美山たそがれメール

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呟き紋次郎(5)

2018年02月09日 | 日記
今日は本当に久しぶりに青空が広がり日差しも暖かく先週来の冷え込みが嘘のようだった。
小浜の移動販売車が午後やってきた。「小浜40センチほど一晩で積もり大変やっつたわ。峠を越えて美山に入ったら雪が少なくてびっくりしたわ」といった。やはり福井県内はあちこちで雪が降っていたのだ。配送車が来なくて商品が入って来ないそうでパンや牛肉などがすくなかった。夜冬期オリンピックの開会式を見たが堪能するほど時間がかかった。最終聖火ランナーは予想通りキムヨナさんだった。これから2週間オリンピックが続く。

僕は今日も一日中家の中で寝ていました。足が立たないのでどこにも行けないのです。夕食は鰤の照り焼きと焼き肉を少々食べました。足さえ立てて歩ければストレスもたまらないのですが、僕はいらいらしています。お母さんは「可哀そうに。可哀そうに」と言いながら雪の上まで運んでくれました。「紋ちゃん、日向ぼっこしたら。今日は寒くないから」と。僕は雪を舐めました。でもそんなに長く雪の上にいられません。だらりとした僕の身体を抱き上げて布団の上におろしてくれました。「紋ちゃん、首のところとおしりの周り痩せたなあ。もうちょっと頑張りや。お母さんが介護してあげるから」とも言ってくれました。でも本心はそうではないと思います。良くなる希望があるなら介護も楽しみになるだろうけれど、悪くなるしかない僕を看るのは可哀そうだと思います。ただ僕がどのように死んでいくかじっくり観察してほしいものです。