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はじめての家づくり⑫【契約の注意点】

2017-11-27 | 家づくり  ご相談 
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。

いつもご訪問して下さりありがとうございます。

今回は契約を交わす際の注意点についてまとめましたのでご紹介いたします。

建築工事の契約は「請負(うけおい)契約」と呼ばれています。

これは、契約書に書かれた条件で、綴じられた図面と仕様通りに家を建てます。という契約です。

建売住宅の「売買(ばいばい)契約」と違います。

契約書に綴じられる資料は主に次の通りです。

①請負契約概要書
②請負契約約款(うけおいけいやくやっかん)
③特定商取引法におけるクーリング・オフ記載書
④住宅瑕疵担保責任保険手引書
⑤工事工程表
⑥見積書
⑦地盤調査報告書(地盤補強工事見積書)
⑧諸費用概算書
⑨確認申請主要図面(配置図、仕様書、各階平面図、立面図、矩計図、電気設備図、給排水ガス設備図)
⑩敷地境界写真
⑪内観、外観パース
⑫ご選定建材画像
⑬照明プラン
⑭外構工事図面・概算書
このような資料を2部作り契約書とします。


契約を交わす時の注意点(確認すること)は次の通りです。

①請負者の名前と住所。
②税込の請負金額。
③支払い年月日とその金額の根拠。
④工事開始年月日と引き渡し年月日。
⑤建物の保証期間と内容。
⑥工事中の検査内容。
⑦引き渡しや支払いの遅れによる1日あたりの違約金額。
⑧工事中の事故や災害の解決方法。
⑨万が一解約する時の方法。
⑩建物図面とその仕様。
⑪未決定事項や特記事項、打合せ議事録の振り返り。

こうしてみると確認することはとても多いように見えますが、今まで見慣れた資料も含まれますので、その資料の確認は短時間で終わります。

その一方で、「請負契約約款」は、今まで目にしたことがなく、聞きなれない言い回しも多いので、前もって契約書を預かって、ひと通り目を通され、不明な点はためらわずに説明を受けておけば、契約もテンポよく進むでしょう。

契約後の追加や変更はあまり感心しませんが、契約までにパーフェクトという方もまずおられませんので、契約後に決め直すことは書面に残して共有しておきましょう。

言った、言わないという初歩的なトラブルは、契約前よりも契約後に起こります。特に電話での打合せは書面に残されにくいので、契約前までにまとめてスッキリさせましょう。

無事に契約が終わればいよいよ住宅ローンのお申込みです。


次回は住宅ローンのことも含め、工事着工、工事中のお話、はじめての家づくり⑬【工事中の立会検査】で。

最後までお読み下さりありがとうございます。

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それではまた。ご訪問ありがとうございました。



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