毎年恒例の仙台同僚の会
私が仙台勤務していた今から十数年前に、芋煮会というのを初めて経験しました。河原のほとりで
食べて、飲んで楽しい集りでした。ここ7~8年は、そのころの同僚のOB会ということで毎年今頃、
集合して芋煮会をやっています。次に旅館で宴会、カラオケを遅くまでやるのが恒例になりました。
なつかしい仙台駅です。 3月11日は天井が落ちました。
芋煮会会場は、秋保温泉郷の名取川の河原です。 ここは会場の受付です。
河原に着きました。平日なのに先客が大勢います。
幹事さんの仕事はまず火を焚く炉の場所確保と火起こしです。
材料と味付けのやりかたで、山形流と宮城流があります。幹事さんの出身地によりどちらか決めます。
今日は宮城流で材料は里芋、豚肉、野菜、豆腐、うどんなどで、味付けは味噌です。これが山形流だと
里芋は共通で、肉は牛肉、味付けは醤油味に変わります。
幹事さんは食材から、鍋、薪などすべて準備します。毎年ほとんど同じメンバーなので、火起こしの
上手な人、重いビール、酒を運ぶ人、味見をしてうまいものに仕上げる人、それぞれ役割が決まって
います。
火が付いたら、大鍋に材料を入れて後は当番まかせ。そろそろ我々は、ビールとか日本酒に入ります。
完全に出来上がりです。
味噌仕立て、味は上々です。BBQとはまた違った趣があります。
宴たけなわです。
日本酒は私の一番好きな一ノ蔵にしてくれました。 夜の宴会でも日本酒は一ノ蔵でした。久しぶりに
沢山飲みました。
隣の若いグループの女性が調味料かなにかを借りにきました。我々の誰かがいっぱい飲んでいきなよ
と言ったら、飲みました。2割くらいしか残っていませんでしたが、ラッパ飲みで全部飲んでしまいました。
堂々と戻って行きました。
河原はあっちからこっちまで満杯でにぎわってます。今日参加したメンバーは大震災で全壊から
一部損壊まで皆かなりの影響を受けました。でもみなさんそんなのに負けないですごく元気でした。
今回元同僚が22名集合しました。私ともう一名は宮城県外から20名は全員、今回の大震災の影響
を受けました。幹事さんの進行で宴会の初めに一人づつ、3月11日その時何を考えたか、あるいは
どう行動したかを述べました。 ①仕事に行っている家族の安否と連絡。 ②遠くの友人の食糧援助に
感謝。 ③過去の経験(数十年前の三陸沖地震)が役立つ。などで弱音を吐く人はいませんでした。
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