こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。
いつもご訪問してくださりありがとうございます。
今回は、「住宅会社の社長の家は自社で建てない」というお話しです。
住宅会社の社長はどこに依頼して家を建てるのか考えたことはありますか?
実際に何百棟以上も家を建ててきた人の自宅の建て方・・・。
そこに「いい家」づくりの手がかりがある。そうは思いませんか。
住宅会社の社長の家なんだから、自分の会社(自社)で建てるに決まってる。素直にそう思うのですが、実はそうではなさそうです。
自社の家では不満?それとも、ひそかに他社の家に住みたくてたまらない?
いえいえそうではなく、「自社の家を建てている職人さんに依頼」して建てるのです。
その理由は、最低限の予算で思い通りに家が建てられることに加え、豊富な経験を活かして、家づくりのリスクを解決させながら建てることができるからです。
つまり、
「最低限の予算とリスクで思い通りに建てる」
この家を「いい家」と考えているのです。
「いい家」と言ってもそこに住むご家族の暮らしに合うかどうかで決まります。暮らしが変われば「住みにくい家」にもなります。
職人さんに直接依頼して家を建てるのは、あまり耳にしなくなりましたが、「いい家」は職人さんの手で。一言で言えばそうですが、そのあたりを少し踏み込んでお話ししたいと思います。
■依頼先で工事費は変わる。
家づくりで真っ先にすることは予算決めです。お財布の中身を気にせずお買い物できる方はともかく、家づくりの前に済ませるべき課題は、きちんと予算を決めておくことです。
次に大事なのは予算の使い道、使われ方です。
渡されたお小遣いを無駄遣いしてお小遣いが足りなくなるように、せっかくの予算組みも、使い方次第ではすぐに底をついて「予算不足」になってしまうでしょう。
職人さんに直接工事えお依頼することは、最低限の予算で工事でき、「予算不足」というリスクは乗り越えられます。
直接の依頼だから安く済むという理由も考えられますが、安く済んだからと言って「いい家」になるとは限りません。そこにはもっと深い理由があります。
■いい家はどれだけ信頼できるかで決まる。
社長が直接職人さんに工事を依頼する理由。それは、「職人さんとの信頼」です。職人さんとの信頼がなければ、いい家は建てられない。これだけは外すことはできない大原則です。
社長から直接声を掛けられた職人さんはどのような気持ちになるでしょうか。おそらく、「最高の仕事をしてみせる」と意気込んだに違いありません。相手を信頼すれば自分も信頼される。「いい家」づくりの方程式がここにあります。
■カギを握るのは大工さん。
住宅は大工さんを中心に建てられます。その大工さんと心が通じ合う仲間の職人さんは、いい加減な仕事をしません。それが原因で大工さんの評判を落とすことにもなりかねないからです。大工さんと信頼を結ぶことで、基礎、屋根、外壁、サッシ、電気、水道など、すべての職人さんに信頼の輪が広がり、「いい家」に磨きがかかるのです。
■思い通りに夢をかなえる
完成後に満足するためには、そのご家族の希望が形になっていなければなりません。形づくるのはもちろん職人さんですが、職人さんは号令では決して動きません。信頼関係があればこそ、わがままな希望もかなえてくれるのです。
■家づくりのリスクは完成した後にやってくる。
家の不具合は引き渡される直前よりも、完成後のほうが圧倒的に多く、長期間不具合が起きにくい建材と工法を知り尽くしているのは、ほかならぬ職人さんです。
また、完成後の自然災害や想定外の破損事故を直してくれるのも職人さんです。
それゆえ、完成後も職人さとのつながりを保つことは、いざという時に頼りになり、掛かる費用も最小限に抑えられます。
「いい家」は、完成した時よりも、完成後の安心した暮らしから実感できると思います。
以上で終わります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
ほかのブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
いつもご訪問してくださりありがとうございます。
今回は、「住宅会社の社長の家は自社で建てない」というお話しです。
住宅会社の社長はどこに依頼して家を建てるのか考えたことはありますか?
実際に何百棟以上も家を建ててきた人の自宅の建て方・・・。
そこに「いい家」づくりの手がかりがある。そうは思いませんか。
住宅会社の社長の家なんだから、自分の会社(自社)で建てるに決まってる。素直にそう思うのですが、実はそうではなさそうです。
自社の家では不満?それとも、ひそかに他社の家に住みたくてたまらない?
いえいえそうではなく、「自社の家を建てている職人さんに依頼」して建てるのです。
その理由は、最低限の予算で思い通りに家が建てられることに加え、豊富な経験を活かして、家づくりのリスクを解決させながら建てることができるからです。
つまり、
「最低限の予算とリスクで思い通りに建てる」
この家を「いい家」と考えているのです。
「いい家」と言ってもそこに住むご家族の暮らしに合うかどうかで決まります。暮らしが変われば「住みにくい家」にもなります。
職人さんに直接依頼して家を建てるのは、あまり耳にしなくなりましたが、「いい家」は職人さんの手で。一言で言えばそうですが、そのあたりを少し踏み込んでお話ししたいと思います。
■依頼先で工事費は変わる。
家づくりで真っ先にすることは予算決めです。お財布の中身を気にせずお買い物できる方はともかく、家づくりの前に済ませるべき課題は、きちんと予算を決めておくことです。
次に大事なのは予算の使い道、使われ方です。
渡されたお小遣いを無駄遣いしてお小遣いが足りなくなるように、せっかくの予算組みも、使い方次第ではすぐに底をついて「予算不足」になってしまうでしょう。
職人さんに直接工事えお依頼することは、最低限の予算で工事でき、「予算不足」というリスクは乗り越えられます。
直接の依頼だから安く済むという理由も考えられますが、安く済んだからと言って「いい家」になるとは限りません。そこにはもっと深い理由があります。
■いい家はどれだけ信頼できるかで決まる。
社長が直接職人さんに工事を依頼する理由。それは、「職人さんとの信頼」です。職人さんとの信頼がなければ、いい家は建てられない。これだけは外すことはできない大原則です。
社長から直接声を掛けられた職人さんはどのような気持ちになるでしょうか。おそらく、「最高の仕事をしてみせる」と意気込んだに違いありません。相手を信頼すれば自分も信頼される。「いい家」づくりの方程式がここにあります。
■カギを握るのは大工さん。
住宅は大工さんを中心に建てられます。その大工さんと心が通じ合う仲間の職人さんは、いい加減な仕事をしません。それが原因で大工さんの評判を落とすことにもなりかねないからです。大工さんと信頼を結ぶことで、基礎、屋根、外壁、サッシ、電気、水道など、すべての職人さんに信頼の輪が広がり、「いい家」に磨きがかかるのです。
■思い通りに夢をかなえる
完成後に満足するためには、そのご家族の希望が形になっていなければなりません。形づくるのはもちろん職人さんですが、職人さんは号令では決して動きません。信頼関係があればこそ、わがままな希望もかなえてくれるのです。
■家づくりのリスクは完成した後にやってくる。
家の不具合は引き渡される直前よりも、完成後のほうが圧倒的に多く、長期間不具合が起きにくい建材と工法を知り尽くしているのは、ほかならぬ職人さんです。
また、完成後の自然災害や想定外の破損事故を直してくれるのも職人さんです。
それゆえ、完成後も職人さとのつながりを保つことは、いざという時に頼りになり、掛かる費用も最小限に抑えられます。
「いい家」は、完成した時よりも、完成後の安心した暮らしから実感できると思います。
以上で終わります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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