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戸建て住宅は木造在来工法をおすすめする理由

2018-03-06 | 家づくり  ご相談 
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。
いつもご訪問してくださりありがとうございます。

今回は「戸建て住宅は木造在来工法をおすすめする理由」をお話します。

住宅に使われる主な材料は、木(W)と鉄筋コンクリート(RC)と鉄骨(S)です。

これらのうち、木(W)を使って造られる木造には
①在来(軸組じくぐみ)工法
②壁式(2✕4ツーバイフォー)工法
という2つの工法があります。

この中で在来工法をおすすめする理由は、家づくりのご希望が数多くかなえられるからです。

家づくりをされる方は次のようなご希望をお持ちです。

🔴自由自在に間取りを作りたい。
部屋の大きさには限界がありますが、開口部の位置や壁の位置はミリ単位で設定できます。

🔴限られた予算で建てたい。
木造は鉄筋コンクリート造や鉄骨造と比べ、構造体が割安なのでご予算に合わせて建てることができます。

🔴メンテナンス費用を抑えたい。
集成材を使うことで完成した後の壁や天井の亀裂、ドアや窓の傾きなどの不具合はほぼ解消され、新築時の状態を維持します。

🔴精度の高い家を建てたい。
木材(骨組み)は工場で機械加工されますので、極めて高い精度で組み立てられます。

🔴夏でも暑くない家に住みたい。
遮熱材を使えば暑くない家に住むことができます。遮熱材(遮熱シート)は熱を反射する建材で、軸組(在来)工法に向いています。暑くない家は基本の性能と考えています。

🔴冬は底冷えしない家にしたい。
戸建て特有の底冷えを解消するには発泡ウレタンという断熱材を使います。発泡ウレタンはすき間なく施工できますので本来の断熱性能が発揮され、部屋ごとの温度差が少なくヒートショックが予防されます。そして壁の中の結露に伴うカビの発生も抑えられます。これも住宅の基本性能です。

🔴地震対策はしっかりしたい。
地震による構造体や内装材のダメージを食い止めるには制震テープが有効です。これからの住まいは、耐震+制震です。家族の財産と命を守るために地震の揺れを軽減する制震テープは、木造軸組(在来)工法専用です。

🔴地震に強い家にしたい。
外壁と主要な壁、床全面には構造用合板が貼られ、軸組工法に壁式(2✕4)工法がプラスされています。

🔴致命的な欠陥やダメージは避けたい。
鉄筋コンクリートは、構造体そのものに地震や乾燥収縮によるひび割れが発生するおそれがありますが、在来工法は構造体へのひび割れは発生しません。

🔴将来リフォームしやすい家にしたい。
RC造やS造は、壁や床を取り除いたり、付け足したりする時は構造計算による安全確認が必要で、築年数が経てば正確な根拠が得られにくくなりますが、在来工法は問題ありません。

🔴地盤への影響が心配。
建物が軽いので地盤への負担が少なく、地盤補強することなく建てることもできます。

🔴狭小地で周辺も狭い。
クレーンなしでも組み立てられ、材料も手運びできますので、どんな現場でも柔軟に対応できます。

🔴保証はしっかりしたい。
10年間:住宅性能保証
10年間:FRP防水保証
 5年間:防蟻(シロアリ)保証
 2年間:住宅設備機器メーカー保証
 1年間:電気製品、内装建具、サッシなどのメーカー製品保証
など保証されています。

🔴質の高い家を建てたい。
ほとんどの住宅用建材は、国内の工場で生産、加工され、検査済の建材が使われますので、安定した質の高い仕上がりです。


このようなご希望に沿えるのが木造在来工法です。



以上で終わります。

最後までお読みくださりありがとうございます。

他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。

それではまた。

ご訪問ありがとうございました。


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