サスケの日曜日

小さな発見を楽しみに!

花の山・秋田駒ケ岳そして森吉山

2013-09-07 09:31:23 | 

暫く歩いていないから足がねえ~、
ちょっと…いえいえかなり不安でしたが
「初心者の入門コースよ」の言葉に安心して行くことに。

7月28日。東京駅に集まった43名の人。内男性はたった3名。
女性集団ですから、にぎやか。
秋田新幹線で田沢高原駅、そしてバスを2台乗り継ぎ、秋田駒ケ岳の8合目へ。
長年地元で登山ガイドをされているTさんご夫婦に同行して頂き、
丁寧にストレッチ後いよいよ出発。

歩き始めてまず出迎えてくれたのはノアザミ

そしてトリアシショウマ、ヨツバシオガマ、キソチドリ…。
メモも写真も…間に合わん。だって、

気付けば、急な山道に歩くの必死状態。

阿弥陀池が遠くに見え始め、
雲が山の上から追いかけて来る。


斜面に広がるニッコウキスゲの群落。

ヒメウスユキソウ

女岳山頂
雄大な景色。
天候が変わりそう。
下り始めると間もなくパラパラ、じきに
ザーザー。足元は川。
本日お目当てのムーミン谷は、この天候下、断念します。
先ほど来た道を引き返す。
山は、ちょっと降っただけで道は沢になり、
膝近くまで水に浸かり、雨に追われるように引き返す。
ゆっくりストレッチで身体をほぐし、お疲れ様でした。

今夜は、麓の田沢湖高原で一泊。
濡れた装備を干し、
温泉に浸かる。冷えた身体がほぐれるなぁ。

2日目、今日は森吉山に登ります。


バスの車窓から朝の田沢湖を眺める。
昨夜降った雨もすっかり上がり、快晴、登山日和です。

森吉山ゴンドラを経て、
まずはストレッチ。さあ出発。

さっそく出迎えてくれたアカモノ。
森吉山の山頂が見えてきた。
そっと葉を手で避けると、いましたね。
のんびりながねていると、置いていかれてしまう。
次々に可愛らしい花、花。 とにかく花写!花写!
熊よけの鐘を皆で鳴らし、
いよいよ最後の急坂。

森吉山山頂。 山々を眺めつつおにぎりを頬張る。

 


眼下に山人平が。

 

 














今回の2日間で出逢った花
・トリアシショウマ
・モウセンゴケ
・ヨツバシオガマ
・ゴゼンタチバナ
・キソチドリ
・キンコウカ
・キングルマ
・ミヤマホツヅジ
・ヤブシラン
・ニッコウキスゲ
・オオバギボウシ
・イワイチョウ
・マイズルソウ
・ハクサンチドリ
・シラネアオイ
・タケシマラン
・イワカガミ
・ヘビイチゴ
・アカモノ
・ツルリンドウ
・ハクサンシャクナゲ
・タニウツギ
・タカネアオイ
・サマニヨモギ
・ツマトリソウ
・コバイケイソウ
・アキノキリンソウ
・シャジン
・ハクサンフウロ
・エゾアジサイ
・クルマユリ




2013-08-31 07:42:35

2013-08-31 07:42:35 | 東日本大震災
「ジンベイザメのお腹にチビがくっついているよ」

海岸清掃 ー奥松島ー

2013-07-07 16:40:00 | 東日本大震災


梅雨明け間近の7月5日、
東松島宮戸島の月浜海岸の清掃に参加して来ました。
6日深夜には帰浜する、車中1泊の日程です。

今回も平塚市の神田交通さんにお世話になります。
そして、何時ものように満席状態です。

行き先の関係で30分遅れの出発。
個人面談が長引いていたKさんも
滑り込みの参加です。

石巻行きキラキラ号の前に私たちの乗る[東松島1便]が。
トランクに、スコップ、レイキなどの道具を積み込み、そして私たちの荷物も。

冬と違い軽装ではあるものの、
装備は一通り用意します。
作業に合わせ手袋だけでも3種類。
強風が吹けば、ゴーグルやマスクは欠かせません。
雨で体が冷えたら仲間にも迷惑を掛けてしまいます。
この時期は、熱中症対策も必須です。

