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横田の里の常連さんが綴る里のネタ特集

大ヒットドラマ半沢直樹って主題歌がないのか?

2013年08月24日 | 気になるネタ

独走状態の大ヒットドラマ「半沢直樹」。いよいよ“後半戦”に突入し、平均視聴率も30%の大台をうかがう勢いだが、素朴な疑問がある。なぜ、いわゆる「主題歌」がないのか――。

 過去の高視聴率ドラマは大抵、主題歌も話題になっていたりする。相乗効果で、ドラマの数字も伸びていた。古くは90年代の「101回目のプロポーズ」がCHAGE&ASKAの「SAY YES」、キムタク主演「ビューティフルライフ」(00年)ならB,z「今夜月の見える丘に」、最近なら「家政婦のミタ」(11年)が斉藤和義「やさしくなりたい」などなど。

 で、TBSに聞いてみたら、「重厚感のある音楽で皆さまにドラマの世界を感じていただきたいと思い、服部隆之さんに音楽をお願いいたしました」(伊與田英徳プロデューサー)とのこと。

 それに演出の福澤克雄氏は、半沢直樹と同じ日曜劇場「華麗なる一族」(07年)でも、服部氏の音楽を使っていた。確かに、チャラチャラした主題歌、挿入歌がないほうが、重厚感もテンポも出る。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。

                 

「これまでのドラマは、レコード会社とタイアップするなど、主演俳優の曲を主題歌にしたものが多かった。しかし、半沢直樹はそうした制作サイドの都合ではなく、視聴者のためのドラマ作りにこだわっている。それが功を奏したのだと思います。主題歌がないことで、一見地味ながら実力派俳優たちの演技をしっかりと見られるし、引き込まれていく。裏のない『正統派ドラマ』だからこそ受けているのです」

 10代、20代なら悲しいシーンでお涙頂戴の挿入歌にグッとくるのかもしれないが、半沢は大人相手のドラマだ。それに、海外のサスペンスドラマのように展開が速いから面白い。ドラマの内容とまるで関係ない、間延びした音楽が流れていたら、堺雅人の小気味よい演技も殺していた可能性がある。最近は、アメリカのTVドラマにも主題歌がないケースが多い。

 さらに、心理学博士の鈴木丈織氏はこう指摘する。

「特定のシーンで主題歌が流れないことによって、それぞれの視聴者が自分のタイミングでドラマの盛り上がりを体感できます。感動や憤りを覚える場面が人と違っても問題ないし、ストーリーについていろいろと考えたり、登場人物との連帯感を作り上げる効果もある。もちろん、主題歌があることによる感動も大きいが、主題歌がない方が自らの体験をドラマと重ねやすく、高揚感が強く長く継続する可能性があります」

 この先、半沢の手法をまねるドラマが続出するかもしれない。


ダイエット検定

2013年08月24日 | 夏ネタ

全国14か所で「ダイエット検定」が行われる。一般向けの2級とプロ向けの1級があり、検定料は6300円と7350円。公式テキスト「ダイエット検定」(2100円)も発売。

そんなダイエット検定から3問紹介します。

Q1:“diet”という英語としての本来の意味・使用法について、正しくない記述を1つ選べ。

1.古代ギリシャ語の「生活様式」が語源であるとの説が有力である。

2.国会、議会という意味を持つ。

3.日本で意味するところの“減量、やせる”という意味でも使われる。

4.日本で一般的に使われる“ダイエット”を意味する正確な英語表現は、“Weight Loss”がその代表である。

            

Q2:内臓脂肪について、正しい記述を1つ選べ。

1.内臓脂肪は、皮下脂肪より消費されやすいといわれる。

2.内臓脂肪はお腹の皮膚の真下についている場合も多く、指でつかめることもある。

3.一般的に、小腸の周辺につく脂肪は内臓脂肪とはいわない。

4.一般的に、内臓脂肪は女性につきやすく、男性にはつきにくい。

Q3:生のあじを調理した場合、いちばんカロリーが低い調理法を選べ(いわゆる調味料は追加しないものとする)。

1.塩焼き(網)

2. 素揚げ

3.刺身

4.フライ

           

A1:3.日本で意味するところの“減量、やせる”、という意味でも使われる。ダイエットには、食事療法という意味もある。その結果に由来して、本来の意味から逸脱した和製英語となった。

A2: 1. 内臓脂肪は、皮下脂肪より消費されやすいといわれる。内臓脂肪は、女性より男性のほうがつきやすいとされていて、指でつかむこともできない。

A3:1.塩焼き(網)シンプルな網焼きは、食材の脂が落ちるため、カロリーがダウンする。いちばんカロリーが高いのはフライだ。