季節のレシピ “旬を食べる” 

その季節の旬菜を美味しく料理することとレシピを記録するブログです〜

春夏秋冬[秋分の日]

2024-09-22 20:05:46 | 日記
 秋分の日になりました。
猛暑もひと段落、ほっとするも今年はあと3月。待ち遠しい気分と追われるような気分と。
ともあれ、季節の移ろいを楽しみ、旬の美味しいものを楽しみ(私は作るという楽しみも有り)、ゆっくり時間の流れを感じられるようになりました。季節の移り変わりは美しい(美味しい)ものです。

秋の彼岸です。おはぎを作ります。
夫は牡丹餅でもおはぎでも大好きです。お彼岸、お盆に関係なく見ると食べたくなって買ってきます。通年昼食、夕食で食べます。
私はお彼岸とお盆。春秋の彼岸にはできる限り手作り。

勿論これに餅米。
餅米だけで炊くと潰す必要がなく もちもちつぶつぶが良いのです。
小豆と枝豆と黒胡麻はこんな感じになりましたよ

炊けた餅米を丸めてそれぞれで包みました。餅米2合分です。

出来上がり。
仏壇にお供えし、あとは美味しく食べます。

夕飯はこんな感じです。
おはぎと旬の食材を調理しました。
栗と豚バラの甘煮、焼き茄子の胡麻和え、無花果のコンポートです。









春夏秋冬[中秋の名月]

2024-09-17 21:11:00 | 日記
9月17日は十五夜。
中秋の名月ですね。
いま本当に綺麗にお月様が見えます。
写真はお上手な方にお譲りすることにして、十五夜のお供え物を整えました。

家の近くを歩き回りながらススキを探しましたが、年々見当たらなくなっています。やっと見つけたススキです🌾

秋の実りの里芋、栗、さつまいもです。夕飯にはこれらを茹でて食します。

この時期に出てくる生落花生を塩茹でしたものです。
これは一応月餅のつもり。型が無いので、餡を皮で包み、丸く平たくして焼き菓子にしました。餡には胡桃と胡麻、塩少しと胡麻油を入れて練っています。
お月見団子です。15個あります。

里芋はきぬかつぎになりました。
茹で栗です。









春夏秋冬【重陽の節句】

2024-09-09 17:47:18 | 日記
 9月9日は五節句のひとつ「重陽の節句」です。
五節句はそれぞれ季節の節目となる日に健康や幸福を願うための行事で、特に重陽の節句は長寿を祈る節句のようです。
「栗の節句」または「菊の節句」とも言われて行事食は栗と菊。
栗おこわに、菊のお吸い物、菊の酢の物、菊酒を添えてみました。
栗は先週あたりから店頭に並び始めましたが、さすがに菊は見当たりません。旧暦(10月初旬)ならば菊花が並ぶと思いますが、さすがに今はまだ早いのかも。今回は干し菊を使いました。干し菊は生の菊に香りでは負けますが、湯がいた後の歯ごたえが楽しめるように思います。
主菜には今が旬の茄子の肉味噌田楽と秋刀魚の梅干し煮を載せました。

 栗おこわ(餅米2合、白米1合、黒米大さじ1、栗)
 菊のお吸い物は(鶏胸肉、わかめ、菊)


菊とオクラと人参の酢の物
菊とオクラはそれぞれお湯に酢と塩少々を入れてさっと湯がき冷水に取る。人参を千切りにして塩で軽くもみ塩分を水で流し、三杯酢で和える。


茄子の肉味噌田楽
水茄子を縦半分に切って、フライパン(揚げ油を3cm程度)に茄子を入れて柔らかくなるまで両面焼く。肉味噌を作ってかけるだけ。


秋刀魚の梅干し煮
長ネギ(1本)、ショウガ(3~4切れ)を切って鍋そこに入れ、頭と内臓を取って良く洗った秋刀魚(3~4尾)を3つに切って鍋に入れる。酒、醤油、みりん各大さじ2、砂糖大さじ1、お酢200cc、水200cc、梅干し(2個)を入れて25分煮ました。


秋刀魚が店頭に並び始めました。初物はやはり塩焼きでいただきました。美味しいですが、旬と言っても走りの秋刀魚は、脂の乗りが少々足りない。この時期の秋刀魚をさっぱり梅干しとお酢で煮て骨まで食べるのも美味しい食べ方です。

菊酒
浦霞は美味しいお酒ですが、この美味しいお酒の中に菊を入れてお冷やしておいたものです。





春夏秋冬【夏から秋へ】

2024-08-29 18:53:42 | 日記
 8月末 まだまだ暑い毎日ですが。
最近は午後6時も過ぎれば夕暮れ時。日の入りが早くなり、太陽に熱せらる時間が短くなったせいか午後8時、9時には涼しい風を感じることが出来るようになりました。
そんな毎日の中 露地栽培のカボスが八百屋さんに並んでいました。8月から10月頃が旬。カボス胡椒を作るために待っていたのです。
5月半ばに庭先に植えた青唐辛子の取り入れ時になり、カボス待ちでした。

