で講話させていただきました!

2010年08月20日 | 井川事務長
今日は朝からいいお天気!

かねてからお願いしていた手稲倫理法人会での講話。
倫理の仲間の前での話は、いつもいつも緊張しています。

あたたかく迎えてくれた幹事のみなさん、本当にありがとうございました!
手稲のあったかい雰囲気、元気いっぱいのモーニングセミナーは、大好きです!


また東から来ていただいたK事務長、T幹事、6月30日の講話に引き続き聴いていただきほんと感謝です!

中央から応援にきていただいたM相談役、O副会長、O幹事、本当にうれしかったです!



この経験を生かし、多くの方に倫理を伝えていけるよう、私自身学び、実践していきます!
どこかで、私に学びの場を提供してもいいという単会さまがいらっしゃいましたら、ぜひ声かけていただければうれしいです。
そのうち売り込みにいきます!

本日は、本当にありがとうございました!!
これからもよろしくお願い致します!!

青年委員会

2010年08月19日 | 井川事務長
昨日は、青年委員会の望年会でした!

軽く二日酔いです…。

今期も実質、今日で区切り! 来期に向けて準備期間ですね!


今年度は、青年委員会で本当に多くの出会いをいただけたこと、今までの人生の中で、最高の一年でした!
この学びを、行動に移し、実践していくことで、人間力を高めていきます!

昨日は楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました!
来期、私は、青年委員から広報委員に代わりますが、これからもずっと繋がっていたい!と思えるすばらしい委員会でした!
これからもよろしくお願い致します!!

『ホタル帰る』

2010年08月16日 | 井川事務長
前回、小樽でのMSで、札幌北の中村会長がお話してくれた、鹿児島知覧にある冨屋食堂。
その本があったので早速購入して読みました。

内容は特攻隊員とトメさんとのエピソードです。

多くの若者が、自分ではなく両親や、世話になった人たちへの感謝の念をもって飛び立っていったこと。
日本人として、知らなければいけないことがぎっしり詰まっています。


終戦後、知覧飛行場で日本軍の戦闘機を、アメリカ軍が爆破。
燃え上がる飛行場で、トメは棒杭を地面に突き刺しました。特攻隊員を弔う墓標だと。しかし棒杭の意味を悟られると、“軍国主義”だの、世間が許してくれないから、お参りをするのも見つからないように、花や線香もすぐに片付けて気づかれないようにしていたそうです。(のちに、立派な観音様や慰霊の施設が建設されました。)
その棒杭の墓標を見つめて、トメが娘たちにこう言いました。

「あの人たち(特攻隊員として冨屋食堂にきていた若者たち)は、お国のために尊い命を犠牲にしたんだよ。たった一つしかない命を投げうって死んでいったんだよ。それを忘れたら罰が当たるよ。日本人なら忘れてはいけないことなんだよ」


ぜひ、皆さんも読んでみてください。とっても大切なことが、自分の中に入ってきます。


8月20日は!

2010年08月15日 | 井川事務長
8月20日(金)札幌手稲倫理法人会モーニングセミナーで、私、井川が講話を担当させていただきます!

同じ青年委員のK幹事、Y幹事にお願いして入れてもらいました。
私の勉強のため、どうか皆様お付き合いください!

手稲は、すっごく元気で、「おはようございます!」+「かたい握手!」これが“手稲らしさ”だと私は思います!

少しでも、ひとつでも、私の話でなにかしらプラスの影響を与えることができたら、これ以上うれしいことはありません。

手稲のMSもすてきですよ~! ぜひいらしてください!!
札幌手稲倫理法人会