サスケの日曜日

小さな発見を楽しみに!

海辺の森をつくる

2013-06-17 22:02:11 | 東日本大震災


 5月に気仙沼へ行ってまいりました。
 3月をもって県のボラティアセンターが閉所し、今回は有志による活動です。 

  

  ここは、気仙沼、名勝岩井崎のすぐ近く「お伊勢浜海水浴場」です。

砂浜がどこまでも続き、地元の住職さんが『東洋のワイキキビーチ』と仰ってましたが、
かつては、地元で人気の海水浴場でした。

津波ですっかり白い砂は流失し、
後にはガラス破片など危険なものが無数に。

夏に向け、子どもたちに海水浴を楽しんでもらおうと海岸清掃が進んでいます。




 
          民宿が建っていた所は、タンポポの咲く原っぱに。





海辺のこんもりとした丘には古くから自生する樹木がしっかりと根を下し、
激しい潮に流されることもなく、
そして、その樹木に掴り、多くの方が津波から生還しました。


これから先もこの地に住み続けるために、
丘をつくり、木を育て、海辺に森をつくろう。

気仙沼の方々が立ち上がり、昨年はじまった取り組みです。


 「じょうぶに木が育ちますように」
 皆で心をこめて雑草を抜きました。

 中央の天に向かって建つのは龍のモニュメント。「早く追いつけ、追い越せ」

 



 たった一日の作業でしたが、ほんの少しお手伝いができました。

 その後は、地元の亀の湯さんで汗を流し、
 復興商店街「紫市場」で気仙沼ホルモンを堪能しました。
 お魚市場で買ったタコせんべいは、予想以上にワサビが効いてました。

 折しも復興大臣でなく防衛大臣になられた小野寺さんが帰郷され、
 港界隈はちょっとにぎやかでした。


 
 
 
 お伊勢浜海岸近く、岩井崎にできた新たな名勝? 「龍の松」です。
 津波でほとんどの松が持って行かれるもたった一本残った、
 岩井崎のど根性松。
 痛んだ枝を剪定し偶然できた形は「龍」そのもの。



 そして、潮吹き岩や、岩場に残る無数の化石群は一見の価値有りです。

   

   
   ホヤの美味しい季節も始まり、ゆるキャラ ホヤぼうやも待っています。

   







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