6-2.繰り返しの法則。
◎「良い作法」とは。
1.明るい笑顔で挨拶の言葉が言える。
2.明るい笑顔で「ハイ」という返事が出来る。
3.人と対話する時、相手の顔を明るい顔で見ている。
4.人との対話において、自分本位で物事を解釈しない。
5.対人関係で嫌な思いをしても態度や表情に出ない。
◎「関心を持つ」とは。
1.物事に対して興味を感じる・心を寄せる。
2.他者の悲しみ苦しみに対して共感を覚え、心を寄せる。
3.周囲の環境や状況に対して、相応しい態度や行動が出来る。
4.周囲の人と良い人間関係を築こうと努力する心。
5.人との関わり合い・心の通じ合いが大切である」という自覚。
◎「感動する」とは。
1.他人の良い行為を、素直に素晴らしいと感じる心。
2.不潔で不衛生的な状況を見たら、清潔にする感性。
3.少しの進歩・少しの成長に対しても、素直に喜べる心。
4.周囲の助言や激励・忠告に対して素直に心。
5.何事にも「自己成長のためにある」との感謝の心を持つ心。
◎「目的を持つ」とは。
1.「どのような人間に成りたいか」を明確にする心。
2.仕事は「自己成長の機会である」と認識する心。
3.「何のために働くのか」、その価値を認識すること。
4.自分は「このような事で人のお役立ちたい」と目指すこと。
5.「今やっていること」の先に、目標達成に繋がると認識すること。
◎「気力がある」とは。
1.物事に対して中途半端な結論を出さずに、やり続ける精神力。
2.つらい時でも苦しい時でも、楽しさに置き換えて続ける精神力。
3.一つの事柄に対して、「探さと広さ」を求めて行く心構え。
4.周囲の誘惑の負けずに、信じるところを邁進する精神力。
5.継続は力なりの格言を、「継続は成功なり」と認識できる能力。
以上の反対が、「無作法・無関心・無感動・無目的・無気力」となります。
世の中で最も偉大な発見は、「人間は自分の心構えを変えれば、人生を変えることができると解ったことである」との箴言があります。(ウイリアム・シェイムズ)
そのための具体的な切り口として、以上の五つが挙げられます。
この五つの項目について、意識的に取り組むことは非常に大切なことです。そうすれば、それらの全てが「考え方のクセ・行動のクセ」となり、「自分の人生を変える」ことになるのです。
明日に続きます。