9時30分、東松島に向け、いざ出発。

東松島市は、一昨年の11月に東名の個人宅で、床下の泥だし作業をさせて頂いて以来の訪問です。

ここは、多くは報じられていませんが、
近隣市町村の中で、人口比率からみて最も被害の大きかった所です。
中でも野蒜(のびる)・東名地区の被害は甚大なものでした。

2年4カ月が過ぎた今でも、水が引かず、復旧の目処が立たない地区すら残っています。



<野蒜地区:運河の向こうは海ではなく、未だ水の引かない水田と宅地の跡>



 

 

宮戸島は、景勝地奥松島の一つとして広くその名を知るところです。

室浜等と並び、海岸の「月浜」は、これまでにも何度も海岸清掃を繰り返し、
ようやく二週間後の海開きが実現しようとしています。 

 

<海岸清掃前、たくさんの海草が打ち上げられています>

 

<近寄ると、海草の中には無数のゴミが>

東松島市は、瓦礫の98%を自力処理しています。それ故、分別は徹底しなければなりません。

粉々になったプラスチックや金属等を黙々と、取り除きます。
気の遠くなる作業です。


 

本日一緒に作業する埼玉県の方が到着。
あら失礼、御着換え中ですね。




気温28度、1時間もしない内に汗で衣服はぐっしょりに、
作業リーダーが2~30分に一度、休憩の声かけ、繰り返し水分補給を促します。
塩あめをみんなで頬張る。
普段はあまり口にしない塩あめが美味しく感じるのも、
身体が塩分を欲してからでしょう。

この間、男子陣は、竹を切りだて杭を打ち、安全柵を作っていきます。
 

<分別が終わった海草の山>

 

 流失した家の跡地は、車500台を収容する駐車場に。
除草作業も行い、

 

 

作業終了のころは、近くに住むご家族連れが
ビーチボールで遊ぶ姿も。

 

 <作業後の月浜海岸>

来週、第2便が仕上げの作業を行います。


今シーズン、何件か民宿も再開し、
海水浴だけでなく、
シーカヤックなどの体験ができる海岸として再スタートです。

次は、是非とも観光で伺いたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 


海辺の森をつくる

2013-06-17 22:02:11 | 東日本大震災


 5月に気仙沼へ行ってまいりました。
 3月をもって県のボラティアセンターが閉所し、今回は有志による活動です。 

  

  ここは、気仙沼、名勝岩井崎のすぐ近く「お伊勢浜海水浴場」です。

砂浜がどこまでも続き、地元の住職さんが『東洋のワイキキビーチ』と仰ってましたが、
かつては、地元で人気の海水浴場でした。

津波ですっかり白い砂は流失し、
後にはガラス破片など危険なものが無数に。

夏に向け、子どもたちに海水浴を楽しんでもらおうと海岸清掃が進んでいます。




 
          民宿が建っていた所は、タンポポの咲く原っぱに。





海辺のこんもりとした丘には古くから自生する樹木がしっかりと根を下し、
激しい潮に流されることもなく、
そして、その樹木に掴り、多くの方が津波から生還しました。


これから先もこの地に住み続けるために、
丘をつくり、木を育て、海辺に森をつくろう。

気仙沼の方々が立ち上がり、昨年はじまった取り組みです。


 「じょうぶに木が育ちますように」
 皆で心をこめて雑草を抜きました。

 中央の天に向かって建つのは龍のモニュメント。「早く追いつけ、追い越せ」

 



 たった一日の作業でしたが、ほんの少しお手伝いができました。

 その後は、地元の亀の湯さんで汗を流し、
 復興商店街「紫市場」で気仙沼ホルモンを堪能しました。
 お魚市場で買ったタコせんべいは、予想以上にワサビが効いてました。

 折しも復興大臣でなく防衛大臣になられた小野寺さんが帰郷され、
 港界隈はちょっとにぎやかでした。


 
 
 
 お伊勢浜海岸近く、岩井崎にできた新たな名勝? 「龍の松」です。
 津波でほとんどの松が持って行かれるもたった一本残った、
 岩井崎のど根性松。
 痛んだ枝を剪定し偶然できた形は「龍」そのもの。



 そして、潮吹き岩や、岩場に残る無数の化石群は一見の価値有りです。

   

   
   ホヤの美味しい季節も始まり、ゆるキャラ ホヤぼうやも待っています。

   







