美山たそがれメール

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夫作る人、私食べる人

2014年09月16日 | 日記
夫が作った米は稲刈りもすんで、昨日の夕方新米になってきた。今朝は新米を炊いた。母屋の仏壇にご飯を供えた。夫と二人で食べる。新米を炊くときは水に気をつかう。水が多かったのではと心配したが上手に炊けた。米粒は光り、ふっくらとしていた。艶もあって光っていた。一口食べると甘みが口にひろがった。今年の新米は美味しいと思った。
この米は田植えから稲刈り、精米まで夫が一人でする。私は何も手伝わない。私は食べる人である。私の父は結婚するとき、「娘は農作業はできません。それでよかったら」と夫や夫の両親に言った。私はその時から、本当にしない。味にだけはうるさいのだ。
私ができるだけ農薬や化学肥料を使わないでと言うので、夫はあまり使わない。義父母が作っていたときは美味しいと思わなかった。夫が作り出してから美味しくなってきた。収量は少ないが家の飯米には十分足りる。余った分は私の販売する弁当に使う。弁当の評判も「米が美味しい」とも言われるようになってきた。
今年は稲刈り前に猪が入ってきたので、夫も私も稲刈りがすんでほっとしている。