美山たそがれメール

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たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

別れの時

2018年02月16日 | 日記
妹が亡くなり紋次郎が死んで、私の身近な人がいなくなっていく。妹は7年間も寝たきりで意識が戻らないままいってしまった。紋次郎も3カ月介護をしたし、高齢犬になっていたので
亡くなることは予想できた。でも寂しいです。20年間も一緒にいたのですから。

先日府立医大病院の神経内科の受診をした。3カ月に一度の定期検診だ。軽い脳梗塞のような症状が出て内科から神経内科に回された。60歳の時だった。MRI,CT,頸動脈エコーなどして病名がわかった。頸動脈狭窄症と診断された。その時から3カ月に一度診察に通うことになった。10年間大きな脳梗塞もおきず今に至っている。担当の先生はいつもやさしく穏やかに私を診てくださった。次回の診察予約をするとき先生から
「僕も定年で外来診察は4月からしなくなります。僕の親しくしている先生を紹介します」と言われた。大学病院ではよくあることだ。
「先生、病名と共に、この患者は我がままで頑固で大変ですと一言付け加えください」と念を押した。私はこの大学病院に35年間通院しているが、いつもいい先生とのめぐり逢いで病と闘ってこれた。
「わかりました。ちゃんと書いておきます。あなたもよく頑張りました。これからも長生きしてくださいね」
「10年間お世話になりました。ありがとうございました」
私は丁寧に挨拶をして診察室を出た。また、一つの別れがあった。

草餅と花見団子 春よ来い!早く来い!