怒りを原動力に。

2013-06-14 21:51:35 | 東日本大震災

お久しぶりです。
沖縄は既に梅雨明けしたようで、
間もなく暑い暑い季節がはじまります。(=_=)

急に暑くなる時期は、暑熱順化ができていないので危険な時期とか、
熱中症にはくれぐれも気をつけましょう。

昨日深夜、twitterで知り合った方からの情報で
「負けねど!津波」と言うテレビ番組を見ました。

石巻市内で旅館を営んでいた方がオープンするまでのドキュメンタリー番組です。

あの日まで持っていた包丁をノコギリに持ちかえて、
奮闘するそのエネルギーの源は…

「負けねど、負けねから~!!」

海に向かって叫ぶご主人の横顔は…。

湧き上がる怒りを前に進むエネルギーに変えて、
美浦旅館のご主人が日々格闘する様子を
ブログに投稿していらっしゃいましたのでご紹介します。

http://yoidore082.blog32.fc2.com/blog-date-201306.html

美浦旅館さんのHPは⇒http://yadomiura.web.fc2.com/index.html

                           

                                美浦旅館のご発展を祈りつつ。 


2013-03-10 16:40:52 黄砂

2013-03-10 16:40:52 | 東日本大震災


黄色っぽい空を見上げ思わずカシャ。


遊ぼ!

2013-01-14 08:05:20 | ネコ達

今年初めての投稿です。

みなさま、今年もよろしくお願いいたします。



あいにくの雨模様の成人の日。
新成人のみなさん、気をつけてお出かけください。


雨が降っていてもいつものように元気なネコ達。中でも
ノアはこの通り。あのね

新聞読めないんだけど・・・。




上から、「何やってるの?」みたいに眺めるは、
ユキおばさんとヒナコバーバ。
この歳になっても箱娘の二人です。






 

 

 


繋がり

2012-12-26 09:36:47 | 東日本大震災

12月を前に
ボランティアを統括するスタッフは、今回の仮設住宅で大掃除を企画していました。
「掃除を手伝って何になるの?」企画に疑問を投げかけた人もいたようです。

仮設住宅での活動も一年が過ぎ、
これからは、支援の形にも変化があるのではないかと感じていた時、
未だに1月の募集が出ない不安も重なり、
今回は、内心複雑な気持ちでの参加になりました。

12月21日、何時ものように夜9時に横浜を発ったボラバスは、
予定通り翌22日、午前4時過ぎに石巻市河北の「上品の郷」に到着した。

石巻市門脇町です。
ここは、6メートルの津波が左右から押し寄せ甚大な被害が出たところです。
(写真は、「がんばろう石巻」の横に立つ津波到達の標。)

門脇町を経て、仮設住宅に到着。
今回は、仮設便には珍しく、圧倒的に男性が多い。
総勢25人のメンバーは、
初めて参加された方もいれば、
ずっと瓦礫撤去などのハード系をされてきた方も。
横須賀、川崎、二宮、開成町、伊勢原から、そして
真鶴から参加された70代のご夫婦は、
先に参加した奥様がご主人様を説得していらしたとのこと。
そしてボランティアを統括するスタッフと、
何時も協力してくださるバスの運転手さん2名。

まずは、集会所に荷物を持ち込み、
班編成、作業の打ち合わせ、作業に必要な物資の箱詰め。

いよいよ活動開始。
今までのような集会所での活動と違い、今回は個宅への訪問と言うことで皆、緊張ぎみ。
自治会長さんが先にお宅へあいさつに。
希望したお宅の半数以上が会長さんとは面識がない、
「住人と言葉を交わす機会が出来た。」と会長さん。

一方、集会所では、クリスマス会に続いて午後の部の自治会忘年会のお手伝い。
今回も音楽ユニットの*Arearea*さんがミニコンサートを開いてくれるので、
その準備を進めていきます。

お掃除隊は3人1組。
男性2名に混じって私も作業。
とは言っても
高い所、重いものは全て男性にお任せし、専らお宅の方とのやりとりや、
はずした換気扇の部品を外へ持ち出し、洗浄などの作業を受け持つ。
作業も進み、次第に会話も進み、
思いの他お話がたくさん出て、
仮設住宅に住む方のお話をていねいに受け止めたい、
作業の手を止め、しばしお話を伺う。

