「君の故郷」
故郷訪ね降り立つ駅に
姿求めて歩き見る
貴女の心に触れたくて
面影を追う
今は合えぬ人よ
せめて一緒にこの道を
肩並べ歩く夢儚く散って
何時も語っていた
君の故郷に一人立つ
人々の笑顔に君重ね
募る恋しさよ
何故に何故に
儚く消えた若き命と
せめてこの胸に
君の故郷姿を
心に刻み忘れはしない
虚しさ消し去り楽しい思い出
君の笑顔を残したい
何時何時までもこの胸に!
「訪ね行く 古き町並み城下町 朝顔並びて 優しさにふれ」