【要旨】
タイの生命保険市場は近年、世界平均や新興国平均を上回るペースで拡大しています。
経済成長による中間層の増加に加え、政府が保険料控除枠を拡大することによって民間保険への加入を推奨していることが主因と見られます。商品別に見ると養老保険を代表とする貯蓄性商品と、保障性の終身保険が中心になっています。
国際金融市場において新興国の財政健全性が重視されることを考慮すれば、同国において少子高齢化が進む一方で公的社会保障制度の整備が遅れる状況は続くと見られます。
従って、今後も政府が自助努力として民間保険への加入を勧めていく可能性は高く、タイの生命保険市場は中長期的な拡大が続くと見込まれます。
タイの生命保険市場の収入保険料のシェア(2014年末時点)を見ると、上位5社が全体の7割、上位10社が全体の9割を占めている。また大半の生命保険会社が外国資本との関係を持っており、上位5社を見ると香港系AIA、Muang Thai Life(ベルギー系保険会社Ageasが約31%出資)、Thai Life(明治安田生命が15%出資)、Bangkok Life
(BLA、日本生命が24%出資)、Krungthai AXA Life(フランス系保険会社AXAが45%出資)となっている。
SCB Lifeは6位。
(3/15、ニッセイ基礎研究所レポート)
BLA
今のところ、生命・損害保険株は保有していません。
業界の状況がよくわからないから。
明日から、また仕事か。
押してね!
タイの生命保険市場は近年、世界平均や新興国平均を上回るペースで拡大しています。
経済成長による中間層の増加に加え、政府が保険料控除枠を拡大することによって民間保険への加入を推奨していることが主因と見られます。商品別に見ると養老保険を代表とする貯蓄性商品と、保障性の終身保険が中心になっています。
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従って、今後も政府が自助努力として民間保険への加入を勧めていく可能性は高く、タイの生命保険市場は中長期的な拡大が続くと見込まれます。
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(BLA、日本生命が24%出資)、Krungthai AXA Life(フランス系保険会社AXAが45%出資)となっている。
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