公人になると慎重にならざるえないのはわかるような気がするけど
来るもの拒まず、去るもの追わずでもいいのではないだろうかと思う今日この頃。
公人になると慎重にならざるえないのはわかるような気がするけど
来るもの拒まず、去るもの追わずでもいいのではないだろうかと思う今日この頃。
人が生きていくということは、決して楽なことではない。
それどころか、人生というものは苦しみ、苛立ちや鬱屈に満ちているような気もする。
しかし、そんな日々を、うつむいて嘆いてばかりいるわけにいかない。
一瞬、一瞬を、自分でおもしろく生きる工夫をしなければ仕方ないだろう。
一瞬がかわれば一日が変わる。一日が変われば一年が変わる。そんなふうに自分に言い聞か
せながら、今日まで生きてきた。
なんとなく怪しい時代である。
「味気なき世をおもしろく」と、つとめてそうおもいつつ毎日をすごしている。
……あとがきより引用。