自治会が発足したものの、まだまだ住民同士の交流が進まず、
この仮設住宅は一人住まいの方が多く、
一日ほとんど人と会話をすることなく過ごす日も少なくないと言う。

他愛無いお話から始まり、時々ポツリと辛い胸の内を打ち明けられる。
1時間足らずの訪問時間は、あっと言う間に過ぎ、
「忘年会でまたお会いしましょう」と伝えて失礼をする。

次のお宅は、一人住まいのおばあちゃん。
3人でゴシゴシこすっていると、「手サ汚れてっから口開けろ」って、
キャラメルの包みを開いて3人の口に放り込んでくれました。
遠い昔の日、おばあちゃんからおやつをもらったことを思い出します。
「嫁に何でもやってもらったらたちまちボケちゃうから、こうして一人で頑張ってるのヨ」
独立独歩の精神は見習いたい。

次は男性の一人住まい宅。
先に終わった個宅のご主人が、隣の青年に、
汚れ防止にフィルターを貼るようアドバイスをすると、、
青年は、「早速、買ってくるっちゃ」
アドバイス先輩は、「午後から買い物に行くから買ってきてやるよ」
普段は、住民の方同士の会話もほとんどないそうです。

午前の作業が終わり、集会所に戻るとクリスマス会が間もなく始まるところだ。
夏の理科実験教室に来ていた元気な男の子達も顔を揃え、
にぎやかにクリスマス会が始まりました。
*Arearea*さんのピアノ伴奏に合わせて全員でクリスマスソングを歌い、
会長はじめ、自治会役員3名のサンタクロースがおもむろに登場し、
プレゼントを配り始めると、子どもたちは大喜び。
満面の笑みを浮かべながら一言、
「おんちゃん、サンタの髭が裏返しだっちゃ!」
会場内は、爆笑の渦。

午後も同様に個宅へ伺うと、、
「かながわさん待ってたよ、いつもありがとね。」と
一人住まいのご婦人が嬉しそうに出迎えてくれました。

「なんだかこの扉が閉まりにくくてね」
建具に詳しいWくんがちょちょいのちょいと調整。

そして作業の要領を覚えた頃が終わる時。
私たちお掃除班のノルマは全て終了した。 

夕刻からは、自治会主催の忘年会に一緒に参加させて頂いた。
十三浜甚句、そして遠島甚句とご当地の歌を聞かせて頂き、
旦那様の歌に合わせて踊る奥様の姿がとても素敵で…

次の部の*Arearea*さんのミニコンサーは、なんと
歌の大好きな方々にマイクを占領されてしまい、
その内大合唱に。

楽しかった時間もあっと言う間に過ぎ、仮設住宅を失礼する時間が来た。
昼間伺ったご婦人が「待ってっからね、また来てね」と駆け寄って来られました。
ハグしたら肩があまりにきゃしゃで驚いた。

さまざまな地域から集まるこの仮設住宅への支援の柱は、
「住民同士の繋がりをお手伝い」
手芸を楽しみながら、お茶っこサロンでおしゃべりしながら
仮設住宅に住む方々が互いに顔見知りになり、次第に繋がりを作っていく。

今回の企画もその目的は十分に果たせたのではないかと思います。

来月以降のプランは、今のところ立っていない。

自治会が軸になり、少しづつ人と人との繋がりが出来るよう、
不定期ではあっても、
また「かながわ」からお手伝いが出来る日を待ちます。











2012-12-22 07:45:25

2012-12-22 07:45:25 | 東日本大震災
石巻市門脇町にいます。
今日はこれから仮設住宅へ伺い
大掃除のお手伝いをさせて頂きます。

ボラバス94便

2012-05-26 20:46:46 | 東日本大震災

今日の石巻は、快晴で半袖で過ごせる陽気でした。

今回は、栄区から個人参加で炊き出しに参加されたSさんと共に仮説住宅にお邪魔しました。

集会所では、住民の方が前回よりも参加者が多く、
私の担当した手芸コーナーも午前中で材料が無くなってしまう盛況ぶりでした。
手の平に入る可愛らしいカエルさんを作って、皆さん大変喜んで帰られました。

 詳しくは⇒ http://ksvn.jp/blog/vol-bus33746.html

只今横浜まで弾丸で帰る途中、
終電に間に合うかな?
間に合わなければ、皆でスカイスパにお泊まりします。