痛風発症者のうちでも男性が98%以上と圧倒的に男性に多いこの病気。
主に足などの小さな関節が腫れあがり激しい痛みを伴います。初めての発作では大人でも2、3日は歩けないほどの痛みです。
その昔から「風が当たっただけでも痛む」というほどで、この名前がついたとも言われています。
痛みは約1週間ほどで治まってゆきます。ですが、治療に入らずそのまま放置されると発作の間隔がだんだんと短くなり、当初足の親指の付け根などの小さな関節に起こっていたものが次第に足首、膝などの大きな関節に及ぶようになります。さらに腎臓結石の一原因ともなります。
原因は代謝産物である「尿酸」が血中の飽和濃度を超えた結果、局所の関節付近で結晶化することだと考えられています。
発作の最中にはまず安静と冷却で急性炎症を抑える必要があります。内科では第一選択薬として消炎鎮痛薬や場合によりステロイド剤を併用します。
最近では遺伝要因との関連性が注目されて来ていますが、人間の身体は日々の食事から作られて行くものです。食事面を含めてまずはその注意点から少し申し上げるとします。
(1)尿酸とはプリン体と呼ばれる物質の代謝産物であり、そのプリン体を多く含む肉、魚の過量摂取を控えること。反対に野菜、豆類に多い植物性のプリン体は低リスクです!
(2)酒類の中ではワインは発症リスクを高めないがビールは危険
(3)甘いドリンク類も多くとると危険!
(4)十分な水分摂取を心がけ脱水予防する。
私の情報では納豆が一番良くない・・・
食べ過ぎないでね★