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牧野けんじ 江戸川区議会 一般質問

2023-02-23 09:16:00 | 区議会
#牧野けんじ #一般質問 #日本共産党 #江戸川区議会 
東京都江戸川区では、令和5年2月15日から3月24日までの期間、第1回定例区議会が行われています。
2月20日(月曜)と21日(火曜)は、本会議質問があり、2月21日の本会議で、牧野けんじ区議は一般質問を行いました。
1. 江戸川区スーパー堤防整備方針について
(1) 検証の必要性について
答弁/粘り強い堤防は決壊するまでの時間を少しでも長くするもの。高規格堤防は決壊しない堤防。その整備は必要不可欠である。実施してきた場所ごとの検証はしてきた。
(2) 見通しのない方針は撤回し、現実的な対策を
答弁/現在の堤防の強化など、重層的な対策が必要。その中で、命と財産を守る為の高規格堤防。方針撤回は考えていない。
2. 震災対策への区の取り組みについて
(1) 感震ブレーカー設置の必要性および区の独自支援について
答弁/感震ブレーカーの設置は震災対策に有効な手段である。都の動向を注視する。
(2)地域の要望等も踏まえて、公園空白地域での用地確保を
答弁/公園は防災機能を持つ、これからも確保していきたい。今までも、地域からの要望を聞きながら、公園をつくってきている。
3. 生活保護制度の周知と実施について
(1)「生活保護の申請は国民の権利」と周知するポスターの作成、活用を
答弁/これまでもホームページ、Twitterなどで周知している。今後も効果的な周知を検討していく。
(2) 扶養照会について、よりわかりやすい運用を
答弁/照会を適切に実施することは重要。事例を示しながら説明するなど、よりわかりやすい運用を検討していく。
4. 英語スピーキングテストの問題点について
(1) 受験者からも不公平を指摘されたテストについて、入試活用および実施そのものも一旦中止すべき
答弁/都立高校入試については、意見を述べる立場にないが、課題点や問題点を都に伝えていく。
(2) 昨年のテスト実施に関して、生徒・保護者・教員らからの聞き取り等、区としての調査や課題のとりまとめは
答弁/学校を通して、子どもの声は届いている。教員からも聞いている。課題は都にも伝えている。
(3) 英語教育のレベルアップは、授業の充実で。そのための区費講師の配置を
答弁/区費講師の配置は考えていない。
〜意見〜
感震ブレーカー、区独自の支援を検討してほしい。
空地利用による公園空白地域での用地確保を。
〜再質問〜
⚫︎生活保護、ポスターを使っての周知も検討するのか?現時点での考えは。
答弁/ポスターにとどまらず、様々な手法で周知を図っていく。
⚫︎高規格堤防は、完成形状を満たして、初めて決壊しないという効果が発現すると会計検査院も指摘している。現時点では、決壊しないという効果があるとは言えない。
区のスーパー堤防整備方針には、何年間でどのくらいの区間の堤防を造るのか示されておらず、そもそも検証のしようがない内容。
様々な対策をしていくというが、同方針の内容はそのままに、撤回もしないとなると、結局はスーパー堤防に優先的な位置付けをしていることになるのでは?
答弁/現在の堤防に出来る対策として、堤体や堤防下の地盤の浸透を防ぐ工事などを実施してきている。決して、高規格堤防(スーパー堤防)だけではない、優先ではない。その他の堤防も検討した上で行っている。
⚫︎英語スピーキングテストは、音漏れなど多くの問題点がある。入試に使うことはアウトと指摘されている。
都は、保護者からの疑問などに、まともに答えず、根拠なく「問題はなかった」とし、全く責任を果たしていない。
都と一緒に実施していくという立場だとしても、万全な準備、公平性が保障されるまでは中止をするよう、都に求めるのが、区の責任では?
答弁/自治体の中で一番というぐらい、都に意見を伝えてきている。生徒に最も良い環境でテストを受けてもらうようにすることで、区として責任を果たしていく。