進む英語化 戸惑う巨人選手達
この日(18日)で紅白戦を3試合消化したが、飛球が上がるたび、ナインが「アイガーリッ!」「ガーリッ、ガーリッ、ガーリッ!」と謎の叫び声を上げているのだ。
フライを捕る際、日本では普通「OK」か「オーライ」と言う。だが、これは野球の本場のメジャーでは通じない。本来の英語は「I got it」。松井秀が米球界入りした時も最初はこの掛け声の違いに苦労したといわれている。
しかし、なぜ、巨人が急に英語なのか。昨年までは普通に「OK」とか「オーライ」と言っていた。某選手がこう言う。
「内野と外野の中間に飛ぶフライを捕る練習をしたとき、原監督がわざわざ選手を集めてこう言ったんです。『今年はサードに(新外国人の)ライアルもいる。メジャー方式に統一しようじゃないか。フライを捕るときはアイガーリッ!だ。OK?』と」
アイガーリッ! だけではない。昨年まで、内外野の連係プレーの際に「バック、セカン。バック、サード。バック、ホーム」と言っていた掛け声も、原監督の強い意向で「ツー、スリー、フォー」という“英語式”に変更。今まで「バック、ホーム!」と言っていたものが、「バック、フォー」もしくは「フォー」と言わなくてはならなくなったのだ。
「試合に出るかどうかも分からないライアルひとりのために、日本人選手のほとんどが戸惑っています。原監督は、『これを世界に通じる野球の第一歩』と言っていましたが(苦笑い)」
とは、別の中堅選手。ある外野手は本気で困っている。
「フライが上がった瞬間、『あれ? 何って言うんだっけ?』と考えてしまうから、1歩目のスタートが遅れている気がする。笑いごとじゃありませんよ。早く慣れないと」
実際にこの日の紅白戦でも、内野と外野の間にポトリと打球が落ちるシーンがあった。
球場に、「アイガーリッ!」の声が響くたび、ネット裏のスコアラーは笑いを噛み殺している。
ボールも国際規格で統一だって言うし~なんでも英語だ☆
これは「エーゴ」で何て言うのかね?
サッパリとした口当たりだが、脂が乗って旨いんだぁ
〆具合が最高です