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はじめての家づくり⑭【メンテナンス】

2017-11-30 | 家づくり  ご相談 
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。

いつもご訪問して下さりありがとうございます。

はじめての家づくりもおかげさまで最終回を迎えました。本当にありがとうございます。

今回はご新築後のメンテナンスについてお話ししたいと思います。

ご新築すればいずれメンテナンスの時期を迎えます。その時期の早いものから順番にお話しを進めます。金額も載せていますので目安にしてください。

①ガス給湯器・・・10年
ガス給湯器は使用開始から10年を過ぎた頃から、お湯の温度の不安定や運転中の突然停止といった症状が現れます。

目立たない場所に設置され、火を使う器具ですので故障かな?と思いましたら早目に業者に連絡しましょう。

通常、故障したその日は取り換えできないケースが多く、給湯器の在庫がない場合は納品まで3、4日待たされることもあり、メーカーがお休みとなるゴールデンウイークやお盆、そしてお正月に差し掛かれば、10日待ちになることもありますので気を付けましょう。

お湯が使えなければ本当に不便なので、設置から10年をすぎて故障した時は修理せず取り換えましょう。
屋外壁掛型給湯器24号追い焚き付きオート:12万円
給湯暖房機(床暖房付き):27万円

②キッチン水栓とお風呂のシャワー水栓・・・15年
水栓は消耗品です。水栓の根元やハンドルから水漏れが始まりましたら修理ではなく取り換えましょう。
取り換える時は、水栓の耐久性も確認しましょう。
浄水器内蔵キッチン水栓:3.5万円
サーモ付き浴室シャワー水栓:2万円

③外壁、屋根塗装・・・15年
使われている塗料の種類にもよりますが15年を目安に塗装しましょう。最近はシリコン塗料の欠点を克服したラジカル塗料が主流です。シリコン塗料と比べても同じ金額で耐久性があり、機能は増えました。
建物延べ坪40坪:120万円。(足場、養生、洗浄、外壁、屋根、軒樋、破風、軒天など)

④トイレの便座・・・20年
使用頻度にもよりますが、運転中の音が大きくなったなと思ったら取り換え時期です。
TOTOアプリコットF1:8万円

⑤トイレタンク内の部品・・・20年
水を流して止まった後、よくみると、ちょろちょろ水が流れ続けているようでしたら、ロータンクのボールタップを取り換えます。
ボールタップ部品セット:1万円

⑥ガス給湯器・・・10年
2回目です。

⑦便器・・・20年
掃除による細かなキズに汚れがたまり始めると取り換え時期です。通常、便器の取り換えと同時に床と壁の貼り替えもします。
便器と内装取り換え:15万円(別途:便座)

⑧ユニットバス・・・20年
浴槽や壁パネルの変色や床のすりキズが目立ち始め、ドアの調子もおかしくなり、全体的に清潔感が失われるとそろそろ取り換えの時期です。
TOTOサザナ1616サイズ:80万円

⑨洗面化粧台・・・20年
蛇口からの水漏れ、ミラーや収納キャビネットの変色破損が気になってくる時期です。洗面化粧台のサイズアップは本体の運び込みが困難になることがありますのでご注意ください。
TOTOサクア750開き扉3面鏡:15万円

⑩網戸の張り替え・・・20年
紫外線の影響で変色や破れてくる時期です。網戸枠の汚れや戸車、建付けなども含めてメンテナンスの時期と考えましょう。
全窓網戸張り替え:2万円

⑪畳の表替え・・・20年
厚みが15mm程度のうす畳は表替えできませんので新しい畳に取り換えです。
表替え6畳:1.2万円

⑫小型換気扇・・・20年
24時間回しっぱなしの換気扇は、いずれ取り換えの時期を迎えます。
1カ所:0.6万円

⑬ガスコンロ・・・20年
コンロの五徳と魚を焼くグリルは使用の限界だと思います。また、コンロの火の大きさにバラツキがあるようでしたら取り換えましょう。
幅75センチガラストップ:12万円

⑭キッチン・・・30年
換気扇の油汚れ、キャビネットの破損など、そろそろ取り換えの時期です。取り換えの時にキッチンパネルも取り換えになると思いますので、思った以上に掛かります。
クリナップクリンレディーI型255センチ:70万円

⑮内装・・・30年
玄関や廊下、リビングなど、よく使うお部屋の壁のクロスは汚れやキズが目立つ時期です。天井はさほど汚れていないと思いますので、そのままでもOKですが、40年たてば下地が透けてみすぼらしくなります。
玄関~廊下+リビングの壁、量産クロス60㎡として:10万円

⑯外壁、屋根塗装・・・15年
2回目です。



いかがでしょうか。費用が大きいのは外壁の塗装で、それを考えますと毎月1万円の積み立てをするのが理想ですが、計画通りにならないことも考えられます。

家づくりにいくらまでなら掛けられるのか・・・。

家と同じように大切なこと・・・。

避けて通れない現実に直面した時、あの時のファイナンシャルプランに守られていることに気が付くでしょう。

ローン返済をお得にする方法もあります。住宅ローン減税も確実に助けてくれますが、それは、より安全な道を歩んだ上でのひとつの備えだと考えます。

はじめて家づくりをお考えの方にわずかばかりですが、ご参考になればうれしく思います。


以上で終わります。

最後までお読みくださりありがとうございます。

よろしければ他のブログも見ていってください。

それではまた。ご訪問ありがとうございました。


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