そよ風に吹かれて!

関西圏を主にしたポタリングブログです!
貧弱ペダルですがロードとミニベロでゆったり色々な所を訪れています。

伏見名水スタンプラリー2015

2015-03-31 20:41:30 | ポタリング

3月28日(土曜日)晴れ

今年も伏見名水スタンプラリーが3月22日から始まりました。
私は2009年に伏見名水を知り、2011年から毎年の恒例行事となりました。
今回は阪急「洛西口」駅でレンタサイクルを借りて回ることにします。

洛西口から東へJR桂川駅をくぐり、久世橋を渡ると嵐山-木津自転車道に交わります。
安全な自転車道を桂川沿いに南へ進むと、2013年の台風18号で川の増水により河川敷の
畑もメチャクチャな状態だったのが、今では整備されて作物や菜の花が咲き誇っています。
久我橋から東に折れてR1で城南宮を目指します。

最初の名水は城南宮の「菊水若水」です。
ここ菊水(延命水・若水)の井の水を飲むとあらゆる病が治るという、
霊験あらたかでお百度をふんで持ち帰り病人に授る習慣があったと記されています。
飲んでみると、まろやかで口当たりもよかったです。



城南宮から東へ進み、清和壮の「清和の井」です。
この井戸の深さは約70mで「世の中がおさまって穏やかなこと、空が晴れて
清らかな様子」を表すこの店の屋号「清和」から命名されたそうです。

清和壮からまだ東へ進みます。京阪墨染駅を過ぎて北に行くと藤森神社に
到着です。ここの名水は「不二の水」と言われ、二つとないおいしい水という意味です。
ここの水を持ち帰り方は多そうです。
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藤森神社に白松が有り、昭和60年ごろ京都第16師団長が就任の記念に
寄進されたと伝えられています。木の皮が白く珍しいです。

藤森神社から今度は南に進みます。
キンシ正宗の「常盤井水」です。
伏見は伏水とも書かれて古来良質の地下水が豊富な土地であり、
常盤水は中硬度の水質を特長としています。



キンシ正宗からさらに南に大黒寺へ着きました。
ここの名水は「金運清水」と呼ばれ、ここの井は平成13年に新しく掘られたそうです。
大黒天に供えられる霊験あらたかな水と言われています。
今年は水量が少し少ないようですが飲み味は良かったです。

大黒寺の中には伏見寺田屋騒動で殉難九烈士之墓があります。

伏見の酒蔵の中で黄桜までやって来ました。

ここの名水は「伏水」と呼ばれ、伏見の清酒特有のまろやかな口当たりを
生み出し、酒造りにはかかせない生命の水として大切に守られています。

十石船が通る川沿いに柳が川面に写ります。
桜も咲いていますがまだ少し早いようでした。

宇治川に流れる三栖閘門です。

ずいぶんとスタンプも押してきました。
長建寺の「閼伽水」で仏様にお供えする水功徳水、参拝する人の清めの水と
されています。



月桂冠大倉記念館にあります「さかみず」でこちらも酒蔵で使用され
清らかで澄んだ水は細かくまろやかな口当たりです。
何杯も飲めそうで美味しくいただきました。

大倉記念館から北に進むと鳥せい本店に着きました。
ここは「白菊水」です。ここはボタンを押すと一定時間水が出ます。
ここも多くの方が水を汲んでおられます。



今度は伏見桃山陵方向へ上り坂を進み、乃木神社に着きました。
この名水は「勝水」であちこちに勝ちま栗ののぼりが有りました。
名水横の祠には全てに勝ま栗と記されております。



最後に御香宮神社です。
「御香水」で濾過器を設置されたようで、こちらも美味しくいただきました。

全てを飲んだわけではないですが、まろやかな口当たりで癖も無く
おいしく戴きました。

スタンプも全て埋まり、今年もお猪口を記念にいただきました。
「さかみず」の図柄で、これで6種類が集まりました。
この名水スタンプラリーは2003年に第3回世界水フォーラムが京都で開催され、
開催記念として伏見の水を大切にしようとの思いで始まったそうです。

途中の酒蔵でお酒をいくつか買い、飲み比べをしたいと思います。
あ^^^^酔ってしましそうです。


本日の記録
  レンタサイクルでの走行距離:28.3㎞

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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