 材料はこの3品。
カボス(10個分程度)はよく洗い水気を拭き取り、皮を切り取りフードプロセッサーか、より滑らかさが欲しいときは摺り下ろす。
以下の材料をフードプロセッサーに入れて十分に攪拌する。
①カボス ②カボスの量の15~20%の青唐辛子(へたと種を取ったもの) ③(カボス+青唐辛子)の量の20%の塩
煮沸消毒した保存容器に入れて一週間程冷蔵庫で寝かせる。


青唐辛子を取ったあとの葉唐辛子は佃煮になりました。

葉をさっと湯がいて、水に取り、水気を絞ってから醤油とみりんで味付けです。唐辛子を2本入れました。


元々は、青ゆずと青唐辛子でゆず胡椒を作る予定でした。何件スーパーを回っても青ゆずがありませんでした。
なかなか出回らないようで、柚を自分で栽培するか諦めるか思案していたときに袋詰めになったこの地域で収穫された露地栽培のカボスに出合いました。柚でなくてもカボスでも良いかなと思い、ネットで調べるとカボス胡椒のレシピが沢山ありました。それ以来、夏にカボス胡椒、12月に黄色い柚でゆず胡椒を作っています。
このカボス胡椒は、とても爽やか風味で9月~10月まだまだ暑い時期に美味しく食べられます。





春夏秋冬【明日から処暑】

2024-08-21 13:46:55 | 日記
明日から処暑です。
処暑になると夏の暑さもおさまるはずが・・・
暦とは異なりまだまだ外で動き回るには暑すぎ毎日。9月過ぎまで要注意です。そんな中朝夕の風に心地良いものを感じたり、秋明菊の蕾が膨らんできているのを見つけたり、日の出が遅くなり日の入りが早くなり、そこここに秋へ移ろうとしているのを感じます。

処暑の頃 旬の野菜は「さつまいも」
次第に昼夜の寒暖差が大きくなる時期、食物繊維が豊富なさつまいもは体調を整えるのに効果的。
いつもはレンジで簡単に作りますが、今回は子供の頃母が鍋で作ってるれたようにふかし芋を作りました(鍋に蒸し器を入れて中火で加熱する。ゆっくり加熱することで甘さが増します)。

処暑の頃、秋の訪れとともに夏の疲れが出てくるとき、体を労りながら栄養豊かで夏バテ防止になるような料理のいくつか。
因みに夏バテ防止三大食べ物は焼肉・うなぎ(前のブログで紹介)・天ぷらだそうです。
【夏バテ防止】
☆発酵食品キムチとコチュジャンで焼肉を食す サムギョプサル

鉄板に三元豚バラ厚切り(10mm弱)を並べて、グリルで8~10分。
キッチンばさみで適当な大きさに切りました。タレはコチュジャンにお酒(我が家は辛みに弱いのでお酒と同量のみりんを加えています)を加えてレンジで1分弱。
新鮮なサンチュが見当たらず


☆ニンニクと梨で煮込んだスペアリブ

鍋に水とスペアリブを入れて茹でる。沸騰したら茹でこぼす。
再度肉が被るほどの水、くず野菜、青い部分のネギ、ローリエを入れて20分程度中~弱で煮る。
茹で上がったら、肉を取り出して、鍋をよく洗い流す(肉のゆで汁は漉して再利用可能)。鍋に肉、ニンニク(3~5片 多めに入れて元気)、くし切りの梨(1個分)、水(200cc)、調味料(肉500gに対して醤油(大さじ3)、酒(大さじ2)、みりん(大さじ2)、砂糖(梨が入るので小さじ1 梨が無いときは大さじ2)中火で20分程度煮る。
スペアリブと梨を盛り付け、茹でたアスパラガスを添えてます。
スペアリブは柔らかくてジューシーな仕上がりになりました。

☆水分豊富な冬瓜の柔らか味噌煮
冬瓜は体の余分な熱と水分を取り除き、必要な潤いを補ってくれます。

6月末から冬瓜料理を掲載したくてうずうず。
7月末にやっと冬瓜が手に入りました。
冬瓜(1個)皮を厚めにむく。鶏もも(1塊)を一口大に切り分け、鍋の底に皮目を下にして敷き、その上に味噌50gと砂糖10~15gをばらばらと載せ、その上に冬瓜を敷き詰める。蓋をして中火で10分煮る(冬瓜の水分で蒸し煮になる)。蓋を開けお酒(200cc)とだしの素を振りかけて更に煮る。お好みの柔らかさまで煮て出来上がり。冬瓜の美味しい出汁になっているのでこのまま楽しめますが薄味の時は七味やゆず胡椒を足して下さい。白鬚ネギを添えてます。

ご報告
梅干し(写真は昨年つけたもの)と初めてのらっきょ漬け(この夏美味しく食す)
6月初めにつけた梅はキッチンの床下収納で保存され、しっかり紫蘇の色もつき、カビもつかず7月29日から三日三晩の天日干しになりました。7月末は3日続きの快晴の日が無くて結果4日間になりました。8月早々1晩梅酢に戻したのち熱湯消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で来年の正月あたりまで寝かせることにしました。
天日干し後の梅→梅酢に戻したもの→冷蔵庫に